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クレーマー白星

うちのコピー機を替えました。
今度の機械はFAX機能付き。今更?という感じですけど。
でもこれまで、うちの非力なFAXのゆえにわざわざpdf変換して送ってくださった方々、これからは紙のままで送っていただいてけっこうですので、よしなにどうぞ。

昨夜、九州から戻ったら、愛機iBookが帰ってきていました。
液晶画面の再修理に加えて、問題の欠損も直されています。もちろん無償で。
今回のMac修理に関しては、おかげさまで私の主張が全面的に通りましたです。電話の様子では向うも納得はしていない様子でしたが、こちらの主張にはそれなりの根拠があることを認めていただきまして。というか、水掛け論に時間をかけることのコストを考えた結果のようですが。
結果として、対応に不満はなくなりました。がしかし、大事なものの修理を頼むときは、ピックアップ&デリバリーではなく専門業者に出向いて対面修理にすべきというのが今回の教訓。幸い東京というこれ以上ない環境にいるんだから。

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開眼

九州3日目。

今日のメインは九州国立博物館。
ここの敷地は天満宮の寄付によるという。そのため、入口は天満宮への長い参道を通った奥にある。長い長いエスカレーターの上に現れたその建物は・・・正面全体がガラスに覆われ、向かいの竹林と青空をそのまま映し上げる。中に入ると、高い高い天井を支えるのは曲げられた木の梁。・・・なんか、やりすぎじゃないすか。いくら土地代が浮いたからといって。

ここではつい先日まで『本願寺展』が開かれており、現在は1月1日から始まる『京都五山 - 禅の文化展 - 』の準備中。だから常設展示だけを見学。それでも、昨日の吉野ヶ里遺跡に通じる、九州ならではの展示は趣深い。

夕方、福岡空港で早めの夕食。九州に来たからには一応、と、とんこつラーメンにする。しかしこれが失敗。味はたしかに美味しかった。が、夜中まで胃がもたれてしょうがない。なぜだ。私は決して油ものは苦手じゃないし、ステーキなら必ずサーロインなのに。もたれる原因って油だけじゃないことに開眼。

私、この旅行でいまさらながらに開眼したことがもうひとつ。
焼酎っていいわ。見事なくらい完璧に翌日に残らない。いや、そんなに飲んだわけじゃないすけど。でも、これからの季節、特に宴会時は焼酎にしよう。

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気持ちは

九州2日目。
佐賀県鳥栖市の九州龍谷短期大学へ。静かな緑地帯に静かなキャンパス。聞けばちょうど学生たちは研修旅行のために不在。その中を案内していただいた。
非常に造形が美しい校舎は県の賞を受けたとか。「でもその分、メンテナンスがやりにくい面があるんですよ」ああ、それはあるかもしれませんですね。

午後は同じ佐賀の吉野ヶ里遺跡へ。
時期のせいか時間のせいか、観光客がほとんどいない。主祭殿、倉庫、竪穴式住居、物見やぐらなどなど、弥生時代の集落を再現した広ーい歴史公園がほぼ貸し切り状態。ただただ和めます。気持ちはすっかり弥生人。いや、かの時代だってもうちょっと人はいただろう。
この公園はまだまだ整備&増築中。

地方の町ではどこでも、路上に人を見かけることは本当に少ない。店内はそこそこ賑わっていても、移動はほとんどが車のため。
そんな中で、唯一路上で人を見ることが多いのはパチンコ店の開店前。
ここも並んでらっしゃいます。全国各地と変わりなく。
私はパチンコは生涯でも数回したきり。大勝ちも大負けも経験していない。だからいまだに分からないんです。早朝から寒風の中で並んでまでしたいというその情熱というか気持ちが。
弥生人の気持ちの方がまだ近そう。

