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落語と仏教2015

「落語と仏教」。落語の中に登場する仏教を楽しもうという集いに伺った。
このシリーズは第四回目になるが、私は生で聞いたのは今回が初めて。
会場は築地の朝日ホール。

かかった演目は「花筏」と「後生鰻」。

前者は、「自分を助けてください」という願いから思わず口に出てしまった「南無阿弥陀仏」が、それを聞いた相手には、「お前を安らかに死なせよう」という意志に聞こえたというすれ違い話。ぎりぎりの場面で南無阿弥陀仏と出るということに共感できれば成立する話だが、現代の東京では、理解はできても実感は難しいだろう。

後者は、仏教の説法を中途半端に聞いた主人公がどんどん偏っていく話。自分は正しいと思ってしまうと、自動的に偏るようになっているのが人間という存在。

落語には宗教を笑う話がいくつもある。
宗教を笑えるのは成熟した高度な宗教性。
新しい宗教、原理主義宗教は自らを笑うことはできない。

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