年末恒例、私の中学校時代の同級生がうちに集まっての忘年会。
卒業以来実に33年、大晦日に開くようになってからでも25年続いている。
考えてみると今日集まったメンバーのうち、一人を除いて他のみんなと会うのは一年ぶり。昨年の忘年会以来。でも今日も誰も一本の電話も寄こさずに定刻に顔が集まった。
本日のサプライズ。メンバーの一人が娘とその旦那、そしてその子ども、つまり孫を連れてきた。娘は以前、うちの境内でバーベキューをやったときに遊びに来て以来。あの時は確かまだ小学生だったよね。
始めは男5人から始まった忘年会、それにそれぞれの連れ合いや子どもが加わって一時期は部屋に入りきれない大宴会になったのが、数年前から子どもたちがぼつりぼつりと抜けていった。だんだん元の5人に戻っていくんだろうねえ、と話をしていたところ。いやはや孫がこの場に加わるとは。連れられてきた旦那もいい感じに場に馴染んでいる。こんなバカなオヤジたちですが、お嫌でなければ来年もどうぞお待ちしています。
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夕方、イスラエル大使館前での抗議行動に参加する。
この時期での空爆、来年の総選挙を前にした政治的パフォーマンス以上の意味を見出せない。それが、350人以上の死者を出した。
寒空の下での抗議行動。一声のシュプレヒコールもない。ただ、怒りと悲しみの中で静かに立ちつくす人々。その思いを記した即時空爆停止の要請文が大使館に投函された。
夜、消防団の夜警に出る。おそらくは来年3月で引退する私にとって最後の夜警か。しかし後釜がまだ見つからないので老体に鞭打つ事態が続く可能性もゼロではない。
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寺報ポピンズ発送。なんとか今年4回発行。目標は6回だが、来年は5回には持っていきたい。
今回も原稿を書く時間がなく、他所で使った原稿を使い回し。今に始まったことではないですけど。重ねて読まされる小数の方々には手抜きをお詫びします。
ご門徒への年賀状も発送。今年も長田弘の詩を使って。
僧侶・寺・友人宛の年賀状は年が明けてからになります。お詫びします。
消防団の夜警に出る。ここに書いた通り、忘年会を優先して私の夜警出動は本日と明日のみ。申しわけないことでございます。お詫びします。
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夜、吉祥寺にて先輩僧侶と本当に久しぶりにさしで飲む。
この方とは私は20代の僧侶駆け出しの頃にずいぶん飲んだ。というか飲ませていただいた。その席ではふだん無口な私がやたらとしゃべった。そんな中で教えられたことがいくつも私の僧侶としての基礎になっているのは間違いない。
その後私が先輩と呼ばれる立場になって、かつて自分がしてくれたように後輩に接したかというとそういうことは全然ない。もう先輩後輩で飲みに行くという文化は廃れだしていたし、何より私にその度量がなかったということだろう。
いただきっぱなしのまま今日にいたり、今日もまた先輩に愚痴のような駄弁を多々弄しながら教えをいただいていた。豊潤なひととき。
吉祥寺は私の青春の町。高校時代、試験が終ると悪友と連れ立って繰り出したのが吉祥寺。その当時、30年前に通っていた店、SCRATCH、SOMETIME、赤いからすがいずれもまだ健在なのが本当にうれしい。
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寒い。
2階のトイレ、ウォシュレットのボタンを押しても水が出ない。だけではなく、モノが流れない。手を洗う水も出ない。完全凍結だ。
風呂の残り湯を使って事態の解決を果す。
「水に流す」ということは人間の精神生活において無視できない重要な位置を占めるものである。
