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15の春

午前、地元の市立中学卒業式に近隣小学校PTAを代表して来賓として出席。
ここは私の母校でもある。

卒業生たちがひとりひとり卒業証書を受け取り、来賓席の前で一礼して自席に戻る。その様子をずっと見ていた。男子生徒と女子生徒、これほど違うか。
男子は概ね猫背、歩き方も照れや緊張もあるのだろうがきまっていない。まさに子ども。それに対して女子はみな立ち居振る舞いがしっかりしている。見られているという意識がある。見せている意識さえある子もいる。もちろん容姿は15歳のそれだが、醸し出す雰囲気はもう大人のもの。同級生の男子なんか相手にならないだろう。この卒業生男女がカップルになっている様子はぜんぜん想像できない。

式の後半、送辞と答辞は合唱に乗せて。この中学では合唱に力を入れている。本日は在校生が1曲、卒業生が4曲。
卒業生の歌の2曲目で、指揮者の男子が嗚咽。それにつられたように涙を流しながら歌声をあげる卒業生たち。
やんちゃそうな子もいたけれどその子にしてもかわいいもの。なんとも気持ちのいい空間に立ち会わせてもらったことに感謝します。みんながんばれ。

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