日本仏教に関心ない仏教ファン
ワークショップ最終日。
朝、外から叫び声。その方向を見下ろすと、ふんどし一丁で膝まで海に浸かり、頭から水をかぶっている男あり。彼は日蓮宗の僧侶。さすがであります。
最後のワークは「これからどうする」
ジョアンナ・メイシーはエンゲイジドブディズムの代表とされている。エンゲイジドブディズムとは新しい仏教理論ではない。仏教を単なる心の平安とか脳内遊戯に終らせないことを意識しているだけであって、そのことも含めて、仏教の本道とさえ言っていい。
そのワークショップに集っているのだから、参加者はいくらかは仏教に通じているものと思っていた。しかし食事の時間や休憩時に話をしてみると、驚くほど日本仏教の知識がない。何宗があって、どんな考えをしているかなどの。
参加者は20代から50代。若い人だけでなく、けっこうな年配の方も日本仏教を知らない。仏教自体は肯定的に受けとめているのに寺とつながりをもとうという発想がこれまでまるでなかった人たち。そうさせたのは寺の責任だとは思う。しかし考えさせられた。
夜、八王子に戻って東急スクエア上のホールにて憲法集会に参加。会の冒頭で呼びかけ人を代表して挨拶をする。
本日の参加者は高齢者が目立つ。9条への関心は高齢者ほど高い。というか、なかなか若い層を引き込めない。どうしましょう。
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