夜、PTA連合会の本部役員の忘年会。本日は現役役員と役員OBが数では半々。OBとなってなお付合いが続いているのはひとえに現会長の人柄に負う。人柄は人間の社会生活において無視できない重要な位置を占めるものである。
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ふと気がついた。毎年恒例の忘年会、今年はそういえばないよなあ。あれ、今年は事情で流れたんですか?と聞いてみると「え・・・昨日だったんですが・・・、ご案内はありませんでしたか?」
またまた影の薄い私。これはもう立派な私の個性と思う。まあ昨日なら先約があったのでどのみち欠席でしたが。
本日はアーユス忘年会。毎年恒例、事務所の大家さん宅にて。
私は途中で寝てしまった。大きないびきでしたよ、と後で聞かされた。
それもまた私の個性であります。
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愛車ラパン、走行距離が本日、10万キロを突破しました。
乗り続けて4年半で大台に。年間2万2千キロペースは温暖化まっしぐらであります。世間様に申しわけない。
このラパンはこれまでまったくトラブルなし。快調に働いてくれています。もうしばらくはいい相棒でいてくれるでしょう。
昨夜、都内の住職の会合におじゃまする。宗派で進めている運動への理解と意見をいただくための巡回に。
時間は15分ほどしかいただけなかったので少々早口にお話をし、最後に、ご理解いただけましたでしょうか?と問いかけたところ、即お一人が「全然分からない」。
は?「何をやりたいんだか具体的に言ってくんないと俺はバカだからさっぱり分からない」
その後のお話をうかがうと、今私が言ったようなことはもう自分はこれまでずーっとやってきた。それを無視軽視しているかのような物言いに聞こえたらしい。
今日の場に限らず、そのような不満というか批難を受けることは少なくない。特にご自身の活動に自負を持っていらっしゃる方から、「現場を知らずに勝手なことを言うな」など。
決して、これまでのご苦労を否定する意図はないですし、そのような話し方もしていないつもりですが失礼がありましたらご容赦を。もちろんご意見は活かさせていただく所存です。
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昨日の夕方、「こちらは松本さんのお宅ですか」と尋ねてきた人があった。
「財布を拾ったんでお届けにあがりました」
それはまごうかたなき私の財布。
中は・・・現金はそっくり抜かれていた。約3万円。
しかしそれはまあいい。その他がそっくり返ってきたので。
その他とは、免許証、キャッシュカード3枚、クレジットカード6枚、各種会員&ポイントカード21枚、スイカ、バスカード、図書カード2枚、書店くじ当り券2枚、コーヒータダ券3枚。
はー、これらの紛失手続きをしなければならなかったことを考えるともう、御の字です。
この財布、実は昨日の朝から見当たらなくなっていた。しかし心配はしていなかった。うちの中のどこかにあると確信していたので。というのは、その前の晩に私はタクシーで帰宅したのだが、料金はこの財布から払い、手元に領収書も残っていたので。
それが・・・届けられるとは。しかも、落ちていたという場所が大和田の道沿いの植え込みの上だと。うちから車で約15分かかる。もちろんそんなところを私は一昨日も昨日も通っていない。
考えられる可能性は、タクシーで料金を払った直後に車内に落として、次に乗った客の手に渡ったか。しかしなあ、領収証とおつりは手にしているのに財布を落とすかなあ。私はタクシーを降りる時は座席を振り返り忘れ物を確認する習慣がある。一昨日もそれは確かにした記憶がある。
昨日は朝から寺を出ていない。
なら、いつ、どこで?どうやって??
