嬉しい出合い
私は呑んだ後は必ず本屋に寄る。呑んでない時も必ず寄りますが。
昨夜八王子駅前くまざわ書店にて。
書棚に面陳(表紙が見えるように陳列)されている1冊が目に入った。書名が気になって奥付を見ると今年4月発行。存在を全然知らなかった。出版社も知らない。目次を見て中をぱらぱらと斜め読み。面白そう。購入決定。
小脇に挟んで別の棚を見ていると、若い男性が先の棚の前に来て「あ、○○・・・」と私の小脇の書名を口にした。あ、これを購入しようと思っていたのかな、じゃあ残り1冊しかなかったしお譲りしようかと、これですかと本を差し出すと「あ、いえ、いいんですいいんです」とにっこり譲ってくれた。
その彼、この書店の店員だった。知られていないけど良い本だからぜひ売りたいと面陳してプッシュしていたのだと。レジで「買っていただいて嬉しいです」とお礼を言われた。こちらこそ、あそこに置いていなかったら絶対に買わなかったです。出合い経験。これだから書店巡りはやめられない。
ちなみにその本の名は『第一次世界大戦を考える』(共和国)
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