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全方位

本日から九州へ2泊の研修旅行。

私は旅行をあまりしない。2泊以上となると、年に1回あるかどうか。だから準備も慣れていない。
2泊の今回も、朝になって途方にくれている。本を何冊持っていこうかと。
私のバッグには常時本が最低3冊。たいがいはそのうち1冊だって読み終わることはないのだが、でも3冊は持ち歩かないと落ち着かない。
それが3日分。単純に×3で9冊というのは見た目にもバカだ。じゃあ7冊でどうだ。おい、いつも3冊持っていっても読むのは1冊程度だろう。で、6冊に落ち着く。
じゃあどれにしようと熟考の末に選んだのが時事関連の新書3冊にエッセイ、小説、仏教書。広い方位のセレクトをしてみました。なあ、こんなことに悩む時間があるんなら本でも読めよ。

飛行機で長崎へ入る。まず本願寺派のお寺へ。
本堂は並の別院以上の大きさだが境内はさほど広くはない。
ここは以前から保育園を経営している。その並びには子育て支援センター、その脇にはボーイスカウトの部屋。そして加えて最近、高齢者のグループホームを開設した。
・・・これに助産師が加わればまさにゆりかごから墓場まで全方位サポートですな。

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業務連絡

ご連絡いたします。
私、明日27日の朝から29日の夜まで東京を離れます。
その間、Macでのメール受信ができません。
緊急の連絡は携帯電話か携帯メールにお願いいたします。

愛機iBookに不具合が発生し、さらに修理段階のトラブルのためiBookが手元を離れてもう1週間。こんなに長くMacを持ち歩いていないのは、私のMac人生十年ぶり。
私の元に初めてノートタイプのMacが来たのはたしか12年前。PowerBook550c。その後、PowerBook2400c、PowerBookG4、iBookG4と、私のデイパックの中には常にMacがいた。
それが今、いない。デイパックが不自然に軽い。大いなる不在。外出先ではメールチェックはおろか短い文章を書くことさえできない。それだけMacに依存している私。

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カタブツ

夕方、近郊のお寺の総代研修会に出講。
テーマは戦後60年の教団の歩みについて。
研修会後の懇親会で、隣に座った総代さんが私を評して「カタブツですねえ」。
はあ。すみません、つい堅い話になってしまって。それにもかかわらず熱心に聞いてくださってありがとうございました。
しかし、「カタブツ」なる言葉、10年ぶりくらいに聞いた。

帰り、夜の首都高を走る。3連休最終日のせいかふだんの日曜日より交通量が多い印象だがでも流れている。気持ちよさのあまりつい遠回り。川沿いに走る首都高を、夜景を楽しみながら。
すんません、無駄にCO2を排出してしまいました。

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愛はあるんだが

昨日、報恩講でうかがったお寺の坊守さんからお電話があった。「輪袈裟をお忘れではありませんか?柄は紺地にベージュの模様で、お数珠は茶色です」

え?あの時、私、どんな柄の輪袈裟をしていったっけ。んー、しばし考えたがまるで思い出せない。しかしそれ以前に私、紺地にベージュの輪袈裟は持っていないよなあ。私ではないと思います、と電話を切った。

その後に箪笥を探してみる。ふだん頻繁に使っている紺地の輪袈裟がない。え?でも、模様はベージュだったか?金色じゃなかったか?んーーー。
けっして何本も使っているわけじゃない、ふだん遣いはせいぜい3本なのに、そのうちの1本の柄の記憶に自信がない。

私、以前、電車の中で傘を忘れ、遺失物置き場に行ってこれこれの柄の傘ありませんか、と尋ねたところ、目の前に忘れた傘が届いている。しかし今私が説明した柄とはかなり違う。いぶかる駅員に対して、いや、本当にこれなんです、と少々強引に返してもらったことがあった。
覚えていないのは愛がない証拠?いやそんなはずはないんだが。

