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どう語るか

午後、われわれが昨秋に開いた新国立追悼施設をテーマにしたパネルディスカッションの総括会議。総括をするのに半年以上間があいてしまったのは、あの場の暖まらなさへの失望感が少なからず影響している。

民主党政権樹立により現実味を帯びてきた新国立追悼施設。靖国神社に代わる施設。これをテーマに仲間で昨秋に勉強会を開いた。集まったのは地元で長年市民運動や平和運動に取り組んできた人たち十数人。

私はパネラーとしてその場にいたが、その時に感じた違和感をまだ忘れられない。
ここに来ている人は皆、平和運動に携わってきた方々。その人たちが靖国問題や新国立追悼施設問題に実は全然興味がないことが実感として伝わってきたのだ。
もちろんこれがマイナーなテーマであることは重々承知していた。しかし市民運動畑の人びとにとってさえマイナーなテーマとは思っていなかった。その第一の原因が、この問題がとにもかくにも宗教問題であるということにつきる。

今後このテーマで話をするときは、マイノリティの人権擁護という立場でしか提起できないような気がしている。

http://homepage2.nifty.com/enryuji

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