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藤の会(壮年会)とやまゆりの会(婦人会)合同で本堂すす払い&境内清掃&餅つき。
もちつきに用意した臼は2つ。
参加者は総勢50名。しかし、今回は餅つきの経験者が少なかった。
そのため、珍事もいくつか。
餅をついている途中で休憩をしてしまう者。餅はつきはじめたら仕上げまで休んだらだめ。途中で冷めたら餅にならなくなってしまう。
米を蒸す係の者は、釜の水の補給に頭が向かなかった。
したがって途中から空焚きに。
気がついた時は蒸していたはずのもち米がうっすら黄色く焦げてしまった。
一応ついてみても米をつぶしているだけで餅にならない。
せいろも危うく燃えるところ。
この経験、次回に生かしましょうね。
少々の失敗はあっても、お供えの他、みなさんが充分堪能できるくらいのもちはつきあがりました。晴天の下にテーブルを出して、大根おろし、納豆、アンコ、きな粉で食べるつきたてのお餅。爽快であります。
午後は法話会。私が務めました。初めて法話を聞くという方も多かったので阿弥陀さまの話など。
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夜、今年最後のおやじの会。
新顔が二人。このところ同じ顔ぶれに固定しつつあるのでありがたいことです。
話題は来年のPTA役員。私は今年は実質的に何もしなかった(できなかった)し、周辺状況に変化はないので来年もし続けてもやっぱり何もできない、と懺悔を込めて言うと「いいんですよ、会長には何も期待してないから」はあ。
その言葉、思いやりだと受け取らせてください。で、結局来年もPTA会長を続けることになりました。何の期待もされていない会長。存在の耐えられてしまう軽さ。
夜、外の風音が激しい。ビュービュー、ビュワンビュワン、ボォワーボォワー。
まるで風台風。
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夜、東京仏教学院の講義。
早くも私の担当分の最終回。
毎回映像を観てきたが、今回はハンセン病差別をテーマにした『新・あつい壁』を上映。
実際にあった冤罪事件を忠実に再現しながら、現在性も盛り込んだ作品。今期の講義の中で使った中では唯一の劇映画だが、物語が持つ力はやはり大きい。
講義後は受講生と忘年懇親会。
受講生の一人から、私の講義内容の甘さと、講師陣の姿勢の甘さを指摘される。
申しわけない。できたら私の担当が終了する前にお聞かせいただきたかったところだが、そういう不満を持ちながらも皆勤で学んでいる姿勢に頭がさがる。
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夜、次男が通う中学校障害児クラスの保護者懇親会。
担当されている先生方4人も出席いただいた。
授業参観などには父親の姿も少なくないので今日も何人かは参加すると思っていたが行ってみると父親は私だけ。あらま。つまりは母親の息抜き会でもあったのね。
飲みながら先生方が実演して見せる生徒たちのしぐさと表情のリアルかつ愛らしいこと。本当によく見てくださっている。じゃないとこの真似はできません。
母親たちの話題で一番盛り上がったのは子どもたちの恋話。誰クンと誰ちゃんが付き合い始めた!じゃあ誰クンはショックだよーどーすんのー、と。
おやじの会ではこんな話題一回も出てないぞ。まあ小学生の親だからではありますが。母親と父親は関心点がかなり違うような。
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午前、二件のお寺に訪問。うち一件は何度も伺っているお寺。住職に淹れていただいたコーヒーを飲みながらしばし懇談。
午後、静岡地区の僧侶研修会に出講。出講と言っても講義をするのではなく、今宗派で進めている運動への理解と意見をいただく役目。本日ご出席の皆さんは概ね好意的かつ真摯に受け止めてくださったことをありがたく思う。
夕方、研修会企画会議。
来年3月に築地本願寺にて自殺をテーマに公開講座を開く。その内容の詰め。
詰めでありながら、ちょっと待って、と、講座開催の趣旨にまで遡っての検討。
参加者へ何事かを提供する以前に、主催者自身の学び(の不足の自覚)が出発点にあることを改めて確認する。
夜、帰宅すると、私がするべき連絡を早くせよと催促のメールが入っていた。
一日半程度はネットにつなげられない日はありますのでそのくらいご猶予をお願いしますね。いや、ふだんから連絡が遅れがち忘れがちな私ではありますけど。
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午後、熱海にて東京教区の役職者会議。
私の出番はほとんどない。来年度の計画の粗々を話して、ご協力お願いします、と頭を下げる。
会場は老舗の旅館。ネット接続環境はなし。一応Macは持参してきたが、これから一日半、ネットにはつなげられない。