お寺に電話をする。すみません、先ほどは違うと言いましたが、やっぱり私のみたいです・・・。

ご迷惑おかけしてます。いろいろと。

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1ヶ月

午前と午後、2カ寺の報恩講に出仕する。
控室ではちょっとヘビーな話。みんなそれなりに苦労してます。

近所にTSUTAYAができて1ヶ月。応援の意味もあって、ここで買える本はなるべくここで買おうと通ってはいるが・・・もう少しがんばってください。
あいかわらず書籍コーナーに人がいないのは、ここの住民のせいばかりとは言えなくなってきた。棚の作り方があきらかに的を外している。なんでこんなに楽譜コーナーをいっぱいとっているのでしょうか。
平積みコーナーだけでも、八王子南口のあゆみブックスやくまざわ書店や喜久屋書店を参考していただけるといいのですが。もともとTSUTAYAは他の支店も本には力を入れていないので難しいとは思いますが。でもまだ見捨てません。

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昔ながらの喫茶店にて

もの書きでありDJでもありお母さんでもある村椿菜文さんと長話。
インタビューという形では3回目。以前のはこちらにまとめられています。

「被害者意識」と「消費者感情」がいろんなことを歪ませている、という話から始まって、「頭で分かる」ことより「腑に落ちる」ことの方ががずーっと大切で確か、などなど。
話すことで初めてまとまる考えもあるんですね。

話をした場所は築地の喫茶店。おそらく70年代から改装していなさそう。渋味を醸し出すにはいたっていない中途半端に古びた感じで全然おしゃれじゃないんですが、増殖しているチェーンのコーヒー店よりずっと落ち着きます。というのも客が少ないからか。お店には申し訳ないんだけど、このくらいの客数を維持していただくことを望みます。そのかわりに売り上げには積極的に貢献すべく、コーヒー、2回おかわりしました。

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すべきは

某会議にて。

敵を間違っている。君の敵は彼らじゃない。

ケツを叩くのはいい。だがそのように糾弾したところで得られるものはあまりに貧しい。君だってたぶん不満のみが残ったはず。ならどうする。

すべきは共闘。それがいやならせめて利用。自分はこちらから撃つ。あなた方はあちらから攻めていただきたい、と。

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『光の海』

マンガです。小学館フラワーコミックス。本日入手、即読了。
特にマンガ評において私が全幅の信頼をおくライター、前原政之氏のブログでこの作品を知りました。作者の小玉ユキも全然知らなかった。知って良かった。

人魚と人間の交感の物語。短編の連作。
人魚があたり前にいる世界。しかしそこでも人間にとって人魚はまったくの異物であることがあたり前。決定的な断絶を抱えながらの関係紡ぎの中で、人は見知らぬ自分と出会う。

連作の第1作の主人公は若い僧侶。浄土真宗(たぶん本願寺派)ですよ。

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学びあう夜

夜、町田にて、PHD協会の留学生との交流集会。毎年この時期の恒例。始まってからもう10年くらいになるか。
ことしはインドネシア、タイ、ビルマから。3人ともこの春に日本に来た。来年の3月まで有機農業や保健衛生を学ぶ。
驚くのはみんな、日本語をかなり使えていること。完全な日本語環境の中にいるのと明確な目的意識があるとこうなるのか。

ビルマからの研修生に先の民主化デモについての感想を聞くと「とても心配していた」。今回は彼女の出身村は荒れなかったそうだが、20年前の民主化運動の時は彼女の村もその渦中にあり、軍の発砲により家族や隣人の多くが傷ついた。その恐怖は今も彼女から去っていない。

PHD協会の活動のユニークな点は、研修生に技術を習得してもらう上で、日本の負の面をも学んでもらうこと。彼らの率直な日本への感想からこちらが学ぶことも少なくない。

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お薦めは?

