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消えていた記憶

ご門徒のお葬式。
故人は以前、延立寺が田町にあった時代、すぐ近所に住んでいた。
そのお子さんの兄妹は私と同年代。火葬場での待ち時間に昔話をしていると、兄妹ともに、延立寺の一番の思い出がうちの墓地で首つり遺体を見たことだという。
時間は夜。警察より先に駆けつけた幼い二人。木の枝にぶらさがった全身がなぜかライトアップされたかのように照らされて、その顔もはっきり見え、今も鮮明に覚えているとのこと。

そのことは完全に完璧に私の記憶から消えていた。

当時6歳だった私自身はその現場を見ていない。だが、もちろんその事実は知っており、後日、学校の友だちに、首つりがあったのはここだよ、と案内もしていた。
そのことも含めて、今の今までまったく忘れていた。なぜ。

そんなに忘れたい記憶だったのか、とも思ったが、考えてみれば、私、6歳以前の記憶ってほとんど残っていない。生きていたのかさえあやしいほどに。
今回のように、あんなことがあったよね、と話をふってもらえば甦る程度には頭の底には潜んでいるんだろう。しかしおそらくその99%以上は今後もしまい込まれたままだろう。

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88888

愛車ラパンの走行距離が88888を超えた。

走行距離、半年11000キロを堅持しております。二酸化炭素排出に大々的に加担しております。申し訳ない。

が、環境問題って、ほんとうに難しい。
私がそれを最も感じたのは、焚き火の禁止。
空地で少量の枯れ草木花を燃やす程度のことのことをなぜ役所が禁止するの。その合理性を私は全然納得できません。特にうちのような山間部で、落ち葉焼却をダイオキシン関連を理由に禁止されたのには、バカじゃないのという以外の表現が浮かばない。

今、やっと10年前のダイオキシン騒動って何だったの?って検証がぼちぼちされているが、あれで得した奴はいったいいるのか?

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7878

柏での葬式後、車で帰路を進む。朝、式場に向うのには圏央道と外環を使ったが、帰りは空いていたので首都高・中央道を選択。晴れた日に川沿いの首都高を走るのは私の癒され状況のかなり上位に入るので。

山手トンネルを抜け、首都高4号線に入ったところで、隣を走る車が急に私の車の直前に進路変更!クラクションを鳴らすと相手も驚いたように離れたが、すぐスピードを上げて車間をあけて前に侵入。シャンパングレーのクラウン、ナンバーは7878。ナハナハってせんだみつおかお前は。
幅寄せはおそらく故意ではなく、私の車が死角に入ってしまっていたのだろう。

夕方、八王子市仏教協会が主催する浅川とうろう流しのとうろうを、地区仏教会の寺院にお届けする。考えてみれば地元の他宗派のお寺にうかがう機会って毎年この時期の、とうろうをお届けすること以外にはない。境内、そして玄関に足を踏み入れるだけで、それぞれのお寺の特徴が伺い知れて興味深い。参考にもなります。

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進行中

夜、帰宅して、次男が通う中学校で先日行われた運動会の時の集合写真を渡された。
が,しばらく見つめてもピントが合わない。子どもの顔が判別できない。周りに目をやるが、カレンダーの数字、書類棚の背文字ははっきりしている。しかし手元の写真がぼやけたまま。最近はこういう経験もたまにするようになったが、今日はなんか決定的な感じ。
別にショックはないけれど、47年間視力が両眼1.5で来たもので、変化に慣れず戸惑ってはおります。

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研修の日々

昨夜、アーユス総会。
総会記念講演には、今年度からアーユスが人材支援をしているACEの岩附由香氏。2008G8サミットNGOフォーラムでも今大変に忙しくしていらっしゃる。本日はチョコレートを切り口として世界の貧困問題を解いてくださった。
講演後には懇親会。席についた僧侶会員は本願寺派率が非常に高い。発足時は圧倒的に浄土宗に偏っていたんですが。