わずか一日半のこと、実際にはまったく支障ないがなんとなしの不安はある。ネットへの依存心は増すばかり。イーモバイルの契約をしようかとずっと迷っている。
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午後から会議4つ。その間に通夜が入る。
必然的にひとつはキャンセルし、もう一つは大幅に遅刻。
申しわけないという以前に、私がここに関わっていること自体にもう無理がある。
うちの柴犬クーは誰彼かまわず吠えることはない。どうも人を見ている。
まず、宅配便の人には吠えない。作業着姿の人には吠える傾向がある。
その他、人によって吠えたり吠えなかったりするが、その基準がいまいち分からない。彼にとって怪しいかそうでないか、今のところその臭覚はそれほど外れてはいないと思うが、しかし寺参りをして吠えられたら嫌ですよねえ。
というわけでまだまだご門徒さんの通り道にはクーは出せないでいる。
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夜、東京仏教学院基幹運動講義。
本日はテレビ番組ETV特集『戦争は罪悪である』視聴。
戦時中、声高に主張した訳ではなく、近隣の者に「戦争は罪悪である」と漏らしただけで有罪判決を受け、教団からも処分された真宗大谷派僧侶、竹中彰元をとりあげたドキュメンタリー。
彰元はただその視点を持ち得ただけで、決して運動家ではなかった。しかし近代日本仏教の歴史の中で彼の存在は光り輝き、一本の番組さえできてしまう。その情けなさにただ恥じよう。
戦時中に日本仏教者の多く、特に指導者層は極めて好戦的な行動・言動をとった。しかしそれらのほとんどが戦後に反省も自己批判もせずに教団の中枢に留まり民主主義バンザイと称えていられた心性を考察することは、戦時中の言動を問う以上の意味があると思う。彼らにとってそこには何の矛盾もなかった。彼らが身を横たえていたのは無邪気な善意に他ならなかったため。
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午前、地元の葬祭業の方と懇談というか作戦会議。先日にこの方から届いたレポートを材料に。
レポートは、葬祭業者としての現状への危機感をつづったもの。題して「葬儀の減少を食い止めなければならない」。
今、葬儀をしない傾向が増えつつある。亡くなるとそのまま火葬場に直行してそれで終り。業界用語で「直葬(ちょくそう)と呼ぶ。すでに都市部では3割にもなるという説もある。
その原因は葬祭料金が不透明なイメージがあることもあるが、それとともに、寺院・僧侶が教化不足、特に布施の意味、葬儀の意味を檀家にさえ(一般社会にはなおさら)伝えていないことが問題だとして、善処を訴えたもの。
葬儀の減少・軽視は、業者としては経営に響くのはもちろんだが、それ以前に、葬儀の精神的役割が果たされなくなることの負の影響を心配している。
今私が関わっている寺ネット・サンガの活動と志の多くが重なるものだが、特にこの八王子における状況を変えていきましょうというお申し出。私に異論があるわけがない。攻めどころを検討する。
午後、築地本願寺にて東京教区の基幹運動推進常任委員会会議。
来年度の計画を粗々に検討する。
現行の計画は宗派と教区、ともに、僧侶の自覚の高揚を期待するとともに宗派・教区の方向性を提示したもの。次年度もそれを概ね踏襲するが、具体的活動を考えた時に、現行の計画書の文面からは「寺」の影が薄いことに気がついた。新年度は寺を意識的にターゲットに据えてみよう。
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電話が鳴った。
「延立寺さんですか。お世話になっています。総合防災ですが」
相手の声の背後には雑然とした音が聞こえる。他の電話に応対している声も。うちにかけてきた当人は安っぽい話し口。
「はい」
「消火器の交換の時期がきましたのでお知らせしました」
うちは消火器を含めた防災点検を地元の業者に頼んでいる。しかし総合防災という社名は初耳。
「えーと、うちは他の業者さんにお願いしてませんでしたか」
してませんでしたか、と聞かれても普通困ると思うが、相手は少し言葉につまりながら「・・・あ、そうですか。分かりました」と電話を切った。
惜しいなあ。「総合防災」なんて社名を言わなければもしかしたら引っかかったかもしれないのに。
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午後、延立寺本堂にてご門徒の生前葬があった。
生前葬。ご当人がご存命のうちに葬式を行なうもの。
真宗において葬式は故人のためではなく、故人が示してくださった事実を通して縁者が学ぶ場所という位置付けになっている。
だからまあ、生前に行なうことも理屈上はありとは思うが、私は住職歴26年間で初めて。
