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大晦日

今年観た映画は計23本。月2本にも届かなかった。5月と11月に0本というのが足をひっぱった。ベスト1は『ゆれる』、次点は『殺人の追憶』。両方とも旧作ですが。

夜、まったく連絡も打ち合わせもしていないのに、友人家族5組が集まる。私の中学時代からの恒例の忘年会。
顔を揃えてから、さて、今日のメニューは何にする?と相談。「何もいらねーよ、ありものでいいじゃん」結局、湯豆腐と乾きものが卓に並ぶ。以前はそれなりに御馳走を用意したものだが、皆、枯れてきた。話題も、メンバーのひとりに、2人目の孫ができたという話。枯れるはずだよ。

飲みながら観るテレビは定番の格闘技&紅白。放送された試合は皆いい試合でした。

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今年、最後の夜警

予定から大幅に遅れて本日やっと寺報を作成、発送。年内に着かないお宅の方が多いかもしれないが、一応年間4回発行を果たしたことにする。来年は6回発行の予定。と去年の今ごろも考えていた。

夜、消防団の夜警に出る。
今日が私の消防団生活最後の夜警、のつもりだった。在籍20年で事故もなく春に引退。ところが、部長より「・・・もうちょっとできない?」との声。来年から一人新入隊員が入る予定だが、現在の名前だけの幽霊隊員の補充分になるため、欠員を出さないために残ってくれたらありがたい、と。いいですよ、と了承。私が自分で後釜を見つけてくればいいんだけど。

ポンプ車でふだん通ることのない町内を走る。去年は雑木林だったり畑だった土地に、新しく小さな建売住宅が何棟も建てられている。その多くがまだ入居者募集中。素人目に見ても売るのが難しいだろう住宅が次々に建てられるのは、土地を相続者が持ちきれないため。税制を始めとするこの仕組みはいろいろな面で無駄や歪みを生んでいる。

今夜は昨夜とは一転して強い冷気が降りてきた。夜警から帰ってすぐに体を浴槽に沈める。心底まで冷えきった体は熱めの湯の中でもなかなかほぐれてくれない。

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忘年会旬間の末

朝から動悸がする。数えてみると一分間に66。私のふだんの脈拍数は毎分54くらい。二割増し。恐らくそれに由来するだろう、強烈な不安感にずーっとおそわれる。鬱ってこんな感じかもしれない。
心当たりはありまくり。何より連日の宴会による胃と肝臓の疲弊。先週の月曜日から数えて、9回。そのうち、頭から終りまで記憶がすべて残っている席は一つもない。つい杯を重ねてしまうんです。律義なもので。って違うだろ、バカ+賎しいだけだろ。まあどの席もいい方たちに囲まれてのことなのである意味幸せなことですが、反面心身にしわ寄せがきた。
今日明日は節酒します。

今日中に発送の予定にしていた寺報の製作も全然進まない。それでも午後にはずいぶん回復したので年末年始に必要なものの買い物に街へ出る。
文房具屋ではモンブランのインクタンク、同じものに二種類の値札がついている。「値上がりしちゃったんです。前に仕入れたものはその時の値をつけているんですが」

夜、消防団の夜警に出る。今晩は暖かい。

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川の上で

午後、教務所忘年会を屋形船にて。
前日の予報では雨だったにもかかわらず晴天。屋形船の屋根に上がると日差しも風もこの上なく気持ち良い。
実は今日も朝から体が重かった。あきらかに連日の忘年会がたたっている。その身にお台場を吹く風は優しい。

本日は同僚の送別会も兼ねている。しかしまたなんで1月1日付の異動なんてしますかね。しかもかなり遠方に。たまに一緒に飲んだ時には、ふだんクールで物静かな感がある彼から、伝道への非常に熱い思いが噴出していた。新天地でも熱い思いで仕事してくれるでしょう。お開き前には彼に全員で『贈る言葉』。

