一緒に迷ってくれた人
夕方、会議。
だが、時間になっても誰も来ない。
いや、1人だけ現れた。その方がその場で、他の参加予定者に電話をしたところ・・・場所が違ってました。
一緒に地下鉄で移動。50分の遅刻。嗚呼。
いやしかし、一緒に迷ってくれる人がいるというのは安心するものだな。その方はキリスト教の牧師さんだが、阿弥陀さんに見えてきた。
夕方、会議。
だが、時間になっても誰も来ない。
いや、1人だけ現れた。その方がその場で、他の参加予定者に電話をしたところ・・・場所が違ってました。
一緒に地下鉄で移動。50分の遅刻。嗚呼。
いやしかし、一緒に迷ってくれる人がいるというのは安心するものだな。その方はキリスト教の牧師さんだが、阿弥陀さんに見えてきた。
映画『バードマン』をDVDにて観る。
一世を風靡しながら現在は世間から忘れられている男の再起をかけた物語。
最後のシーンを希望と見ていいのか、諦観と見ていいのか迷った。が、それは私の見誤り。これははっきり希望の物語。というか、副題の「無知がもたらす予期せぬ奇跡」でそれはあらかじめ明らかだった。
再見すると滋味が深まる。傑作。
はからずも今月は映画月間となった。それも傑作ばっかり。
築地本願寺和田掘廟所の奉賛会報恩講に講師として出席。
法話をさせていただく。
ご熱心にお聴きくださり、ありがたい限り。
新年懇親会にもご一緒した。
余興で登場した、ピコ太郎の完成度に感心した。扮した僧侶はバイオリンの即興演奏もこなす芸達者。カメラを向けると反射的にぴょんと足をはね上げるのもすごい。
ビンゴの景品として『チャップリンの街の灯』のDVDをいただいた。
夜、中野で無料塾セミナー「無料塾の立ち上げと運営」を受講。
今、全国で無料で勉強を教える塾が増えている。その先頭に立っているのが八王子つばめ塾。アミダステーションも週1回会場を提供している。
つばめ塾は貧困の子どもを対象としているが、学ぶ機会を奪われてきた大人を対象とした塾もある。
その塾の出身者が話をしてくれた。学力を得ることで、いのちを救われたという。
このところ、急に映画づいている。まるで躁状態。今日は『スポットライト』をDVDにて。
教会のスキャンダル情報を入手した新聞社が、それを記事にするまでの苦闘を描く。スキャンダルを隠蔽しようとするのは教会の権力と土地の保守的風潮。と、思っていたが終盤にいたり、真の敵が明らかになる。そこまで描いてこの映画は普遍的価値を獲得した。
午後、築地本願寺にて、自死問題専門委員会会議。
映画『セッション』をDVDで見る。
公開前に菊池成孔氏が全否定の評を発表したのに対して町山智浩氏が強く反論した論争で気にはなっていた。
菊池、町山両氏の意見それぞれに納得できた。
たしかにここには音楽への愛はない。
が、ドラマはある。
原題は『Whiplash』。鞭。まさにその通りの映画。
午前、僧侶と葬儀業者の懇談会議。3月に予定しているシンポジウムの準備。
映画『帰ってきたヒトラー』をDVDで見る。
このタイミングでDVD化。まるではかったよう。
中で『ヒトラー〜最期の12日』のパロディが登場するのには笑った。あれ、あんなにメジャーな映画だったのか。
虚構とドキュメンタリーとニュース映像の融合。今となっては現実も融合している。
延立寺法話会。ご講師は赤川浄友師。
ご自身を野球で言えば一番バッターと称する。どんな手を使ってもまず塁に出るのが自分の仕事と任じ、後の3番4番バッターにつなげることが使命だと。
その通り、親しんでいただけたと思う。
来月も続けて赤川師をお招きします。今月は半分イントロダクション、次回はどっぷりお念仏のお話とのこと。
お待ちしております。
ご門徒の葬式。
葬式後の火葬中、遺族控え室では爆笑の連続。その声は外まで響く。
いやさすがにこの場でのこの声はちょっと他にない。
故人を偲んでいないわけではない。亡くなって喜んでいるわけではない。
むしろ逆。遺族がみな故人を思っているからこそ、これだけの笑い声があがる。
その中心にいるのは、故人の姪姉妹。このお二人の人間力にあらためて感服する。
午前にご門徒の葬式。
夕方にご門徒のお通夜。
その間、八王子のエスフォルタにて、ふれあいフレンドフェスティバル。
八王子での障害者就労をサポートする八王子ワークセンターのブース出展に、八王子学園や片倉高校や弐分方小学校にご協力いただく。
こういう場所を作れていることはありがたい。
できればもっと街中でやれればといいなと思うのだが、
いろいろと難しく。
昨年1年間に警察が自死と認定したのが21764人。前年より2261人減少。22000人を下回ったのは22年ぶり。