本日午後は、築地本願寺にてキッズサンガサポーター研修会。
キッズサンガは、本願寺派全体で取り組んでいる、お寺で子ども対象の何かをしましょうという運動。本日は各地区でその旗振りもしくはケツ叩き役となるサポーターの養成研修会。
会を重ねて参加者の理解が深まるにつれ、それぞれから疑問や意見も生まれるようになった。
キッズサンガという運動自体が枠組みが非常にゆるいので、かえってとまどいを生んでいる。ゆるさというのは、うまくハマれば快感だが、そうでなければ不快で不安だろう。

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法事が減っているとしたら

昨夜は各宗派僧侶と葬儀関係業者の方々との懇談の機会を得た。
と言うと怪しい飲み会を想像されるかもしれないが、まったく違い、お茶も飲まずに約3時間、より良い、まともな葬儀執行を目指して、現状の不満を含めての意見交換。集まった約30人の業者の方々は、非常に高い志を持っている。だから、僧侶への目も厳しい。
現在、僧侶と葬儀業者の関係は必ずしもうまくいっておらず、互いに強い不信感を持っているケースは少なくない。それは本日も話題になった。しかし今日集まった方たちとうまく連携をとれていければちょっと面白いことになるかもしれない。

本日、午後、会議2つ。

そのひとつの会議にて。
「最近、法事が減っているという状況がある。それに対して宗派として対策を考えていただきたい」という発言があり、私は黙っていられなくて反論した。それは宗派の責任ではなくて、住職の責任でしょう、法事が減っているとしたら住職の怠慢が第一の原因だ、と。
私がむきになったのは、先の発言のマクラに「宗派も、自殺問題とかのカッコいいことをするのもけっこうだけど」とふられてのことだったから。
自殺問題にこだわっているわけではない。人の痛み悩みに関心を持とうとすることを「カッコいい」としか受け取らず二の次三の次に考えているような住職に法事をしてもらおうと思わなくなるのはむしろ自然ではないか。
本願寺派の基幹運動は社会運動じゃない。まともな坊さんでありたい,という方向性であり、それは結果的には法事が増える運動なんですが。

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立場

午後、僧侶研修会に出講。
テーマは「法名」。1年ちょっと前に同じテーマで同じ方たちにお話ししたばかりなので、今回は講義を主にするのではなく、私は問題提起にとどめて、皆さんの話し合いを主にすることとする。それでも50分近く話してしまった。もっと短くして、話し合いを長くすればよかった。

この研修会へ私は、宗派関係者としてお声かけをいただいた。が、今日は自分の意見と宗派の立場を混在させて話をしてしまって、お聞きになった方に混乱を与えてしまった部分もあった。「いったい今日の研修会はどういう趣旨なんですか」と。申しわけない。

宗派ではこう動いています、と話をすると「○○してはいけないんですか?」「○○だったらいいというんですか?」 と質問というか詰問をよく受ける。それに対して私が言えるのは、良い悪いというジャッジではなくて、こうが望ましいんじゃないですか、というだけ。私は一見、権力を持って、苦労している現場に原則を押し付けて足を引っ張っているように受け取られがちだが、こちらには何の強制力もないし、ペナルティを課すこともできない。宗派の考えを説明しご理解いただく立場。
それは皆さん分かっていながら、時に反発をいただくのは・・・ひとえに私のエラソーな態度と口調の故か。失礼いたしました。
でも、仮に反発をお持ちだったとしても、この席に最初から最後までご参加いただいてご意見もくださった誠意に感謝いたします。

現状の形を変えていこうとする宗派の方向はご門徒との摩擦を生むだけ、とのご批判はあるのですが、私、ご門徒との摩擦は決してマイナスじゃないと思うんですよ。それが断絶や切り捨てになってしまうのは論外ですが、摩擦を縁をとしたつながりはかえって強固になるものと確信をするものです。
相手の意向をのむことと相手の心を汲むことは違いますよね。言うまでもないことですが。

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週明けもお祝い

延立寺法話会。
本日のご講師は春日部・善巧寺住職の榎本明さん。
控室にて待つ榎本さん、お願いしますとお声掛けすると、お数珠だけを手にして本堂へ。1枚のメモも聖典も持たずに講台に立たれた方はうちでは初めてかも。
ご法話は2年前に亡くされたお父さまの思い出などを交えながらお浄土について。

