前日なのに
選挙前日の夕方。なのに八王子駅前はいつもと何の変わりもない。数人のビラ配りはあったがその程度は普段もやっていること。街頭演説だけでなく、宣伝カーさえ1台も走っていない。
八王子は票田と見なされていないのか。ここの住民はもう東京先は決まっていると見なされているのか。おそらく両方だろう。
今日だけでなく、八王子は静かな選挙戦だったと思う。盛り上がらない選挙というより、選挙自体のスタイルが変わってしまったのではないか。連呼では人に届かない。それに代わるものの一つはネットだろう。
しかしそれによって人びとのタコツボ化がかなり進んでいるように見える。政治がリアルな話題になることなく、そのために、対話によって投票行動が変わるということがなくなりつつある。
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