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「本来の『蝶々夫人』」についての話を聞いた。プッチーニは譜面に日本の梵鐘やお鏧、風鈴を書き込んだのに、それが理解されずに別の楽器で演奏されてきた。甚だしいのが梵鐘を中国の銅鑼にしてしまったこと。それにより劇はドラマチックになったが、本来プッチーニが想定したのは、哀しみと侘びだった。他にも風鈴を指定したところでは、ヴィブラホンが使われているという。実際の楽器を使って、ビデオ映像に合わせて楽器を鳴らす。なるほど、これはもう全然違う作品と言っていい。面白い。
April 17, 2017 | Permalink Tweet
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