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すなわち直送

もう11月〜。

葬儀社に取材。

東京の葬儀事情、特に「直葬」の実態を知りたくて、懇意にしている葬儀社の社長さんに話をうかがった。

直葬とは、病院で亡くなってそのまま葬儀式を行うことなく火葬場に直行すること。
「ちょくそう」と読む。まさに直送。
これが近年加速度的に増えているということは、本日のお話でも確認できた。それへの危機感は僧侶よりも葬儀社に強い。僧侶の危機感がないことへの危機感をも葬儀社は持っている。

葬儀社さんの話で私がほとんど驚愕したのは、直葬が増えていること以上に、葬儀中に初七日の読経まで続けてしまう(「式中七日」とか「付け七日」と呼ばれる)形が実に9割にまで達しているという話。私も仕方なくそうすることはあるが、まさか9割とは。

坊さんよ、初七日の意味を自ら無にしてどうすんの。自分から営みの意味を変質させ、居場所を狭めていることになぜ無頓着でいられるのか。略するなら代替の何かを提案するなり工夫するべきだが、それがされている気配は感じられない。

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Comments

「式中七日」はそんなにいけないことなのですか?

それでは、葬式が終わった後、火葬場へ行きお骨にしてから、斎場に戻って初七日の法要をやるのはいいのでしょうか?
これも厳密には亡くなって7日たっていないのですから、いけないと言えはいけないような気がしますが…。

私の知っている甚だしい例は、式中七日をやった後、火葬場でお骨にして、すぐにお墓に納骨というのがありましたが(四十九日はやらなかったみたいです)、これはいけないのでしょうね。

四十九日の法要は大体みんなやっているように思います。その後、お墓に納骨するのが一般的だと思いますが、それでよいのでしょうか?

そろそろ自分のことを遺言しておかなければならのですが、葬儀→火葬場→同日中に初七日の法要→四十九日の法要→納骨という順序でよろしいでしょうか?お知らせ下さい。


Posted by: 周満 | November 15, 2007 at 02:04 PM

「いけないこと」というとニュアンスが違います。
僧侶側の問題として、自らがご門徒さんの前にでる機会を自ら少なくしていることはまずいだろ、と言っているものです。
本来の7日目に勤めなければいけない、と言っているのでもありません。ポイントは、火葬の前か後か、というところです。
ご経験がある方ならどなたもご納得していただけると思いますが、ご遺体の火葬の前と後では遺族の心持ちは明確にはっきりと変わります。そこでやっと、他からの言葉が耳に入るようになると言ってもいいかもしれません。
また、親しい方の遺体を前にして初めて受け取れる言葉というものもあります。
通夜葬式の場と火葬後ではご門徒の受け止め方が変わります。だから、僧侶が何事かをお伝えする時に、それぞれの場面で語り方も変わってしかるべきと思います。それを無視あるいは軽視して略することには私は否定的ということです。

葬式後に納骨をすることは地方によってはめずらしくありません。八王子も昔はそうでした。一般的には四九日に納骨をされることが多いようですが、いつであってもかまわないものです。

Posted by: 住職 | November 15, 2007 at 05:30 PM

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