二時間船に揺られ、同僚のバカ話に笑っていると、体調は完全に復調。となれば陸にあがって二次会へ。かくしてまたも帰宅路の記憶がございません。

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ケーキは

ご門徒向け年賀状発送。今年もまた長田弘の詩を使いました。友人知人向け年賀状にはまだまだ手を付けられない。そっちは年明けになりそう。すみません。

アーユス事務所へピースポートの方が来訪。来年5月に幕張メッセで予定している9条世界会議への協力要請をいただく。快くお受けする。党派色が偏ってタコ壺的にならないよう期待&要望する。

夜、アーユススタッフの忘年会。例年通り事務所の大家さんのお寺にて。今年は豚肉を柳川風にて。本当に美味。東京ボーズコレクションのスタッフも加わって、今年は賑やかに。
お陰様で帰宅路の記憶がないのはまあいいとして、デザートのケーキを食べた記憶が消えているのがくやしい。だってあれら、全部私が選んだんですよ、どれを回されてもいいように。

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パレスチナって

最近私の手首にある腕輪念珠は、私の関わっている国際協力NGOアーユスのオリジナル。パレスチナのオリーブの実をパレスチナの職人によって輪にしたもの。多宗教が集まるパレスチナで宗教を超えて輪をつなぐという意味も込めて「Peace Beads」と名付けた。

「いつも手首にお数珠をかけてらっしゃいますね。やはりお坊さんですねー」
多業種の方が集まる会の飲み会で、前に座った人がそのPeace beadsに目を留めた。ええ、実はこれはね、パレスチナで作ったんですよ、と由来を説明しだしたが、反応があまりに悪いので途中でやめてしまった。「パレスチナ?なにそれ」という感じ。そうか、パレスチナへの一般人の関心ってこんな程度だったんだな。私自身が以前はそうだったし。活動の中にいるとその感覚とついズレを生じてしまう。

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超宗派

午後、自殺対策に取り組む僧侶の会ミーティング。
超宗派で集まっているゆえ、死生観や供養の意味、霊の考え方についての宗派ごとの違いについて情報交換は必要ではないか、と話し合い。
たしかに「供養」の意味するところは宗派間で違いは見られるものの、それが活動の障害となるものではない。
ポイントは教義にではなく聴く姿勢とその意義の共有にある。

仏教超宗派で何かをやるときの面倒くささはよく耳にする。特に浄土真宗はある種の純粋性を旨とするゆえ、私自身も以前は面倒というより難しさを感じていたのは事実。しかし今にしてはっきり思う。他宗派の方々とのつきあいによって私はより浄土真宗をちゃんと学べるようになった。
今年もまた他宗派の方々との協働の機会を多くいただきました。感謝します。

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歳末定番

晴天の下、延立寺壮年会と婦人会による煤払い&餅つき大会。初めての企画。

報恩講前でさえ手を付けない欄間や電灯の掃除、本堂扉のガラス洗い。
平行して餅つき。杵臼、蒸篭、かまど、のし板と、一式は前々から揃っていたものの、ずーっとお蔵入りしていた。それらが今回久々に日の目を見た。
餅つきをしますよ、と呼びかけたところ、すぐに手を挙げてくださった男性ふたり。米の蒸し加減の判断から、蒸し上がった米のつぶし方、こね取りも、見事な年期の入り方。なんでしょうね、手際のいい餅つきって見ているだけでうれしくなりますね。

つきたて餅と婦人会特製蟹入り冬瓜汁で昼食の後は今年最後の法話会。私が勤めました。内容は定番の金子みすゞの詩を材料に。

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今日も忘年会

こんな夢を見た。
うちの浴槽につかっていると、何やら唸る音。それが次第に轟音になって浴槽全体を揺るがしだした。な、なんだ、地震か、飛行機が墜落してくるのか。おおおお、
と慌てたところで目が覚めた。そこは浴槽。お湯につかったまま寝てました。で、さっきの夢は?どうやら私のいびきが作り上げた産物。溺れなくてよかったです。

夜、東京仏教学院忘年会。
沖縄料理屋にて、泡盛が充実している。40種類ほど。
私、泡盛の銘柄にはまったく無知。じゃあリストの上から行ってみましょうか。
全銘柄制覇を目指したもののかなうわけもなく、たしか7杯まででお開きの時間。まあもとはとりました。