私たちが自死・自殺に向きあう僧侶の会を発足した10年前、年間3万人の自死者の時代を思うと感慨深い。しかし当時からも私たちは目標を「自死者の減少」には置いていなかった。自死者が年間何人いるかということと、身内が自死したという事実とは全く別次元の話。
それを示すひとつとして、当会が主催している自死遺族の分かち合いの会への参加者は年々増加している。
DVDにて映画『海街diary』をやーっと観た。
異母4姉妹の物語。葬式に始まり葬式に終わる。
美女4人に目を奪われるが、これは死を巡る物語。
死による出会いと気づき、死者との和解。
死と親しむことで人生はかくも優しく豊かになる。
延立寺では本堂のローソクはダイソー製を使っている。4本で100円。日本製。質も悪くない。
一時、パッケージが変わり中国製となっていたが、それは質がひどかった。半分以上が曲がっていた。
さすがにクレームが入ったのだろう。まもなく日本製に戻って質も戻っていた。
それが本日商品棚を見るとパッケージが変わっていた。製造も中国製に変わっていた。試しに買ってみたがとりあえずは曲がっていない。冬場に曲がっていたらこれはもう問題外だが。
これでいいか。やはり他社の日本製にするか。ちょっと迷っている。
DVDにて映画『裏窓』を観る。
映画史に残る傑作と聞いていた。
しかしサスペンスとしては私はイマイチ乗れなかった。主人公が事件に気づいたのが不自然。主人公の訴えに耳をかさない警察の方がまともに見える。
犯人が、どこからも丸見えの窓から主人公をつき落とそうとしたのもどうも。犯人がそれだけ精神的に追い込まれていたという表現なのだとしても。
しかし事件は実は単なる狂言まわしで、中庭を囲んだアパートでのさまざまな生活者、そして主人公に接する2人の女性の魅力を楽しむ群衆劇と気づいて評価が変わった。
なるほど。これはよく出来ている。しかし私にとってはお勉強的作品。
今年初めてのアーユスミーティング。
春の合宿のテーマを検討。
そして、10年後のアーユスを念頭に変えるべきところを変えていくと確認。
ミーティング後、清澄白河のワインバーにて食事。
いろいろなワインが少量ずつ供される飲み比べができる。
それを知って即、車で帰宅することを放棄。車はアーユス事務所の大家さんに一晩お預かり願う。
飲み比べ、実に楽しい。つまみも満足できるレベル。この店も含めて、清澄白河の飲食店の急な充実ぶりは異常なレベル。
東久留米会館のご命日法要に法話出講。
ほぼ2年おきくらいにお声をかけてくださる。
とても熱心にお聞き頂き有難い限り。
法話後の新年会にも同席させていただき、くじ引きでは図書カードとバラの鉢植えが当り。いい年始。
延立寺新年会。
本日使うレンタルカラオケセットが昨日の午後3時になっても届かなかった。
レンタル会社に問い合わせたところ、13日着を14日着と間違えて発送したと。
運送会社から引き上げて、昨日夜8時に届けてもらった。電話してよかった。
そのセット、大活躍。新年会にカラオケは不可欠。
おみえの皆さまには楽しんでいただけたと思う。
朝、たまたまつけていたテレビ『あさイチ』の蓮佛美沙子のインタビューがとてもよかった。私はこの人が出演した作品をほとんど観ていない。話題の中心になっていた『べっぴんさん』は数回観た程度。
しかし、この人の真面目さがとても好感。『べっぴんさん』への打ち込みの熱量も伝わった。生番組に慣れていない風も新鮮だし、それをきっちり受け止めている井ノ原快彦の司会も見事。
蓮佛版『転校生』を観てみようか。
寺ネットサンガに参加されているある方が、サンガ会員の僧侶のそれぞれについてイメージを語ってくれた。
私のイメージは「アメリカン」。
ふだんの服装がコンバースにリーバイス、エディーバウアーにノースフェイスと、アメリカ衣料ばかり纏っているかららしいが、アメリカンと聞いた私の第一反応は「薄味ってこと?」
私の学生時代。喫茶店では普通のコーヒーとともに、必ず「アメリカンコーヒー」というメニューがあった。薄味で胃に負担がかからないということで、立派な市民権を得ていた。本来は浅煎コーヒーなのだそうだが、私がバイトをしていた店では普通のコーヒーをお湯で薄めて出していた。
あれ、いつの間にか消えてしまった。死語の話題にものぼらない。珍史のひとつだろうか。
アメリカンからまず薄味を連想する私は、もう還暦も視野に入ってきた。
知人のお母さまの葬式に脇導師としてお勤め。涙もあるが、笑い声の方がずっと多い。お年もまだ80歳。老衰ではないが。