法話会の後、小学校にてPTAの運営委員会。
長年の懸案事項だったメールによる通信網を利用することに。
近年、電話連絡網が実質的に機能しなくなって、メールに移行しようと一昨年くらいから考えてはきたが、会員のメール使用率が100%でない現状では踏みきれなかった。このたび校長先生が、メール文を音声で電話へ流してくれる業者を発見。有料ではあるがそれだけの価値はあるでしょう。

夜、築地別院副住職の誕生日を職員で祝う。
この春から東京にお越しになった副住職、私が八王子在住と聞いて、多摩地区では子どもが増えているのか、とお尋ね。一口に多摩地区と言ってもものすごく偏りがあります。都市開教に積極的な副住職、その重要なターゲットと目される多摩地区の諸事情はこれからおいおいお伝えいたします。

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お祝いの週末

ゆうべは知人の結婚披露パーティーに出席。都心で20時半開会、22時半終了という予定なので車で向う。したがって今夜は飲めない。結婚祝いの席で酒なしなんて間が持つわけないじゃないか、って自分で車で来ておいて何を言っているのか分からない私。
会場を見回すと、あら、私が最年長。しかも飛び抜けて。ああ、仲間に入れて下さってありがたいことでございます。

本日、長男が剣道二段への試験を受けに行った。
顧問の先生からはずっと、楽勝で合格だと言われていた。それが直前になって、「近頃は東京の試験は簡単に通し過ぎる、という批判が出て、他県から審査員が来るようになったらしい。それに当たったらどうなるか分からない」と。

緊張を高めたまま早朝に出かけていった長男。連絡が入ったのは夕方になって。
実技は合格。後は、すでに提出してあるレポート次第だと。まずOKでしょう。

帰宅した長男は頭痛がするという。竹刀で打たれたからではなく、風邪をひいたわけでもなく、緊張が解けたからだろうというのが先生も含めた周囲の一致した見解。ナイーブな奴なんです。

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お寺でキャンドルナイト

ゆうべ、戸塚の善了寺でのキャンドルナイトイベントを見学した。
キャンドルナイトとは、夏至と冬至の日、電気の灯を消して、ロウソクの火でひとときを過ごそうというもの。必ずしも環境だけを考えてではなく(電球一個つけるのに排出される二酸化炭素はロウソク3本分程度だとか)、便利を見直し,灯を中心に人が集い語りあう場を作ろうというのが主目的らしい。

本日ははじめに法要。本堂の灯火は、福岡県星野村に保存されている広島原爆の残り火を分けてもらったもの。住職が福岡へ出向き、白金カイロで運んできた。行きは飛行機だったが、帰りは白金カイロを機内に持ち込めないために陸路で。

本日私はたまたま葬式帰りで衣を持参していたため、急遽法要に出仕することに。ありがたいご縁であります。

法要後、控室に戻って着替えようとすると・・・暗い。電灯つけてよ。あ、キャンドルナイトだからだめか。周りが暗いのに坊さんの控室だけ煌々と明りがついていたら顰蹙ですわね。ロウソクを持ってきていただいた。

法要の後は明治学院大学教授の辻信一氏、浄土真宗僧侶の阿部信幾氏、NGOジュレー・ラダックのスカルマ氏、善了寺の成田智信住職らによるトークセッション。そしてネパール人ミュージシャンbobinのライブ。
その間、境内に出されたテーブルでは、ロウソクの火を囲んでチャイやコーヒーを楽しみながら語らう人たち。学生風の若い人たちが7割。ゆるーい空間。実に心地よし。

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6/19にメールを下さった方へお願い

お願いです。

先日、私のメール環境の変更を行なった過程でトラブルが発生し、6/19(木)の午前に私宛に送られたメールが、私に届かないまま消滅しました。
もし、その時間に私にメールを送って、必要な返事がまだないと不審に思っている方がいらっしゃいましたら、恐縮ですが再送をお願いします。また、返事を必要としないメールもできるだけ再送していただけると助かります。