午前、近くのスーパーで、地域で子どもを見守ろうという趣旨の「ピーポくんキャンペーンを行う。
好天でしたが気温が低い。日差しがあるところは幸せ。日陰が多い中で凍えながらピーポくんチラシ付きのウェットティッシュを配る。
賑やかしに今回は着ぐるみが4体用意された。ピーポくん、リス、ライオン、そしてロボット。
ロボット担当者から後で聞いたところでは、着ぐるみの中は通気が悪く、熱中症の一歩手前だったとか。寒い気温が幸いしましたか。お疲れ様でした。

小学校の連絡網を携帯メールにしようと一学期から話は出ているがなかなか進んでいない。私のせいです。ついつい後回しにしてしまってて。
現在ある連絡網は緊急時にはあてにならない。固定電話ではなく携帯電話番号にしてもどこかで滞ってしまう。
で、探してみると案外あるもんですね。携帯電話の連絡網サービス。メールに広告が入ると無料のものも少なくない。
でもどれが使い勝手がいいか分からないー。誰か強力な押しというか推薦をいただけませんでしょうか。

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町会会館で延々6時間

朝、肌寒い。法事に備えてストーブと本堂用ホットカーペットを出す。これが例年並なんだろう。寒いのは好きなわけじゃないがなんとなく安心する。

夜、小学校PTAのおやじの会。飲みながら語らう。

今回は町会の会館を使って。刺し身に鍋。腕自慢のメンバーが流し場に立つ。
鍋は塩、味噌、醤油に豆乳と、違う味をいろいろ取りそろえて。みんな美味ですー。

飲みながら進む話題は、おやじ主導での子ども対象の企画。
今この学区域では毎月第一土曜日に地域の方のご協力により子ども対象の講座を複数開いているが、新たにおやじの会担当のものを開かないか、と。

毎月でなくても単発でもいい、ということでいろいろ案が挙がる中で、「今の子どもは絶対に泥だらけにならないよな、おやじが率先して泥だらけになったらさ、子どもだってやりたくなるんじゃない?」かくして、田圃を使ってのビーチフラッグをやろうぜという話に。はたして実現しますか。

この会、毎回新しい面子が参加してくれる。誘えば応える人はまだまだいるはず。子どもを媒介にした男のつながりは化ける可能性かなりありと見る。

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クレーマー失格

先日修理をしたiBoookがまた不調。修理前とまったく同じ症状。
電話にてアップル修理サービスに再修理を申し込む。
例によってTake5の保留音を延々と聴かされる。肉声に替わったのは約15分後。
ここのシステムは、まず電話を取ったものが大体の要件を聞き、その後専門の担当に電話をつなぐ。でもねえ、そんな複雑なことを言ってるわけじゃないんで単に二度手間になってる気がする。

替わって出た担当者に再修理を頼む。そして、併せて、前回修理時に傷つけられたフレームの修理も頼む。しかしここで先方は頑迷な抵抗。直してください、とのこちらの要求に対して長い保留音の後「それは有償か、直さないでそのままのお返しとなりますが」え?あのー、そちらで傷つけたのを直してって言ってるんですけど。また長い保留音の後「私どももお客様の大切な機械をお預かりしていますので」は?何がいいたいの?「傷つけるということはありません」あのさ、あなたがそう思うのはけっこうですけど、ミスする可能性はないというわけ?「はい」
その時点で電話をかけ始めてから約50分。完全にうんざりしている。クレーマー失格であります。
・・・あのですね、じゃあこれ、送りますから、実際の欠損を見て判断して下さい。通常に使っていたら絶対に欠けるはずのないところなんですよ、フレームを外そうとでもしない限り。

そこで一旦電話を切った。しばらくして先の担当者から電話が入る。「お客様のiBoookですが、こちらに到着した時には既に欠損していたとの記録が残っていますのでご了承ください」
・・・・前回、初めに修理を申し込んだ電話で、担当者から「修理希望箇所以外に外見に傷はありませんか」と尋ねられ、私は「ありません」と答えた。しかし、到着した機に欠損があった、となれば、その齟齬につきこちらに問合せをしてしかるべき。申告と違うがどうであろうかと。それをせず、クレームを受けてから、最初から欠けていたとの答。
私はこのiBookに動産保険をかけている。この欠損が送付前にあったのなら当然一緒に修理を頼んでますよ。保険を使って。