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首脳会談

夜、PTA本部役員の忘年会。だったのだが、日が悪く、大半が欠席。連休初日というか暮れはお母さん方は忙しいのでしょう。出席は私と副会長一名と校長と副校長。そして時期役員候補一名。まるまる首脳会談であります。

この面子でよからぬ密談を・・・するわけもなく、今年の健闘を讚える。校長は酒をドクターストップのところを押しての参加。飲みすぎゆえではなく激務のためですので念のため。その分まで代りに私が杯を重ねながら来年の展望などを熱く語る。が、例によってその内容は忘却の彼方ゆえ意味がない。ま、楽しかったという体感は残っているのにこの上何を望もうか。

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椅子

地下鉄丸の内線にて。
座席に座っていると、私の前に立った女性が、バッグからなにやら取り出した。プラスチックの板状のものをパキパキと広げるとそれは椅子。100円ショップでも売っていそうな座面まで25センチ程度のもの。え、まさか、それをここで使うの?

女性は50代、ブランドものと思われるジャケットとバッグにファーをあしらった帽子の上品な身なり。それでその椅子をここで使うのはけっして美しくない。その高いヒールのブーツでその低い椅子ではヤンキー座りになっちゃいますよ。パンツスタイルだからまあいいとして、何より危険。ドア近くの鉄棒脇ならともかく、車両の中ほどでつり革にも手が届かないでは軽いブレーキで転がっちゃう。

迷わず立上って席をゆずった。女性は当然のように席につく。

その女性とは降車駅が同じだったので少し後から様子を見ていると、少し歩くのが不自由な様子。だから椅子を持ち歩いているんでしょうが、あの小さなやつはだめですよ。カート式バッグで椅子にもなるタイプがありますよね。それにその高いヒールもやめた方がいいと思うんですが、いずれにしても趣味のものだしなあ。

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9時開園の謎

長崎2日目。
午前はハウステンボスへ。
9時の開園と同時に中へ。
・・・人影がほとんどない。客だけじゃない。従業員もまばら。店がどこも開いていない。アトラクションも準備中。それらほとんどが10時オープン。
・・・じゃあなんで9時に開園するの。開園を10時にするか、園内の店の営業を9時からにするのがふつうでしょ。いや、ハウステンボスにとって店やアトラクションは従であり、主は町並みなのだという主張の表れか。
そのユルさかげんでのんびり風情が2割増し。

アトラクションは、愛地球博の三菱未来館でやっていた「もしも月がなかったら」が常設。愛地球博では3時間待ちでしたが、こちらは待たずに入れます。その他も思いの外楽しめます。
しかしここ、今日は天気がよかったので和めましたが、もし悪天だったらかなりさむく感じたはずの客の入り。並ぶのが大嫌いな私みたいな人にはお薦めです。

午後は原爆資料館に再訪し、原爆体験のお話を聞く。お話してくださったのは、入隊中のためにご自身は被爆から免れたもののご家族を亡くされた方。
被爆による差別、そしてそれ以前からあった部落差別、宗教差別への言及も。

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眉間にあるのは

1泊で長崎へ。つい3週間前に来たばかりなのに。縁があるときはあるもんで。
でも前回立ち寄ったのはピンポイントのお寺一軒のみだったので、実質的には今回が初の長崎。

原爆資料館、そして平和祈念像へ。写真ではよく見慣れたあの像に初めて直対。
同行者が、像の額にほくろのようなものがあるのを発見。ちょうど如来の眉間白毫そのままのような。
それはやはり釈迦のそれを模したものらしい。
さらには、長髪と半裸に布をまとった姿はキリストのそれ。
像のモデルについていろいろ俗説が流れているが、意味的には釈迦とキリストの合体なのだという説を今日聞いた。この長崎浦上という地もあいまって、説得力あり。
でもこの説はどのガイドにもネット上にも見受けない。宗教がらみのことは慎重になるのか、宗教への関心の薄さゆえか。
ちなみに、頭上に延ばした右手はその先で炸裂した原爆への告発を、水平に伸ばした左手は世の平安を望む姿を示すという。

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Sがない

量販店に生ビデオテープを買いに行く。

メディア売り場の大半を占めるのがDVD。そのほんの片隅にVHSコーナーがあった。私が求めるのはS-VHSの10巻パック。VHSと比べて値段は3割ほど高いが、画質、特に赤のにじみが全然違うのでもっぱらS-VHSばかりを使ってきた。

それがない。まったくない。横の単品売りの棚をみると、2巻パックのはあった。しかしその横に張り紙が。「S-VHS3巻パックは完売しました。今後入荷の予定はありません」は?
さらにその横には「D-VHSテープは製造終了しました」はあ?