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同じ仏教徒として

夕べ、増上寺にて「宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会」の第一回結集が行われた。
会場に集ったのは全国から約150名。本日出席はかなわなかったが会への参加表明をされた方を加えると300名。わずか2週間での呼びかけに対して、この反応のよさは異例といえよう。数だけでなく名前も実に多士済々。半年前にはまったく考えられなかった状況。喜ばしいことではあるが、いったいどうしちゃったの、という気持ちも正直ある。全国各地での同趣旨の集いもいくつか予定されていると聞く。一過性に終らせないよう、持続的な取り組みを期待します。
また、同じ仏教徒という視点からは、ビルマのこともどうぞお忘れなく。

夕方、アーユス事務所にネパールのNGOの代表の方が来訪。来日にあたっての交通費をアーユスが支援したということもあって、ご挨拶におみえになった。昨日は福田首相と会談したとのこと。印象を聞くと笑っていらっしゃいました。笑うしかないのでしょう。

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散骨

午前、浅草のお寺へ。
つれあいの親戚のお墓を廃止し、うちの共同墓に受け入れることになり、お骨を受け取りにいった。
骨壷の数、15。そのうち1つがとても凝ったつくり。肩に美しい曲線をつくり、色は深い紺。蓋は銅版性。骨の主は名士だったらしい。ご住職も「これはいいものですね。故人がこだわって焼かせたんじゃないかな」お骨を共同墓に納めた後も、この壷だけはとっておこうか。車の後部座席に15個が並ぶ。

ちょうど時間は昼。食事をとろうと、築地別院駐車場に車を入れる。
車を降り、後部ドアを開けて財布の入ったパッグをとろうとしたら、眼下を青い物体が落下していった。
! パシャーン!
乾いた音ともにばらまかれた白と紺。
あの、名士の骨と壷が粉々に。あーーーー。
骨と壷の破片を手で掬い取って持参したビニール袋に納める。
骨壷をとっておこうなんてスケベ心を見透かされたようなこの始末。落とした場所が築地別院境内だったことがせめてもの慰めか(何の?)。
食欲も失せ、そのまま寺へ戻って納骨をすませた。南无阿弥陀仏。

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すべての交差点を分離式にせよ

首都高の銀座出口を出て、晴海通りを左折したところで警官に停められた。信号無視。

私が悪い。それは認めた上で。
この交差点、時間帯によっては全然進めない。原因は時差信号になっていないため。つまり、横断歩道をわたる人が多いと車は左折できず、黄色になってやっと1台、2台。この日も信号が2回変わる間に車が3台しか進めなかった。
で、急いでいた私、前の車にくっついて左折。赤信号は認知してました。でもね、直進や右折じゃありません。左折ですよ。周りの安全は確認ずみ。
「あなた、しっかり赤信号見てたよね」はい、その通りですおまわりさん。赤信号も、周りの車も歩行者もしっかり見てました。
私が悪い。それは認めた上ですが、すべての交差点を車人分離式、スクランブルにできないですかね。その方が絶対に流れがよくなり違反者も出なくなると思うんですが。あの信号、警官があそこにいたということは違反者がよく出るということでしょ。

今年3月に続いての信号無視。免停にリーチかかっちゃいました。あと1年、無違反でいけますかどうか。ってそりゃ私の自覚ひとつにかかっている。

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影が薄い

築地別院の駐車場。私がいつも停めている場所に車がとまっている。建築会社のバン。なんだこいつ、勝手に停めやがって。駐車スペース外に停めて事務所へ。あの車どかしてくれないかな、と。すると職員、「あ、場所変わりました。○○番にお願いします」
・・・聞いてないよ。いや、伝えたつもりはあったんだろう。影が薄い私の不徳。バンの運転手とケンカをしなくてよかった。

2つめの会議を中座し、築地別院から青梅へ通夜に車で向う。
カーナビは八王子インターで降りろと指示をするが、ここはさからって圏央道八王子ジャンクションへ向う。中央道から圏央道に入るルートはまだ使っていなかったのでいい機会と思って。
しかしかなりの遠回りでしたね。時間的にはたぶん早かったと思うので選択は間違っていませんでしたが、東京方面から圏央道に乗るには、ジャンクションを経由するより、八王子インターでいったん降りてあきる野インターから乗る方が、気分的にも経済的にもいいと思われます。

