説法
寺報発送。10月号。少々11月にずれこんでしまったが、6日というのはまあ私の中では許容範囲。9日の報恩講の案内をわずか2日前に受けとる方も出てしまうが、それもまあ許容範囲としてください。
午後、ダライラマ法王の説法を聞く。
会場の両国国技館はほぼ満席。私の席はアリーナの前方。その私の4列前に見覚えのある大男。
金メダリスト石井慧。
肩幅も座高もある彼が席に座っている。その真うしろの席に座っているのが非常に小柄な尼僧さん。アリーナの、前から4例目の真ん中という良い席をとりながら、おそらくはダライラマ法王のお顔が見えません・・・。石井の左に右に背筋を伸ばしてお話を聞いている尼僧さん、お疲れさまでした。
約90分の説法の後、質疑応答で石井が手を挙げた。「今私はいろいろと悩んでいる状況です。人の忠告を受け入れた方がいいのでしょうか、あくまでも自分の意思を押し通した方がいいのでしょうか」
それへの法王の答は「忠告はひとつひとつ丁寧に聞きなさい、それを十分に検討し参考にした上で、決断するのはあなた自身の意思です」
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