D-VHSはすでに市場から消えた。そしてS-VHSもまもなく消える。VHSはまだまだ残るだろうが、もうDVDの時代なのですね。いや、それも終って今度はブルーレイですか。

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余波

築地の仏具屋に修理してもらった念珠を取りに行った。ここのお店には東京ボーズコレクションにお世話になった。土曜日はお疲れさまでした。「ほんとうに、盛況でしたねー!私どもにも若い方が大勢さんいらっしゃって、いろいろ質問してくださって」
そう、実は私が意外だったのが、法衣&仏具コーナー。法衣店の協力により、各宗派の色衣と袈裟、そして仏具店の協力により、仏像と仏具を展示したが、それが大入り。失礼ながら予想外。
袈裟を間近に見て感心する人、衣の後に回り首を出して写真を撮る人多数。場内に設置した巨大な金仏壇へも関心はたかく、荘厳の一つ一つに質問をする人が次々。「あんなに反応をいただいたのは初めてです。うれしかったですねー。こういう催しはぜひまたしていただたきたいですね」それは本心だろう。

昼、地方のお寺さんから問合せというか批判の声をいただいた。「模様がこちらでも報じられたけど、とんでもないらんちき騒ぎにしか見えません。ご本堂で平和「祈願」?題目や座禅?法要ショーですって?法要はいつからショーになったんですか。皆さんはそれに何も抗議をしなかったんですか。もう末期ですね」
報道された一部分だけをご覧になって奇異な印象をお持ちになった方もあったかもしれません。今境内にある「カフェ・ド・シンラン」という名称にも批判はあるし。
しかしそれでも、あの場にいた方はどなたも、あの場に仏教があったこと、この催しが仏教にも浄土真宗にもプラスであったことに同意をいただけるはず。

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『ALWAYS 続三丁目の夕日』

ニュー八王子シネマにて。

ストーリーは大衆演劇的、あるいは水戸黄門的というか。見事に一ミリのひねりもない。これはおそらく確信的。物語に頭をつかわせず、絵をよーく見てほしいという意図ですね。

それだけ、セットやVFXは前作以上。中でも羽田空港の再現、そしてなによりゴジラは白眉。ここだけでも見に行く価値はある。

いや、前作以上というのは不正確かもしれない。前作を私は自宅のテレビで見て、ストーリーにもセットやVFXにもまるでのれなかったんだけど、今にして思えば画面の小ささが災いしたということもあったかもしれない。今回は予想以上に楽しめましたので。

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東京ボーズコレクション

東京ボーズコレクション。築地本願寺にて。

寺の敷居を低くする、お寺のイメージを変えて人が気軽に足を踏み入れやすくすることを目的としたイベント。伝統宗派各派の有志に声をかけて、日本仏教の多様性を一般の方に目にしてもらう。
10時から5時までまる一日いろいろな催しを開催。
私は本日はフリーの立場。全部の企画を堪能したかったので。

快晴の朝、開場直後から続々と人が入場。年齢層も幅広い。メイン企画のラップを取り入れた「杜子春」、そして伝統各宗派が順に登場して声明が披露される本堂は、開演時間のはるか前に人があふれた。
境内に置かれたNGOのブースもにぎわっている。

その光景を見ながら、何度か涙がわいてきた。本当にいい光景だったので。人たちが寺として、宗教空間としてここを楽しんでいるのが伝わってきたので。

午後、企画の一つ、僧侶を対象にしての「これからの仏教を考える」シンポジウムをのぞく。寺でのイベントに懐疑的というか冷笑的な主張がされる。あのね、あなたの主張自体ががあなたが批判されるところの「上から目線」になってますよ。

