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『コンビニ人間』

小説『コンビニ人間』読了。
私はふだんはフィクションを読まない。読んだのは何ヶ月ぶりだろう。
しかしこんな面白い作品に出会うと、フィクションも読まなくてはと改めて思う。
コンビニでしか社会参加ができない主人公。あきらかに発達障害を伺わせながら、それがコンビニ店員としてプラスに生かされているし、自身もコンビニに生かされている。
自分を社会不適合者と自認している主人公が感じる、周りへの違和感がとても共感できる。そのねじれた感覚を活写しているのが見事。

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