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死の問い

昼、東京自殺防止センターにてレクチャーを受ける。
今回は手紙での相談に対してどのような文面を返せるかについて。

実際に、心身の苦痛を訴える文面を渡され、返信文を考えてみた。それを皆で検討する中で、参加者の一人が「それは死にたいということですか」という問いかけ文を書いていたことに小さな驚き。そう単刀直入な問いはなかなかできるものではない。が、聞けば、それは有効なのだという。

死を念頭に置いていると思われる人に対して特に近しい家族や友人は、死の話題をタブー化しやすい。それがかえって当人の疎外感を強めることがある。そこに、「あなたは死を考えているのですか」、と切り込むことは相談者を認めることであり、相談者との距離を縮めることになると。これは「死の問い」と呼ばれている。
だからといってもちろん、いつも単刀直入がいいわけではない。要は、相談者の訴えの元にある根本の訴えを意識すること。

レクチャーを担当して下さった西原由記子に多謝。その懐の深さに感服。

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