私は今日の東京ボーズコレクションを全肯定する。
企画された皆さん、関わられた皆さん、ありがとうございました。お疲れ様でした。愛してます。

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物語

夜、東京仏教学院に出講。私の担当は「基幹運動」。

始めに映画『パラダイス・ナウ』を観賞。後に映画を題材にディスカッション。

『パラダイス・ナウ』は、パレスチナで自爆テロに向う2人の若者の2日間を描いた大秀作。受講生の頭上には、なんで基幹運動でパレスチナ問題の映画を観なくちゃいけないの、という?が見え隠れ。いいんです。差別と平和を考える時には欠かせないトピックということが観れば分かる。

それにね、坊主を志す者、映画はいっぱい観なくちゃいけません。小説もたくさん読んだ方がいいでしょう。物語の力というものを知らないではとてもお経なんて読めませんよ。物語だからこそ伝わる真実があるし、嘘をついてまで伝えたい真実だってある。

でも、物語を消化するためにも予備知識は必要なようで。『パラダイス・ナウ』の前提となっている登場人物たちの閉塞感や絶望感やそれを生む圧倒的な状況を全然知らないと、この映画の意味すら分からなかったかもしれない。さすがに「自爆テロ」を知らない者はいないと思いますが。

観賞後の話題は、彼らにとっての天国とは、宗教とは何か、から始まって、恨みからの解放、被害者意識、被害者にとっての救い、などなどについて。

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dialogue

村椿菜文さんのブログに、先日の私との対話が連載されています。全10回。今回の分は本日完結しました。

後半ではカラダについて話していますが、言葉も、アタマの中に置いている状態と、話したり書いたりして外に出したものとは質自体が変わってしまうような気がします。外に出した時点で関係の産物になるからですね。たとえそれが一人での作業であっても。アタマの中がそうでないというわけではないんですが。

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自問自答

夜、多摩地区のお寺が協働しての連続研修会に出講。テーマは「差別」
本来は部落差別を柱に、ディスカッション中心の研修をするものだが、東京でそれをしてもアタマでの理解にとどまって、なかなか我が身の問題となりにくい。
で、変化球をまぜながら進めてみましたが、自分でもそのやり方に自信がなかったのでしょう、私、しゃべりすぎ。
問うておいて、反応が待てないのですね。自問自答を繰り返して、ディスカッションに配していた時間の半分以上を私が一人で発言してしまった。
言った内容はハズシていなかったとは思うけど、研修会としては・・・まずかったすね。すみませんでした。

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ビルマ僧の希望

ビルマ出身の僧侶方が今、来日中。
シンガポール在住のパンニャバンサ長老は80才。各国にビルマ仏教を伝え多くのビルマ寺院をつくっている。ビルマ人にはよく知られている高僧で、9月の軍政の暴挙の直後、軍政に対して自制を促している。
もう一人、スジャナバンサ師。カルフォルニア在住。
そしてエスコート役兼通訳としてチョウティンさん。名古屋大学大学院でビルマの国費留学生として学んでいたときに88年の民主化運動と軍事クーデターに遭遇し、軍政批判をしたために難民となる。
皆さんは昨日の夜に東京入りし、築地本願寺伝道会館に宿をとり、本日午前、輪番と対談。セッティングのお手伝いをアーユスが行ったことにより、私も同席。

対談の目的は2つ。1つは、今年9月の民主化運動への軍の弾圧に対して本願寺派が抗議声明を出したことへの御礼。そしてもう1つは、今後の支援継続。
そうであれば当然、ではどういう支援をお望みですか?と聞きたくなるもの。しかしそれに対しては、具体的な答は返ってこない。少なくとも、金銭的な支援は二の次三の次のよう。それより、関心を、広めるとともに持続してほしいという希望が第一と受け取られた。
それは日本人に対しては金銭よりも難しい希望かも。読まれたか。

