売れるのはこれからか
東京教区夏期僧侶研修会2日目。
講題は「宗教法人運営に関する現状と課題」。講師は野村証券の塚崎智志氏。
証券マンが語る宗教法人運営ということで、経理関係の講演かと予想していたら全然違った。もっと本質的に、現代社会において寺院が考えなければならないことを、若干煽り気味で2時間近い持ち時間を休憩なしに一気に語りきった。質疑応答の時間もとってあったのだが、それはFAXでなんなりととのこと。
資料もかなり作り込んでいたので宗教法人関係での講演も数多いかと思い塚崎氏の名前を検索してみたが、一件もひっかからない。自分の名前を検索されないような対策をしているのだろうか。
これから各教団から声がかかるだろう。
本日は僧侶研修会は午前のみ。午後は自死対策をケーススタディーで学ぶ。
想定は自死念慮を持つ中年男性から電話で思いを聞く。前回と同じ設定。参加者が重ならないのでこれでいきましょうと。私は前回と同じく相談者として実演。死にたい気持ちを話すのなら準備無しでもOK。これが売り物になるというのもなんだが。
概ね好評だったような気がする。
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