式進行は普通の葬式と変わらない。ただひとつ違うのが、式の最後に故人(じゃやっぱりおかしいな。何て呼べばいいんだ。「当人」にしましょうか)からの挨拶があること。参列者への感謝と思い出話にあふれた挨拶は30分近く続いた。
座敷に席を移してお斎。参列者は当人の親類7名。遠く九州からお見えになった。ここでも話は尽きない。上機嫌の当人からドイツ語での朗々たる歌も披露された。
後で聞くと当人はどうしても今日お見えになった方々と会いたかったそうだ。しかし90歳を越え、自分の体調から遠方には行けず、理由もなく招くのも気が引ける。それなら葬式をしようということになった。
葬式で親戚が数年ぶりに顔を合わせたという話はめずらしくない。葬式には縁をつなぐという作用がある。それは葬式を営む意味のかなり上位に位置することは間違いない。
満足げににこやかに参列者を見送った当人。どうぞお元気で。
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夜、寺ネットサンガの忘年会。
今蔓延している葬式の在り方に異をとなえ、よりよい葬式をしたいと考えている僧侶と業者が集う。
今年9月の発足以来、いまだ道を探っている状態だが、会を重ねていくうちに、だんだんと各人が持ち場を見つけだしてきている。
締めのあいさつでは参加者の一人から一年後の自分たちへのビジョンが語られ、それは聞いていた私をも明るくしてくれるものだった。早急に結果を求めることなくしかし期待と希望を持っているこの場の人たちに感謝。
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来年10月に予定している東京での親鸞聖人750回大遠忌イベントの企画会議。
二日間の予定で、一日はライブを中心に若年層向け、もう一日は法要を中心に高年齢向けとする。で、そのライブの案の中に、私にとっては最上級のビッグネームがある。これ、冗談ですか。0.1%でも可能性があるから載せたのですか。いやこれ、ぜひとも実現していただきたいです。これ以上このイベントの趣旨に合致するのみならず深められる人はいません。万万が一、ギャラで折り合わないということがあれば、私に相談してくれ。すでに年末ジャンボは確保した。
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あったかい~。小春日和というやつか。
煮詰まっている。目の前に積まれた書類からいやなオーラ。
左手の薬指に刺さったちーさなトゲが気になる。長さ2ミリ、太さ0.4ミリくらい。針でほじくり出そうとしても小さ過ぎて老眼の私にはポイントがずれてしまう。悩み事はその物理的大きさとは比例するものではない。
夜、僧侶仲間と勉強会企画会議。
ざっくりしたテーマは平和だが、これからしばらくはグローバル世界における食と水を焦点にあてる。とりあえずは大学教授やNGO関係者の中から講師を検討中。
その後に同じメンバーで忘年会。ほっとする。
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夜、東京仏教学院講義。
本日はDVD『いのちの食べかた』を鑑賞。
この作品、牛豚の食肉化処理シーンが出て来ることが話題になってグロテスクな映画と先入観を持っている人も少なくないが、全く逆。屠畜も野菜作りもシステマチックに行われていのちの香りがしない。淡々と、ただ淡々と作られる食材たち。キーワードは「退屈」だろう。いのちに関わっているという畏れも喜びもここにはない。そしてそれに依存しているのが私たち。「いただきます」という言葉がでないのも当然か。
京都の居酒屋から封書が届いた。差出人の名前の脇に「お忘れ物です」と書いてある。中に入っていたのは郵便振込用紙の束。いや別にその店のつけがたまって請求されたわけではない。ネットで買った本やら何やらの支払い用。あらー、どこにいったんだろうと探していたんです。先週、あの店に寄った時は特に泥酔していたわけでもなかったのであそこに忘れてきたとは全然思っていなかった。
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本日、本願寺派宗会議員選挙開票。
宗会とは本願寺派の議会。少々アクシデント的に解散に至り、東京教区では新顔が立候補したが結果は現職の強さが示された。他教区も入れ替わりがあったのは一選挙区のみ。変化は3年後、750回大遠忌後ということでしょう。
築地本願寺では成道会布教大会の昼休みにあわせて、寺院のコーラスグループを集めてのコーラス大会。初めての試みだが参加者200名!慣れないことで混乱も多少あったものの、成功と言っていいでしょう。次回はおそらくこれ以上の参加希望者があるだろうが、そうなると布教大会の一コマでは収まりきれない。かといってコーラスだけのイベントを持つのも難しい。さてどうしましょう。
うちに帰り玄関をあけると充満している怪しい匂い。夕食のカレーを焦がしてしまったそうで。鍋一杯に残ったカレーは見た目は特に問題ない。が、を一応食してみる。・・・ゔ、鼻をすくぐるというよりつきあげる焦げの匂い。強烈。しかしそれをぐっと飲み込んでしまうとあら不思議、3口目からはそれほど匂いが気にならなくなった。慣れるもんですね。