この欠損、本当に小さな傷で使用にも影響のないところなんで無視してもよかったんだけど、この応対を受けて少々こだわってしまった私。

さて、どう落ち着きますか。

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ハイ

築地本願寺報恩講、15日の夜は翌朝まで通夜布教がなされる。
私は毎年極力聴聞することにしているが、ここのところはさすがに朝までいるのは断念、本日も日が変わる前に退座した。

しかし今年は本当に暖かい。以前は通夜布教に欠かせないのが寒さ対策。暖房はもちろん入るが、ぶあついセーターと革ジャンもしくはダウンジャケットが私の必須アイテムだった。それが今晩は普通のシャツにジャケット。ご講師から「暖房を切ってくれ」とリクエストがあったそうだが、最初から暖房は入っていなかったとか。

深夜、車での帰り道、対向車でハイビームにしている奴がはっきり多くなった。これは先日の新聞等で、警察ではハイビームにするのが基本と指導しているという報道が影響していると思われる。ハイビームが基本だが、対向車がある時はローにすると。
しかし、現実には対向車がない道なんてない。うちのあたりの田舎でさえ。
ローが基本で、対向車がないという例外的な状況ではハイにするのが常識的判断。しかし「基本」の「ご指導」に忠実な方が案外多いようで。

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死の問い

昼、東京自殺防止センターにてレクチャーを受ける。
今回は手紙での相談に対してどのような文面を返せるかについて。

実際に、心身の苦痛を訴える文面を渡され、返信文を考えてみた。それを皆で検討する中で、参加者の一人が「それは死にたいということですか」という問いかけ文を書いていたことに小さな驚き。そう単刀直入な問いはなかなかできるものではない。が、聞けば、それは有効なのだという。

死を念頭に置いていると思われる人に対して特に近しい家族や友人は、死の話題をタブー化しやすい。それがかえって当人の疎外感を強めることがある。そこに、「あなたは死を考えているのですか」、と切り込むことは相談者を認めることであり、相談者との距離を縮めることになると。これは「死の問い」と呼ばれている。
だからといってもちろん、いつも単刀直入がいいわけではない。要は、相談者の訴えの元にある根本の訴えを意識すること。

レクチャーを担当して下さった西原由記子に多謝。その懐の深さに感服。

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宗教者間対話

昨日に引き続き宗教者間対話。本日は関係者中心のクローズにて。昨日のメンバーに加えて、仏教界から戸松義晴師、田中ケネス師、塚本啓祥師。
コーディネーターの岡野正純師は、冒頭からテーマを絞って進行する。まず、それぞれの宗教の、紛争に加担した歴史についてコメントを求める。

昨日は一般論的な発言しかしなかった各師から、現実の甚だしい不公正状態を踏まえた葛藤の思いがこぼれる。
実は彼の地では宗教者間では以前から交流はなされている。しかしそれが現実の平和に直結していないという忸怩たる思いが伝わる。
そこにあって、日本の我々および日本仏教ができることは何か。それについて3点、提案があった。平和のための仲介役として継続的に関ること。特に子どもを対象とした平和教育プログラムの構築。そして何より、彼らが孤立しているのではないことを不断に伝え続けること。パレスチナ民衆が、そして実はイスラエル民衆も抱える大きな枷は孤立感であり疎外感であり被害者意識なのだ。いずれも鍵は、継続。

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仏の顔も三度

築地本願寺の報恩講法要に出勤するため、車で向う。

首都高の外苑出口を出たところで携帯電話が鳴った。うちから。
「衣一式置いてあるけどいいの?」
・・・・またやっちまった。法要に向うのに衣経本一切を忘れてうちを出てしまった。これで3度目か。
時計を見ると、なんとかいけそう。戻ります。
結果、集合時間からは大幅に遅刻したものの、本番の法要には大過なく間に合いました。めずらしくたまたま余裕をもって出たのが幸い。無意識に何か予感をしていたのだろうか。って、予感していたんならそもそも忘れ物などしていない。