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『がーまるちょばJapanTour2007』

『がーまるちょばサイレントコメディーJapanTour2007三島公演』を見る。
「がーまるちょば」とは、二人組のユニット名。二時間の間、一言の言葉を発することなく、パントマイムを主として芸を演ずる。国籍・年齢・性別をまったく問わずに爆笑させる。2人とも日本人だが、むしろ海外での評価が高く、年のほとんどが海外とか。
先月の東京笹塚での公演のを見て、どうしても生を目にしたく、三島へ足を運んだ。

でも、三島って遠いようでほんとに近い。東京からこだまで一時間なんですね。八王子と変わらないじゃん。
三島駅北口を降りて駅を出るとなにやら工事風景ばかりの殺風景。少々心細くなり、そこで警備をしていた方に、三島文化会館への道筋を聞くと、それは駅の南口、そっちへ回るには工事中のため歩いて15分はかかるとのこと。誤出の証明書をもらって駅構内を通り南口から外へ出る。そこは賑やかな地方都市。
目指す会場は駅から歩いて3分程度。その間にもちょっとよさげな呑屋が並ぶ。が、今日は時間がないので直行。

芸については、もう、何を申し上げられましょうや。ただ感嘆するばかり。超絶技法を見せつけて「感心」させるというんじゃない。むしろネタはベタな部類だがそれが洗練されて見えてしまう。
今回のJapanTourの最終日、12月24日の横浜公演はまだほんのほんの少し、チケットびあに残席があるようですので、クリスマスイブに予定のない正しい仏教者の皆様、ぜひ神奈川県立青少年センター・ホールへどうぞ。

24日といえば私のイチオシのバンド、風味堂が浜離宮朝日ホールでライブをするんですよねえ。こちらも二重丸のお薦めです。

で、私のクリスマスイブの予定は、延立寺にて餅つきです。はあ。

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『バス174』

DVDにて。ブラジルのドキュメンタリー映画。

2000年6月、リオデジャネイロでバスジャック事件が起こる。
バスはたちまちマスコミのカメラに取り囲まれ、ブラジル全土に生中継された。そのことを意識しすぎたのだろう、警察の方針は迷走を重ねる。
犯人のサンドロは「カンデラリア教会の虐殺」の生き残りの一人だった。1993年にストリートチルドレンが警官たちに襲われて、8人が虐殺された事件。人間として扱われない少年時代を経て、サンドロが、この世界に自分の居場所はないと思い込んだ末に、ここでないどこかに行きたいと願った。その方法がパスジャックであったことの歪んだ哀しさ。

長時間の膠着を経て、サンドロは人質の一人とともにバスを降りる。その後、その場で起こったこと・・・このドラマの登場人物として、サンドラ、警官、人質に、新たな超重要人物が加わる。群衆だ。

後味のやりきれなさにおいて、なかなかののレベル。
しかし、この映画がブラジル人監督によりブラジル映画として撮られたことを考えた時、ただ彼の国の劣悪状況を対岸にして評して逃げることが叶わない我々であることも首肯しなければ。
少なくとも、表現の(精神的な)自由さにおいて、この国は彼の国より勝っているとは決して言えまい。

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『ツォツィ』

夜、都内の寺の成道会に呼ばれ、法話をする。
この寺では夜に成道会を営むようになって6回目とか。境内に数百本のキャンドルが揺れるキャンドルナイト。ジャムや佃煮の空き瓶の中にふだんの法要で使い残ったロウソクを立てて点火。これが風にも強く、思いの他美しい。
炎を見つめることで心が静まるのは、普遍的な肉体作用と確信する。

『ツォツィ』DVDにて。
舞台は南アフリカ、ヨハネスブルグ。仲間にさえ暴力を振るう、スラムでも鼻つまみものの悪童、ツォツィが、ある日車を盗む。しかしその後部座席には乳児がいた。車はすぐに売り払ったものの、乳児は自宅に連れ帰る。
初めは途方に暮れたツォツィだったが、乳児との生活はそのまま、自分自身の育て直しに他ならないことに気づくのに時間はかからなかった。
人は育てる相手に育てられる。これも、普遍的事実。

