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ハワイアンと米軍基地

カイル・カジヒロ氏のガイドにより、ハワイ先住民の立場からの基地問題を考える一日。
カイル氏は平和活動団体「ハワイの平和と正義」のリーダー。日系4世。

まずハワイ王朝のイオラニパレス、そして米軍司令部のキャンプスミスを巡った後にパールハーパーへ。ここはハワイ最大の観光施設となっており、アメリカ人が多く訪れている。戦争記念館では太平洋戦争にいたる過程と終結までがパネルや模型とともに展示されているが、平和を希求するというより愛国心宣揚のつくりとなっている。カイル氏は、日本に行った時に訪れた靖国神社遊就館にまったく同じ空気を感じたという。
記念館にはひっそりとハワイの歴史を記したコーナーもあり、そこには一行、「1893年にハワイ王朝は倒れた」とある。このわずか一行が入ったことがこの施設の中で最も画期的なことだそうだが、なぜ誰によって倒れたのかが書かれておらず、このコーナーは入場客の誰もが素通りしていた。

その後、ハワイアンにとって神聖な場所、ワイアナエへ。ハワイアンの神話の舞台なのだが、米軍はそこを軍事演習場とした。現在は演習はなされていないが米軍の管理下にあり、立ち入りも制限されている。
基地があることにより、環境汚染もなされている。伝統文化も破壊されている。しかし島経済が基地に圧倒的に依存していることもたしか。

丸一日ガイドを務めてくださったカイル氏を事務所に送り届けて、我々はホテルに向ったが、その車中、運転手の日系人が話しかけてきた。「カイルさんのような日系人もいるが、日系人もまたいろいろ。一様ではない。自分は日本で生まれて現在こちらで生活しているが、感覚が少し違う。ただ、ハワイアンは争いを好まないところは共通している」とのこと。

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