夜、「イスラエル・パレスチナの宗教・社会・平和」と題した宗教者間対話集会。アーユスは共催団体のひとつ。
パレスチナ問題に宗教者としてどう関わるか、彼の地からイスラム教シェイフのバラカット・ハサン氏、キリスト教司祭のジャマル・ハデル氏、ユダヤ教ラビのイェホヤダ・アミル氏をお招きし、パレスチナ問題へのそれぞれの立場を踏まえた考えを伺う。
しかししかし、時間が全然足りないー。パネラー同士の深めあいにまで至らなかった。同じメンバーで明日も行うので捲土重来。

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報恩講

延立寺報恩講。

予報では午後まで雨だったが、朝方の霧雨はまもなく上がり、曇り空ではあるものの暑くなく寒くなくの好天。お陰様で大勢様のお参りをいただきありがとうございました。延立寺作法に則って、華葩をわしづかみにして派手に散華しての法要を営みます。

池田行信師のご法話は、私たちを緊縛する被害・加害意識の超克について。私の中心課題とまるまる重なるもの。

お斎の後のアトラクションは西村ヒロ氏のブルースハープ。今日はギターとのデュオ。
古今東西の耳馴染みの曲が本堂に響く。ハープもこちらの胸中も泣いている。一時間があっという間。皆様、豊穰なひとときをお過ごしいただけたのではないでしょうか。

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ないのがいい

今、書斎のテーブルの上に何もない。・・・・美しい。

いつもはこの上は書類置き場。一応なんらかの分類をしたつもりの書類の山が三つほど、そして本、ビデオも山積みになって、机の表面は完全に覆われている。

年2回、この書斎はアトラクションの方の控室になる。そのために少なくともテーブルの上だけはお茶を出して失礼のないように片づけられる。

テーブルの上にあったモノは消えたわけではなく部屋の隅で一塊になっている。それらはあと数日すればもとの定位置に戻ってしまうだろう。しかし何もない机上は・・・・本当に美しい。これが維持されるよう少し努力してみようか。
やっと、モノがない美しさにひかれるようになってきた。なんていうのはウソ。仕事関係のモノが視界から消えてしばしホッとしてるだけ。

朝から雨。
これだけ降れば明日は上がってくれるとは思うんだが。西の方は晴れているようだし。

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高をくくられて

岐阜のお寺の僧侶研修会に出講。
東京の葬儀事情、特に「直葬」というのが増えているらしいがその実態を知りたいとのこと。
先日に葬儀社から取材したことを元に、簡略化が加速度的に進む東京の現状をお伝えし、そこにあって僧侶が今そして今後なすべきと考えるところを少しお話しする。

岐阜では通夜葬儀でまだ寺の意向が通るために、通夜は読経・法話が済んでから会葬者の焼香、そしてお斎となるとか。それなら法話もしやすかろう。

東京で葬儀の簡略化が進むことの根底にある第一は、施主側の消費者意識。儀式執行にかかる対価として現在(世間で言われているところ)の支出はつり合わない、という以前に、支出する意味が分からない、というところにある。
「消費者化」は諏訪哲二氏、内田樹氏が教育現場の荒廃の原因として挙げていることだが、葬儀・宗教現場でもまったく同じことが言える。
すなわち、消費者は自分が支出した代償として得られるものがどういうものかあらかじめ「分かっている」。鯛がほしいと金を払って鰯を渡されたら誰でも怒るだろう。
教育はそうではない。自分が思ってもいなかったものを渡される、それが学びであり成長であった。しかし消費者はそれを許さない。自分が価値があると認めるものにしか価値はないとする。
宗教もまた。葬儀もまた。現代人は葬式というもの、肉親の死というものを「分かっている」。正確に言うと、「分かっている」と思い込んでいる。高をくくっている。だから、それに対する代償を自分なりに見積もった時に、とても割に合わない、と簡略化に進むこととなる。 だが残念ながら、高をくくったところに宗教はない。