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少しの嫉妬

川西蘭氏の新著『坊主のぼやき』(新潮社)を読む。

川西氏は私と同じ年生まれ。19歳で作家デビューした時に、いち早く世に出た同年代に感じた驚きと少しの嫉妬は今も覚えている。
川西氏は縁あって浄土真宗本願寺派のお坊さんとなった。その悪戦苦闘と、仏教界の実際を綴った本書、笑えます。

そのあとがきに、川西氏の知人の体験談が記されている。東京郊外に住むその人は、弟さんを自死で亡くした。葬儀社から紹介されたのは浄土真宗本願寺派の40代半ばの住職。葬儀社いわく、「この住職は自信をもって紹介できます。たいへん忙しい方なんですが、時間をとれてラッキーでした」
通夜葬式と営まれたが、その読経の真摯さに心を打たれ、法話は本当に胸に染みたという。知人の父親はその住職に惚れ込み、寺の法座に通うようにもなったとのこと。

東京郊外の評判のいい40代住職?俺じゃないか?と思ったが、書かれているようなシチュエーションの葬儀は記憶にございません。じゃあ誰だ?たぶん彼か彼。
よき出会いがあったことを喜びたい。そしていい仕事をしてくれている仲間の存在に感謝と少しの嫉妬。

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排除しない

午前、子どもの通う小学校の公開授業を覗く。
三時間目は保護者向けの特別企画で落語家、柳家小団治師匠の噺。
縁あって、私が小団治師匠を聴くのは今年2回目。どちらの席も端正な噺。生真面目な感はむしろ上品で学校でも違和感がない。
本日は小話の後に『牛ほめ』。
出来の悪い与太郎を父親がなんとかしようとするがかえってとんちんかんになる噺。これに限らないが、落語世界では、出来の悪さをそのままでよしとは決してしない。しかしそれがどうにもならなくても決して排除はしない。学校空間に落語がある意味は小さくない。

夜、小学校PTAの新本部役員の懇親会。今年一年、よろしくお願いします。

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ヘビーローテーション中

朝、ホテルを車で出る。晴天の那須。全開にした窓からの風が最高に心地よい。

心地よさを倍加させているのはカーオーディオから流れるSuperflyのファーストアルバム『Superfly』。フリーライターの前原政之氏いわく「明るくてキュートな21世紀型のジャニス」。まさにその通り。かつて「下北のジャニス」と呼ばれた金子マリの叫びを彷彿とさせる。
世界を救うのはやはり女だ。

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眼福

小雨の中、車で那須に向う。中央道を都心に向かい、首都高4号線から山手トンネル経由で東北道を進み、那須インターで下りる。そこはまるまるリゾート地。
本日はここのホテルを会場に、北関東の浄土真宗本願寺派寺院の役職者会議。私の役どころはこれからの活動のお知らせと協力お願いのみ。

会議後、ホテルの部屋に入り、窓のカーテンを開けて息を飲んだ。外は一面の緑。ぽつりぽつりと別荘らしきものも見えるが、それらを覆い尽くす圧倒的な樹海。見ているだけで後頭部を風が抜けていく。久々の眼福体感。
今回は時間がないのが残念だが、いつかゆっくり再訪したい。

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愛しの白濁

私、カルピスが好き。
でもカルピスウォーターは嫌い。
なんでまたああいう貧乏臭い薄め方をしますかね。あのくらいの希釈度の方が今の人にはあっさりしてていいんですかね。
カルピスウォーターはたぶん原液と水が1対4くらいと思う。
私の好みは1対2.5。1対2でもいい。

カルピスは、私が学生時代、二日酔いになったときの回復薬としてもたいへん重宝した。その時は水と原液は1対1。これをジョッキ一杯分一気飲みしてすぐに吐く。カルピスによる胃洗浄。これ、ホントにさっぱりします。ここ数年は二日酔いをしていないので、カルピスを回復薬として使うことはなくなった。多方面にとって幸いである。

そんなにカルピス好きの私ではありますが、実は、カルピスの容器が10年以上も前から紙パックになっていたことについ最近まで気づかなかった。どこのスーパーでもあの瓶が見あたらない。変だなあと思っていたのです。で、どうやって入手していたかというと、ネットで贈答用の瓶を注文していた。不覚。というかバカ。

