簡素が凝縮となるように
昨日にもまして本当に暖かい。いきなり春爛漫。
昼、真宗教団連合東京支部の広報会議。
浄土真宗を名乗る教団は数多くあるが、その中で比較的歴史のある教団が10集まり、教団連合を作っている。そこの広報委員会で派を超えてまず広報すべきことは何だろうと検討してきた。
その結果、予算も限られているので、一般社会への働きかけはちょっと力不足。まずターゲットを葬儀業界にしぼることにした。業者さんに浄土真宗の葬儀のあり方を理解していただこうと。
葬儀のありようは年々変化している。大規模なものは本当に少なくなり、家族だけで勤めるケースが主流になっている。
そういう中で葬儀の意義が問われてくる。僧侶と遺族の距離が近くなるために宗教性が高まるべきところなのに、簡素化が往々にして省力化軽視化に転じてしまう。その責はいうまでもなく僧侶側にある。
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