もちろんその責の多くは僧侶側にある。「分かった」気にさせる程度の伝え方しかしてこなかったか、そもそもそれさえも伝えなかったか。
では、どうする。

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敷居が高い

枕を替えてほぼ一ヶ月。

あれほどひどかった首の凝り、肩の凝りがほぼ消えた。
生活習慣はまったく変えていないし、仕事環境(ストレスとなりそうなもの)もまったく変わっていないので、これはおそらく枕を替えたのが吉と出たと判断します。
通販生活で買ったメディカル枕。
使い始めは、厚さがあまりないために頭に血が上る感があったが、それも一週間で解消。体が順応したんでしょう。

凝りがほぼ消えたとはいえ全部消えたわけじゃない。左首筋と左背中。この慢性の凝りとは数年来の付合い。腰の歪みが原因と言われて整体に行きたいと思いながらなかなか整体院の敷居をまたげない。
一般の方が持っている寺の敷居への感覚ってこんな感じかもしれない。

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キレる中年男

関西へ日帰り出張のため新横浜へ。
駅構内を長く改装していたが一部を残してオープンしていた。キレイで広くなりましたねー。待合室には以前あった売店に替わってベーカリー付きのカフェ。おしゃれになったのはいいんですが、崎陽軒のシウマイを売っていない・・・。ホームの売店にはちゃんと置いてあったので安心。私、新横浜から乗った時はこれを買わないとダメなんです。そういうカラダになっちゃったんです。

一新した構内を見回していると、大きな怒声が響いた。改札口で、50過ぎくらいの男が駅員を怒鳴りつけている。駅員は頭を90度に下げて平謝り。
男はごく普通のビジネスマン風。キレる中年、おつらい日々を送っているんでしょうか。

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学校関係会議

会議ふたつ。
ひとつは八王子市の不登校児の登校支援に関するもの。昨年の登校支援の取り組みに一定の成果が認められる一方で、関係団体との連携がまだ必ずしもうまくいっていない現状も報告。昼間に児童館で過ごす生徒を、なぜ学校によこさないんだと批難してくる校長など。学校に行けない子がせめて児童館にいられることは救いのはずなのに。
また、特に小学生の場合は問題が親にあることが少なくない。それに対しては組織としてのPTAは無力であります。

2つめの会議はPTA連合会役員会。
雑談の中で、今進められている「放課後子どもブラン」に話題が及ぶ。このプランとは、放課後の学校を、地域の方々の協力を得て、子どもの居場所にしましょうというもの。
先行しての実施校の2人ともが「たいへんだよー」と苦笑する。なんだかねー、この事業ってニーズに応えているんでしょうか。というか、労力対効果がかなりよくないような気がする。もちろんまだ試行段階だからでしょうが。

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おみがき

報恩講を前に、真鍮の仏具を磨く。
仏教婦人会の方を中心に、今回は壮年会からもお二人が初参加。

一皮むけた仏具を見て「いやー全然違っちゃうものですねー、今まで気がつかなかったけど」
そうでしょう。同じ金色に見えますが、事前の黄色っぽい金から白っぽい金に。この差が分かるのは関わった者だけが味わえる特典です。

午後、アーユスニュースレター用の原稿書き。

夜、八王子にて飲みながらの会議。そのあともう一軒に流れて、店の御主人と「被害者意識」談義。

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腐れ縁

Macがもう帰ってきた。中一日での帰還。ありがたい。
でも・・・液晶のフレームの端が小さく欠けている。この欠損は発送前は絶対になかった。液晶交換の作業時にやられたんだろう。これ見落とすわけない。やられちまった。まあ、実用にはまったく影響ないのでクレームは付けないでおきますが、Macの修理サービスは応対も実作業も不満のみ印象づけられた。本当に残念。でもMac遣いはやめられないのよねー。腐れ縁って奴かなあ。私からの一方的な想いですが。