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削るな

うちから歩ける距離にあるTSUTAYA、地元の店を大切にするという私のポリシーに従い、ここで買える本はなるべくここで買おうと考えている。新刊文芸と新刊新書と雑誌とマンガ関係ですね。
が、マンガについては、新刊はいいのだが、発行して間がある巻はここで買うのはやめてしまった。
理由は、ヤスリがけ。

ソフトカバーの本は、小口が汚れると紙ヤスリで汚れを削り落とす作業が施される。普通は出版社が返品されてきた本を再出荷するときに行うものと思うが、TSUTAYAはどうも店でやっているふしがある。というのは、ここに並んでいる本、削れ方が明らかに他の店とは違う。深い。2ミリくらい削ってんじゃないか。
文章だけの文庫本や新書なら2ミリどころか5ミリ削ったって中身に影響はない。しかしマンガの場合は違う。最近はページいっぱいを余白なく使う作品が多いため、絵が削られるんですよ。ひどい場合はふきだしの中の台詞が削られることすらある。これ、作品への損傷行為と言ってもいいのでは。

中身に影響がない本でも、私の好みとしてはやすりで削られるよりも汚れたままの方が美しいと思うのですが、いかがでしょう。

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いい授業成立中

午後、東京で活動している社会福祉関係の方々に、今本願寺派が主導で発足を準備されている国際協力NGOについての説明をする。
設立の理念、そして考えられる活動内容など、私の理解しているところをお話しさせていただく。が、話を理念に置きすぎてしまったため、聞き手にイメージをぼやけさせてしまったようす。さらには新設立団体へ不信感さえ持たれてしまったかもしれない。
幸い今日お見えになったのはいつも顔を合わせる機会が多い方々ばかりなので、おいおい補足しながらご理解いただくよう努めます。

夜、仏教学院授業聴講。講義は「基幹運動」。後期に私が担当する科目。
受講生の考えを聞きながら進める講義形式。実に活発。いわゆる「正解」を答えようというのではなく、みなさんご自身の意見をちゃん披露する。いい授業、というか、いい受講生です。準備のしがいもあるというもの。

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シャムよ

夕方、市内のペットショップを覗く。
空前のペットブームだそうだが、その主役は犬。しかし私は猫が好き。

延立寺ではずーっとシャム猫を飼っていた。だが、17年生きたその猫が死んだとたん、次男と長女の喘息がピタリと治ってしまったのを目の当たりにすると、とても動物を飼う気にはなれなかった。
子どもたちも成長してそれなりに耐性もついたようで、もう動物を飼っても大丈夫とは思う。長女は親戚の家に遊びに行った時、そこの犬と終日遊び続けているが喘息はまったく出ていない。

ペットショップには猫はわずかしかいない。アメリカンショートヘアーとロシアンブルー。どちらも12万円超。高いすね。
シャムは人気がなくなって久しく、普通のショップにはおいていない。だが近年、姿を進化させて人気も復活しつつあるとか。
その写真を見せてもらった。・・・絶句。ガリガリに痩せて、首の筋を露にして、色は妙に白く、目だけがパッチリして、まるで晩年の鈴木その子そのままじゃないか。こんなのが進化なのか。いったい誰が君をこんなにしたの。嗚呼。

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私的に最少

午後、延立寺壮年会例会。
『親鸞さま』のビデオの後半を観賞後、勉強会。
『親鸞さま』には、従来あった「艱難辛苦を生き抜いた親鸞聖人」イメージを積極的に否定しようという意図が明確に感じられる。流罪になった先の越後は米どころで人びとは温和。こりゃ流罪になって御の字じゃないですか。全体を通してなんかぽわーんとしている。作品としてもあと10分は刈り込んだ方が締まったし研修にも使いやすかったと思う。

勉強会は、ご自分たちで教材を作ってきて、非常に熱心。住職としては嬉しい限り。

しかし、今年、ビデオも映画も全然観ていないことに愕然とする。たぶん今年になってから『親鸞さま』を含めても3本か。いくらなんでもこんなに観ていない時期は記憶にない。
なにしろ私はDISCAS(寺島進が出演しているドラマ仕立てのCMでおなじみのDVDレンタル)の会員になっているが、今私の手元にあるDVD、借りたのは去年の12月(!)それからずーっと手元にあるが観ていない。1980円の月会費だけを空しく払い続けている。
時間がないとは言わない。しかし余裕がないのです。