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ネットの可否

築地本願寺の機関紙の新年号用に、カウンセラー冨田富士也と築地別院輪番との対談をセッティング。私が進行を勤めた。
「報恩感謝」から「つながり」へと話は進んだが、話題がネットでの「つながり」に及んで、輪番は大肯定派。活用している自負もある。対する冨田氏は限りなく全否定に近い懐疑派。対立が鮮明でちょっと気まずい雰囲気が流れる。あのすみません、これ、討論ではなくて、おめでたい新春対談ですのでそのあたりご理解いただければと。
もちろんすぐに歩み寄りになって最後は盛り上がり時間延長にも。
この模様は築地新報一月号でお読み下さい。和やか対談になってます。

午後、東京教区基幹運動常任委員会。今年度の振り返り点検から、来年度計画をにらむ。
冒頭と最後に頭を下げた。すみません、今年度の私、はっきり動きが悪うございました。そのためにこの時期にいたって計画の中でまったく手つかずのものがある。
今年度あと3ヶ月でいけるところまでなんとか。

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『イッセー尾形のとまらない生活2007』

イッセー尾形のひとり芝居を観る。原宿クエストにて。
本日のネタ。すべて新作。「八重洲」「女3人キャンプ」「商店街中継」「運び屋」「砂丘の古本屋」「大家族内山さんお招き」「綱渡り」「自立できない」
本日の一番お気に入りは「八重洲」か。定年後のサラリーマンの身の落ち着かなさに笑う。それは嗤いの対極にある。
「砂丘の古本屋」はちょっとシュール。砂丘が舞台だけに空気感は乾いているがそれでいて暖かいのがイッセーの世界。
満足。しかし、「大家族」がかかったところで拍手と歓声がおこったのに乗り遅れたのがくやしい。このネタ、そんなに大人気だったとは認識不足でした。私も好きですけど。

夕食は原宿駅前のマサラハットでチキンマサラカレー。純正インド風。一口食べたところで、「辛さは大丈夫ですか?」とウエイター氏から問われる。正直言うと少々物足りなかった。旨味は十分だけど。今度来た時は辛さの増量を頼もう。好みで調整してくれるとのことなので。

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焼酎、バーボン、そして

体が重い。調子がはっきり、よくない。原因ははっきりしている。夕べの最後の店が余計だった。

1軒目、極めて快調。焼酎も美味しく進み、会話も弾む。
2軒目は学生時代からの長い付合いの店。ここでも気持ちよくバーボンを重ねる。

ご機嫌のまま行った3軒目。ここも馴染みのバー。「何をさしあげましょう」心身ともに調子に乗った私の注文は「いったいこんな酒、誰が飲むんだ?って奴ください」
にやりと笑ったバーテンが差し出した小さなグラス。アブサン。度数75度。
一気に流し込む。柔らかい苦味が心地よい。度数ほどには熱さは感じない。
いけますね、これ、もう一杯ください。
と、オーダーしたところまでで記憶が途絶えている。
気がついたら、ホテルのベッド。

いったい私は店からどうやって帰ったのか。いやそれ以前に、私はあの店でどれだけ飲んだのか。まあ財布の中身から想像できないではないが。
いわゆる二日酔いの気持ち悪さ、吐き気、頭痛などはまったくない。
しかし・・・ただただ体が重い。頭の動きは分速33回転。

というわけで会議ではただの一言の発言もできませんでした。すんません。

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財布がわりを

京都にて一泊しての会議&研修会。

研修会でのテーマは「仏教の公益性」。官と民の間に位置する「公」概念、特に「公共」は現在、多分野にわたって最重要キーワードの一つ。

会議後、懇親会場へ向う途中でセブンイレブンに寄る。イーバンクATMで会費を下ろそうと。
ATM画面に見慣れないメッセージが。「手数料は所定回数内は無料です」え?所定回数って?何回でも無料だったはずだろ?
ネットで調べてみて初めて知った。ATM利用手数料が12月1日から変わっていた。今までは入出金は何度でも無料だったのが、月2回まで!それ以降は210円!
聞いてないよー。まあ何らかの連絡はあったんでしょうが、私は右から左へ受け流していた。
これまで財布代わりに使っていて重宝したのに。あ、つまりは私のような客がいっぱいいたということね。仕方ない、財布代わりは新生銀行に乗り換えよう。