旧友きたる。高校時代からの腐れ縁の同級生。
某食品会社社員として赴任したのがタイ。そこで上座部仏教の姿にいたく感銘を受け出家。彼が得度したのは外国人を受け入れたのが初めてという格式ある寺。出家した時に面会に来た会社の同僚は、彼の髪も眉も落とした姿を見て「・・・そんな姿になってしまって・・・」と絶句した。
数日で還俗したものの、仏教的価値観はその後も彼の仕事に直接影響を与え続けて今日に至る。

タイでの赴任を終えて日本に戻ってまもなく彼に告げられたのはインド行き。「私でいいんですか」と問う彼に上司は「お前以外誰がいる」。その真意は、仏教つながり、というわけじゃなかったようですが。
インドでの彼の、ほとんど武勇伝に近い仕事ぶりに驚き&大笑い。日本に戻ってから、今は若い社員に熱を吹き込む日々とのこと。こういう上司、今どきの若い子からはどう見えるだろう、煙たがれるか。いや案外新鮮に映るような気がする。

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背伸びは滑稽ではある。が

アーユスの正月用リーフ原稿をやっと届ける。
内容は、若者のビール離れを切り口に。

昨今は飲み会の一杯目でも「とりあえずビール」という言葉は聞けなくなり、サワーなどを注文する若者が増えている。それは数字にはっきりと反映され、ビールの消費量が減っている。
ビール離れの理由は「苦いから」。明解であります。

私の若い時は、苦いものを無理して飲んで美味しそうなそぶりをすることで自分の大人性を示していたもの。そういう幼い背伸びは滑稽ではある。が、背伸びって時には必要じゃないかと今は思う。等身大の君がいい、というのは仏教が教えるところではある。が、等身大の自分がいい、というのは単なる怠慢であり傲慢でしかない。未知との出会いを遮断することにもなる。

まあ、ビールなんて飲めなくてもいいけどね。

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あきる野に佳店あり

一昨日に修理を依頼してたMacを引き取りに来た。
Macの修理は、福山通運のピックアップ&デリバリーによる。その送料は無料。というか修理費に含まれている。
あの電話のもたついたやりとりから見れば、福山通運の仕事のてきぱきとしたなんとほれぼれするプロっぽさよ。

夜、来週の延立寺報恩講にお招きする西村ヒロ氏のライブがあきる野の喫茶店であるというので出かける。
うちから車で10分。Atelier Yobowというその店は古材を多用した非常に趣ある造り。通りからすこし路地を入ったところなので存在自体を知らなかった。
7時半からというので食事は済ませていったのは少々失敗。チラシに「持ち込み自由」とある通り、来る人来る人自慢の皿を持参してくる。それに加えてお店も用意しているので、広いテーブルの上は乗りきらない。いちおう一通り賞味させていただきました。満腹しましたです。美味でしたですよ。

そんな中で始まったヒロ氏のライブ。ブルース、ジャズ、童謡と自由自在変幻自在に鳴くハーブ。聴いてるこちらは泣くしかない。

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すなわち直送

もう11月〜。

葬儀社に取材。

東京の葬儀事情、特に「直葬」の実態を知りたくて、懇意にしている葬儀社の社長さんに話をうかがった。

直葬とは、病院で亡くなってそのまま葬儀式を行うことなく火葬場に直行すること。
「ちょくそう」と読む。まさに直送。
これが近年加速度的に増えているということは、本日のお話でも確認できた。それへの危機感は僧侶よりも葬儀社に強い。僧侶の危機感がないことへの危機感をも葬儀社は持っている。

葬儀社さんの話で私がほとんど驚愕したのは、直葬が増えていること以上に、葬儀中に初七日の読経まで続けてしまう(「式中七日」とか「付け七日」と呼ばれる)形が実に9割にまで達しているという話。私も仕方なくそうすることはあるが、まさか9割とは。

坊さんよ、初七日の意味を自ら無にしてどうすんの。自分から営みの意味を変質させ、居場所を狭めていることになぜ無頓着でいられるのか。略するなら代替の何かを提案するなり工夫するべきだが、それがされている気配は感じられない。

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