問題となっていないことの問題
アーユス合宿2日目。
数団体から東日本大震災の活動報告。いずれも本業は国際協力だが、それが国内の事業を行なうことの意味も含めてお話しいただいた。
複数の団体から、被災者から問題が上がってこなかったことの問題を指摘された。
報道では被災者はどこでも整然としていたという印象があるが、実際にその場にいた者からすれば、とんでもない状況があった。しかしそれが問題として上がってこない。特に性暴力に関することはまったくといっていいほど報告があがってこない。報告がないものについては対応のしようがない。しかし現実にはいくつもあったのだと。
そこを可視化できるようにもっていくのはよそ者の役目か。
問題対応に限らず、よそ者が介入することによるプラスの効果は少なからずあることを確認した。もちろんよそ者としての限界もまた。
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