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不具合ありだが

午後、ものづくり会議。
来年度のことなどなど。

MacBookが本当に快適なので、デスクトップのPowerMacG5のLeopard化にとりかかる。内蔵している2つのHDのうち一つを初期化。そしてLeopardをインストール。・・・・しかしできない。途中で異常終了してしまう。再度試しても同じところで終了。なぜだ。クリーンインストールですよ。異常の原因がハード側かソフト側か検証中。

さらに、教務所のプリンターがLeopardに未対応なことが判明。頼みますよ〜、富士ゼロックスさん。対応してくれるまで、うちで埃をかぶっているインクジェットプリンターを持ち込むことにする。

でもでも、Leopardは面白そう。研究のために雑誌『MacFan』を購入した。何年ぶりかな。

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『いのちの食べかた』

アーユス事務局のMacが不調のため、私のiBookをそちらに回し(だから先日のトラブルにもあえてクレーマーになった)、私は新たにMacBookを購入することに決定。それが本日届いた。

OSはLeopard。これいい〜。動きがきびきび。新機能はまだまだ使いこなしていないけど、なにより、Windowsが走るのが大変化。
ソフトをさっそくインストール。Macの画面の中にvistaの画面が開いております。ちょっといじってみたけど、かつてのVirtualPCとは全然違う。ストレスが全然ない。
これでもう一太郎のデータも怖くない。さあ、何でも送ってくれ。
格安ソフトもいろいろ使える。まあな、大量生産品の恩恵にあずかろうか。

『いのちの食べかた』
渋谷シアター・イメージフォーラムにて。
オーストリアの監督による、ドキュメンタリー映画。
邦題はテーマとちょっと違う。正確には「食材はいかにして製造されるか」。
私たちの食卓に上がる豚が、牛が、ニワトリが、キャベツが、じゃがいもが、アスパラが、いかにして食肉処理工場や大規模農場でつくられるかを、種まきから収穫を経て包装まで、受精から屠畜をへて食肉加工まで、一切のナレーションもインタビューも音楽もなく映し出す。その作業はもはや「生産」ではなく「製造」というにふさわしい。映像はとても美しい。しかしその美しさは、牧歌的ないのちの恵みの尊さを讃えたものでは全くなく、工業的な機能美に他ならない。
現場で働く人々が一様に倦怠感を示す。大量生産の渦中にある退屈を体現する。それを消費するわれわれが受けているものは、「恩恵」とばかりは言えない。

http://homepage2.nifty.com/enryuji/

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いのちの日 いのちの時間

もう12月~。

夕方、都心のお寺で「いのちの日 いのちの時間・自死された方々の合同法要」。
「自殺問題に取り組む僧侶の会」の主催にて。
家族を自死で亡くされた方は、その事実を表に出すことがはばかられる環境はまだある。そのために、葬式自体を営まなかったり事実を隠しての式となり、それはご遺族にとっては思いの表出にも気持ちの区切りにもならない。そこで、近親者を自死で亡くすという同じ体験をされた方々を対象に、追悼法要を行い、同時に語り合いの場を持つこととした。

師走にしては暖かい夕方。内部がライトで光るパルーンを荘厳に用い、超宗派の勤行。
法要後には参列してくださった方とともに茶話会。
あまり残られる方はないだろう、あまりお話しされることもないだろうとの予想に反して、皆さんが残られて、ご自身の体験を話される。
中では、僧侶への注文や批判も。「今まで僧侶の言葉で胸に届いたものはない」「通り一遍の対応」と。
僧侶に望むこととして、「こちらを、自分が依って立つ教義をもって救おうとされてもしらけるだけ」とおっしゃるその方が、「僧侶なんだからカウンセラーとかではない、仏教ならではの言葉や姿勢があってしかるべき」ともおっしゃる。
仏教を道具にしてしまったところには何も生まれない。仏教に生きる者がいかに為すか。

茶話会は時間いっぱいまで。名残惜しくも散会。

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