早朝のお寺で
早朝、ホテル近くの仏教寺院にお参りしようと足を踏み入れる。
境内は何かの行事の設営中。その指示をしている男性がこちらに険しい視線をずっと向けている。まずいな、ありゃ怒ってるよ。早々に失礼しよう、としていると彼がその表情のまま近づいてきた。「×××?」ベンガル語か?まったくわかりません。あいまいな笑顔で返すと、仕方ないなというように「Come in」。は?じゃあお言葉に甘えて本堂らしき建物の中にお邪魔する。12畳くらいのスペース。その奥に続いた部屋にはご本尊。手を合わせて礼拝すると、かの険しい目の男性が脇の部屋へ誘う。
そこにはベールに覆われた人影。険目氏がベールを上げると僧衣をまとった老男性が横たわっている。明らかに遺体。どうやらこの寺の僧侶の葬式準備中にお邪魔してしまった。険目氏はそこに座っていろとゴザを用意してくれた。その間も弔問客が続々と集まってくる。人望のある方だったのだろう。だから私たちも弔問客だと判断されたのだろう。
すみません、お参りだけで失礼します、と席を辞する。そうか残念だという雰囲気の険目氏。事情を知らずに大変お邪魔いたしました。
午前、ジュマの難民キャンプ訪問。
午後、山上の瞑想道場訪問。瞑想道場では教科書で日本語を勉強している若い僧侶に迎えられる。
瞑想道場を辞してから車でチッタゴン市内へ向う。飛ばしに飛ばして5時間。途中タイヤトラブルもあってホテル着は9時。しかしこんな時間でも市内の渋滞はかなりのもの。
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