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地下鉄ホームにて

昼、丸ノ内線新宿駅の階段を下りているとホームの方から鋭い叫び声が響いてきた。連続して、ずっと。
声の主は子ども。2歳くらいか。ベビーカーから立上ってカナキリ声をあげている。ここから出せと主張しているらしい。しかしその声の大きさも叫ぶ様子も尋常ではない。子どもがぐずっているというレベルを遥かに超えている。

中年の男がその子にむかって「うるさい!静かにしろ!」とこれも大声で叱る。その中年男性、いま話題のキレる中年、暴走老人ではありません。よくぞ言ってくれたという無言の共感、そしてそれ以上の殺伐さがホームに漂う。
ベビーカーの脇には子どもの母親とおぼしき女性、そして祖母とおぼしき女性が立つ。そのふたり、子どもの叫びがまったく存在しないかのように穏やかに談笑している・・・。正直言ってものすごく異様なものを見た気がした。
おそらく、母と祖母にとってこの叫びは日常なのだろう。見たところはまったく分からないが、子どもには情緒障害があるのかもしれない。親にとってはこの叫びもこの子の「個性」と見ているのかもしれない。
障害がある子どもとその親が、障害に由来して後ろめたく生活しなければならない社会は未熟で歪んでいる。それは私も次男が出先でパニックになった時のどうしようもなさを経験しているから実感として分かる。しかし、明らかに異常な段階まで個性とすませてしまうことがあるとしたらそれは誰にとっても益はもたらすことはない。

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道が空いている

今月に入ってはっきり体感しているが、首都高が空いている。
ガソリン値上げの影響か。何かの使用を抑制するには値上げが一番顕著なのは確かだろう。タバコの価格を1000円にするというのも、間違いなく効果があろう。そうなればタバコは忌避される悪癖ではなく、高尚な趣味、嗜みと評されるはずと思うがいかが。すでに葉巻はそうなってるし。

築地本願寺で森達也氏の講演を聞く。
本日の聴者は高校3年生女子、700名!私は恐ろしくてとても壇上に立てません。修羅場をくぐってきた森氏も、ちょっとてこずったよう。講演後に控室で「いやー、何人か寝かしちゃったね」と苦笑する。いえいえ、私が見たところ寝ていたのは数えるくらい。無視していい範囲です。かつて私が某所で女子高生を相手に話したとき、壇上に上がった段階で5分の1が寝てました。30分過ぎた頃には3分の1が寝ました。いまだにトラウマです。

その森氏、つい最近北千住で警官から職務質問を受けたそうな。カバンの中を見せろと言われ、断って立ち去ろうとしたが前をふさいでしつこく離さない。やましいことがないなら見せられるはずだ、嫌なら交番にこい、と。なにやらトラブルかと加勢の警官も集まってきたので結局カバンの中を見せたとのこと。
何を探しているかと問うと、「カッターなどの凶器」だと!
気をつけてください。今、カッターを持ち歩いていると凶器を携帯していると見なされる可能性があります。これ、冗談じゃないですよ。
警戒の理由を問うと「サミットが近いから」。近くのスーパーのサミットに強盗が入ったという話ではなく、7月の洞爺湖サミットの警戒を今ここ錦糸町でしていると。はあ。

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短い縁だった

先月、ずいぶんと天井裏で暴れてくれていたイタチくんが、今月に入ってパッタリと静かになった。
やっぱりあの、交通事故にあったやつだったのか。

それはこの前の日曜日。
旅行の集合場所に向って寺を出てすぐ、車道の反対車線上に、茶色い毛皮があった。
すれちがいざまに見ただけなのではっきりとは分からないが、おそらくは車にはねられた小動物。体長は40cmくらい。頭らしき部分の様子からして猫や犬ではない。
そう、10日前に私が天井裏で目が合ったやつと色も大きさもそっくり。あいつか?と思いながらそのままになっていた。
交通事故にあうとは、やっぱりどこかで飼われていて勘が鈍っていたのか。合掌。