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本日の通夜。
故人は41歳の女性。今年の春に癌が見つかった。治療は順調に進んでいたと聞いていたが、ここにきて急変。
聡明で、PTA役員なども積極的にこなしていた。「誰かがやらなくちゃいけないことなんだから」と。
参列者600。そんな数になったのは、夫婦と子ども、家族揃っておみえになった方が多かったため。途切れることなく焼香客は続き、通夜は予定時間を30分近く延長。
病床で書いていたという日記には、友人・家族への感謝と子どもへのお詫びの言葉がつづられていた。
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午後、調布にて、多摩地区のお寺の総代世話人会。
テーマは「うちのお寺」。担当者に、自分の所属寺の活動紹介をしてもらうもの。
で、担当がうちの総代さん。持ち時間の40分まるまる、うちの寺の大自慢をしてくださいました。お聞きいただいた皆さま、恐縮でございました。何かの参考にしていただけるところがありましたらありがたいのですが。
先日に勤めたお葬式を担当した葬儀社の仕事ぶりに、久々に腹立たしい思いをした。
ここに、社と担当者の実名をあげて批難しようとあれこれと書きだしてみたが・・・書いたのを読んでみると、あれ、なんで俺こんなことで腹を立てたんだろう、と思うことばかり。どれもその場で私が確認と指示をすればすんだこと。つまりはコミュニケーション不足というか私の怠慢が不満に転じたものだった。恐縮。
思いを書き出すということには高まる思いを客観視させて静める効果もあるのだろう。
ただね、私が上段に安置した本尊を無断で下の棺の上に移動させたのだけはやっぱり無神経と思いますよ。サポート○○さん。
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朝イチの飛行機で那覇を発ち、帰京。
機内で、すこし前方の座席で男性の怒声が響いた。
見ると、中年男が手にした新聞を振り回しながらキャビンアテンダント(CA)の女性に怒りを向けている。CAは困ったように頭を90度に下げながらなにやら話をしているが、男の怒りは収まらない。
遠くでその様子を知った先輩CAの女性、微笑みを満面の笑顔に変えて男に近づいた。
腰を落として笑顔のまま男の話をうなずきながら聞いている。話の内容はまったく聞こえないが、どうやら男の荷物の置き場所をめぐって男の不満が爆発したよう。先輩CAは終始笑顔のままそれを処理し、男の怒りを収めてしまった。
感嘆。プロの仕事を目の当たりにした思い。
夜、日野で私が実行委員として関わった芝居の上演。
今回は私はほとんど動くことができなかったが、なんとかそこそこの入りで安堵する。日中戦争を主題にした硬質の舞台。客は中年以上、というかほとんどが高齢者。この客層はまるまる先日の憲法集会と重なる。んー、分からないでもない。しかしなあ。
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アーユスの研修会のため、朝イチで羽田を出て沖縄へ。
機内で、私の席の席に座っていた女性が振り向いて、「席を倒していいですか?」どうぞどうぞ。
「それと・・・キーボードを叩くのが背中に響くんですが」
あ。
私、パソコンのキーボードを打つ音が大きいとはよく言われる。以前、新幹線の終電で文章を書いていて、うるさいと文句を言われたこともあった。今回は響きましたか。すみません。マッサージチェアと思ってくれませんかだめですか。
沖縄では、平和活動をしているキリスト者の方々と懇談。
懇談と言ってもおみえになった4人はどなたも体験もご意見も深くお持ちの方々。お話を拝聴するだけで予定の時間を超過してしまった。質問も意見交換もできず。ま、今回はお目にかかってご縁をつないだだけでもよしとしましょう。
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朝から昨日の続きの会議兼研修会。
研修は裁判員裁判制度について。
明解な話しぶりの講師はあの光市事件の弁護団の一人。その事件についても少しだけ触れた。
被害者遺族がより関わるようになるこれからの裁判では判断が情緒的に流れる傾向は予想される。実際の裁判ではマスコミに流れない判断材料も示されるため心配するほどでもないかとも思うが、光市事件裁判など、マスコミに大きく影響されたかの例もすでにあるので楽観はできない。本来、裁判員制度が求めているのは、市民の冷静さであって市民の素朴な感情ではないはず。
昼過ぎ、京都から新幹線で帰路。
東京駅から築地へ歩いて向かい、私のお気に入りのカレー屋の前を通った。あれ?メニューが変わった?というか、看板が変わった!というか、店が変わってしまった!
