愛はあるんだが
昨日、報恩講でうかがったお寺の坊守さんからお電話があった。「輪袈裟をお忘れではありませんか?柄は紺地にベージュの模様で、お数珠は茶色です」
え?あの時、私、どんな柄の輪袈裟をしていったっけ。んー、しばし考えたがまるで思い出せない。しかしそれ以前に私、紺地にベージュの輪袈裟は持っていないよなあ。私ではないと思います、と電話を切った。
その後に箪笥を探してみる。ふだん頻繁に使っている紺地の輪袈裟がない。え?でも、模様はベージュだったか?金色じゃなかったか?んーーー。
けっして何本も使っているわけじゃない、ふだん遣いはせいぜい3本なのに、そのうちの1本の柄の記憶に自信がない。
私、以前、電車の中で傘を忘れ、遺失物置き場に行ってこれこれの柄の傘ありませんか、と尋ねたところ、目の前に忘れた傘が届いている。しかし今私が説明した柄とはかなり違う。いぶかる駅員に対して、いや、本当にこれなんです、と少々強引に返してもらったことがあった。
覚えていないのは愛がない証拠?いやそんなはずはないんだが。
お寺に電話をする。すみません、先ほどは違うと言いましたが、やっぱり私のみたいです・・・。
ご迷惑おかけしてます。いろいろと。
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