しかし、今うちの生ゴミを荒らしている何者かがいる。同じイタチの仕業と疑っていたが、こちらは今朝も出現。まあ、うちの中に入り込まなければよしとするが。

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初走行

朝から強い雨。
八王子のお寺の住職が亡くなった。その弔問にうかがう。宗派は違ったが、その語り口も行動も、この方から教わったことは少なくない。お世話になりました。

弔問後、中央道に乗るのに、初めて圏央道を経由した。八王子西インターから入る。ここからは中央道方面へしか行けず、埼玉方向へ乗るにはあきる野インターまで行かなくてはならない。
八王子西インターから八王子インターまでかなり離れている。15キロm以上はあるか。都心方向へはかなり迂回する感じ。空いているんで下を通るよりは時間は短縮しましたけど。

午後、イベント会議。9月11日の夜に築地本願寺にて平和と環境をテーマに集いを開く。広島原爆の火によるキャンドルアートをメインに、有名シンガーにも都合を打診中。なんとなく面白いものになりそうな感じ。

夜、PTA連合会の役員会議。今年から全員男性。会議の流れがどことなく固く感じられるのは気のせいだろう。

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優秀トリオ

延立寺旅行会2日目。
朝から曇天。
午前中、バスは南伊豆を走る。添乗員、岩井氏の一番のお薦め、あいあい岬で休憩。皆が風にあたりながら景色を楽しむその間、岩井氏はボットを片手に熱いお茶を配って回る。いやはやこんなに働く添乗員、そうはいない。
そして今日も変わらぬ笑顔と完璧なガイドの高橋さん、さらには細くくねった南伊豆の道を、まったくストレスなくバスを進める運転手の山上さん、下手な運転なら車酔い続出の道と聞き、その通りと思う。この強力なトリオ、延立寺旅行会は今回でたしか19回目だと思うが、控えめに見て三本の指に入る優秀さと認定します。

昼前、ぽつりぽつりと雨が落ちてきた。あー、あと半日もってほしかったのに。聞けば今日から関東東海地域は梅雨入りとか。

昼食後、今回の旅行のメイン、伊東の宝専寺へ。
雨が本降りになってきたのでご住職がバスまで傘を何本も抱えてきてくださった。
本堂にお参り。ご住職からご法話をいただく。「私が人生に何を願うかではなく、私は人生に何を願われているか」
雨に濡れた庭が本当に美しい。

帰り道、だんだんと空が明るくなる。八王子に入ると陽が差してきた。浅川を渡ると、河辺で高校生たちが何チームかに分かれて合唱の練習をしている。中高生の合唱姿に私は弱い。自分があの歳だったころのウズウズがよみがえって。

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堂ケ島にて

もう6月~

本日、恒例、年一回の延立寺旅行会。今年は一泊で伊豆、堂ケ島温泉へ。
ここのところ雨が続いたが今日は晴天。コースは中央道で富士山へ向かい、五合目までバスで上がる。と、ふもとまで来て有料道路に入ろうとすると全線通行止めの表示。はあ?本日自転車ロードレースのために昼まで車は入れないと。なにそれ。
急遽近くの観光スポットを検討し、忍野八海へ向う。ここは私は始めて。富士山の雪解け水が80年かけて濾過されて湧いているという水。その透明度に素直に驚いた。私的には通行止めにしてくれたロードレースに感謝。

バスの中、添乗員の岩井さんがエプロン姿で飲み物の注文をとっている。コーヒー紅茶スープ、ジュースはリンゴとオレンジ。これみんな旅行代理店、江山観光社のサービス。いやはや、岩井さん、よく動きます。
今回のバスガイド、東京バスの高橋ともこさん。キャリア10年とか。笑い顔が大塚愛そっくり。素顔はそう似ていると思えないのに不思議です。いや可愛さよりもガイドとしての腕がすごい。道々の案内、資料を一切見ないで説明が出るわ出るわ。乗客からの声にもそつなく応えて臨機応変。堪能しました。

堪能といえば宿での夜の宴会。芸達者ぞろい。これはねえ、よその寺には真似できないでしょ。悔しかったらうちのご門徒におなりなさい。

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