カレー屋えすとがなくなった!
ネットで検索してみると10月29日に突然閉店したとのこと。そのときに店内に貼られたお知らせの文章「この件に関する質問は営業に支障がございますのでお控え下さいますようお願いします。」からうかがうに、なにやら事情があったのでしょう。いつも行列だったし。
行列が大っ嫌いな私が並んだ店。あー、淋しい。1ヵ月以上も知らなかったのはマヌケそのもの。いや幸せだったかも。知らない方がいいこともある。
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京都にて一泊の会議。
つい先週は宿をとるのも新幹線の席を確保するのも大変だったと聞いたが、今日は新幹線はガラガラ。わずか一週間で全然違う。やはり紅葉の盛りは過ぎてしまったとのこと。
新幹線の中ではDVD鑑賞。本日はNHK土曜ドラマ『ハゲタカ』。
銀行の不良債権処理をめぐっての戦いのドラマ。投資ファンドを率いる鷲津を演ずる大森南朋の存在感が圧倒的。この人、ほとんど無表情な中に意思と感情を強烈に表現する。銀行員時代の人情味あふれる人間像との対比もわざとらしくない。こんな上手い人だとは。緊迫感ある演出も見事。このドラマ、ほぼ同じキャスト、スタッフで映画化が決まったそうだ。期待大。
会議の議題は教団がすすめている運動計画の中間点検と今後の方向について。2年後に控えている750回大遠忌までは粛々と計画が進む。もうそろそろそれ以降の絵もかかなくてはならないがなかなかそういう機運は見られない。
夜、なじみの店ばかり4軒ほどに顔を出す。夜も寒くない今日の京都。
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もう12月〜。
夕方、築地本願寺にて自死者追悼法要「いのちの日いのちの時間」勤修。
自死はまだタブーにされている。自死をした本人は弱い人、いのちを粗末にした人と貶められ、遺族に対してもなぜ気づかなかったのかと責めが来る。そのため、葬儀や法事でも自死ということを伏せて営まれることは少なくない。
しかしそれでは遺族の気持ちの持っていきようがなくなってしまう。葬儀や法事が仏事として成立せず、遺族がしっかりと悲しめる場所が奪われることとなる。
そのため、同じ悲しみを持った人びとにお声かけをして、合同での法要を営んだ。本日は私が導師となり、本願寺派的な流れで進行する。
事前に新聞で紹介してもらったこともあり、本日の参加者は約150。超宗派の僧侶がつどい、各宗派のお経を読む。そして、自死者の名前を読み上げながら故人への思いを記した紙を炎にくべる。
法要後は参列者による茶話会。10人づつくらいで輪になり、それぞれの思いに耳を傾ける。一言も発せずに会場を後にした人も。
後で書いていただいたアンケートでは、茶話会の時間が短かったことのご指摘をいただいたが、法要を営んだことにはほとんどが感謝の言葉を寄せてくださった。法要をすればいいというものではない。が、法要の持つ力は決してあなどってはいけない。
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