夜、寺ネットサンガの事務局会議。
会議室は門前仲町。
会議後に食事をとろうと街を歩いたが、飲食店の多さとそれらがどこも賑わっているのに驚いた。
やっと気づいてしまった。
私はカレー好きと自覚していたが、そうではなかった。
カレー好きなのではなく、エチオピアカリーが好きなのだ。
エチオピアカリー以外のカレーは他の料理と同列になる。
手術後の目はいかがですかとよく聞かれる。
治りましたとは言えず、慣れましたと応えている。
が、すこーしずつ改善はしているらしい。
というのは、本を買う量が復活しつつあるため。
手術後の2ヶ月、本の購入額とガソリン代がそれ以前とは激減した。
ガソリン代はまもなく元の額にもどったが、本代はなかなか増えなかった。それがこの1ヵ月くらいはかなりの額に。
これは目の調子に連動しているのは間違いない。
携帯に沢山舞い込んでくる迷惑メール。
ちょっと前までは、風俗系ばかり来ていたが、年が変わってからは、借金融資のお誘いばっかり。
迷惑メールにも流行りがあるのだな。
しかし大量に同じメールを届けるというのははっきり逆効果。引っかかるものも引っかからないと思うぞ。
黒いデニムが1本あってもいいなとユニクロに行き、試着もしたが結局買わなかった。
3800円というのは決して高いとは思わないが、その分他に使った方がいいなとも思ってしまい。
服は私の消費順位では非常に低い。靴下や下着以外でちゃんとした服を買ったのは1年半前にアオキでスーツを買ったのが最後。
たまに息子が着なくなった服が回ってくるし。服に関心がなくなったのは自分的に幸い。
その分のお金は本と酒に消えていく。
昼、築地本願寺の合葬墓&新施設起工式。
手帳の昨日のページに、私の筆跡のメモがあった。
書いた記憶がない。会話のメモらしいが、誰と何を話したのか、まったく記憶がない。
同席された方に申しわけない気分も少しあるが、その場ではたぶんまともなことを言っていたと思うので、まあよしとする。
夜、知人との新年会。今年の新年会第二弾。
衣服ケースから嫌なオーラが漂ってくる。
中には脱いだままたたまれずに丸めて放り込まれたセーター類。
たたんでしまい直す。量はわずかなのですぐに終了。
モノもまた生き物だと思う。放置するとたちまち負のオーラを発生する。
夜、地元の超宗派仏教会の新年会。今年の新年会第一弾。
先月末から、延立寺ウエブサイトを更新しようとしても、サイトへのアクセスが拒否される状態が続いていた。理由が分からない。Niftyの不具合と思っていたが、本日、フリーのファイル転送ソフトClassicFTPを使ったら難なくつながり、更新できた。
dreamweaverのせいだった。こんな分不相応なソフトを使っている私が悪いのだろうが、しかしこのソフト、どうなっているのか。私の環境のメモリが足りないのか。
で、延立寺ウェブサイトを8ヵ月ぶりに更新。
このウェブサイト、Niftyの都合で引っ越したのだが、移転表示をしてくれないと不満に思っていた。が、そういうサービスが用意されていたことを今日になって知った。さっそく設定。なぜ今まで気づかなかったのか不思議。
ま、しかし、いろいろとさっぱりとした気分で今年が始まった。
このところ茶の間で、火事になりかかった事故が続いた。
最初は電気の延長ケーブルが途中で溶けていた件。畳も焦げていた。
この時はケーブルの不良だと疑わなかった。
そして、テレビのリモコンの裏面が溶けていたことに気づく。
これも、ケーブルが溶けたときに一緒に置いていたものと判断。
そして本日。二男のゲームのACアダプターから発熱。
みると、電気が通っている側ではなく、外側のカバーが焦げている。
なんと、犯人は、その脇においていたルーペだった!
日中、ルーペが日光を集めたその先にあるものを溶かしていたのだった。
びっくり。火事になっていてもおかしくないレベル。
このルーペは、最近老眼が進んだ私が茶の間の新聞を読むために置いておいたもの。持ち歩くのが面倒で、部屋のあちこちに置いてあるもののひとつ。
安全のためにも置きっぱなしにしてはいけないのだな。
今日も晴天。暑いくらい。
今日も大勢さまのお参りをいただいた。
ノースフェイスのダウンジャケットばかり着ている。
何といっても軽い。暖かい。風も通さない。
難点はかさばることだけ。混んだ電車では申しわけない気がする。
これを買ったのは高校2年の時だから、今年でちょうど40年前!
まだ全然現役なので、まあ、良い買い物をしたのだろう。
私が部屋着にしているカーディガンは実に60年もの。
物もちの良さにもほどがあるか。