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別にいい

あ、あぶないあぶない。自分が怒ってもいないのに、
「常識的にはこれは怒るべきだろう」なる観念から、やる必要のないクレームを入れそうになっていた。
自分がいいんだから、それはそれでいいじゃない。

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スリランカ仏教の現在

アーユスのミーティング後、名古屋からお招きした横尾明親氏のお話をうかがう。
横尾氏は公務員の傍らNGO活動に携わっていたが、縁があり真宗大谷派で得度。
その後スリランカの長期滞在を許され、アジア仏教を体得する。
日本ではテーラワーダ仏教のブームがあり、仏教2.0などとも呼ばれるが、横尾氏はテーラワーダの良さも認めながら、日本仏教の良さも認めている。

スリランカでは寺の中心が菩提樹。菩提樹信仰があるのが特徴。仏像を荘厳しないのに菩提樹の周りは飾る。アニミズム的傾向もある。
また、彼の地では、反イスラムを表明するハラールボイコットデモが起きている。仏教徒が他宗教に寛容なわけではない。仏教は独立運動に大きく関わって以来、政治的影響力も強い。
スリランカでの日本仏教の評判を聞いた。概ね不評。観光に来た日本人僧侶はだいたい贅沢をしているという印象があるとのこと。そういう人ばからではないと思ったが、なるほどとうなずいたのが「日本人僧侶は袈裟を脱ぐ」という評。たしかに。

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148号発送

午後、延立寺報ポピンズ発送。
壮年会の方々のお手伝いにより、発送作業は2時間弱にて完了。
発送作業を終えてから、寺報に書くべきことを落としていたことに気付く。余裕なく制作したゆえ。3ヶ月後の次号はもう少し時間を取ろう。

封筒を地元の犬目郵便局に持ち込む。
ここでは以前に、持ち込んだ封筒の切手貼り忘れなど、わざわざ知らせてくれたことがある。今日も2通の貼り間違いを見つけてくれた。地元郵便局はありがたい。

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3ヶ月知らなかった

京王八王子近くの喫茶店の前を通ったら、看板が変わっていた!
閉店?
事情を知っていそうな知人にメールで尋ねると、なんと3月いっぱいで閉店したのだと。えー、閉店したのを3ヶ月も知らなかった。
それでいて言うのもおこがましいが、私はこの店が好きだった。八王子の喫茶店の中で一番好きだった。3ヶ月以上足を運んでいずに何を言っているのかとも思う。私が行かなかったことも閉めた一因には違いないのだが。
店主は再開の意思はあるという。期待して待つ。

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始まりと終わりと

延立寺法話会。
ご講師は末田雅裕師。入間に布教所を開設し、ただいま開所式の準備中。
先日に築地本願寺で開いた布教大会の実行委員長を務め、本堂を満堂にして涙した熱い男。
入間に初めてできた浄土真宗本願寺派の拠点。嬉しい始まりを祝すとともに、今後のご健闘をご期待申し上げます。

夜、某会の年度末懇親会。
この会は年度を7月-6月としている。今年度はいい1年だったと思う。お疲れさまでした。

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消滅二題

東京国際ブックフェアが今年は中止になったと今日知った。
たしかにここ数年のブックフェアは活気がなかったように感じたが。
私の秋の楽しみが消滅。私の本購入計画を大幅に見直し。

夜、空手の仲間が出場するキックボクシング試合の応援に後楽園ホールへ。
いいところなく敗戦。これまでの師範の指導を活かすことなく、同じ展開で同じ形の敗戦を重ねたことに、師範は匙を投げた。次の試合予定は消滅。少しさみしい。

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教材に疑問

午後、八王子にて「子ども・教育カフェ」に出席。
来年度に採択される道徳教科書を読み比べて意見交換。
小学校一年生向けの道徳教科書に載っていた教材を読んで驚いた。
なんとも浅い。しかしそれが教育現場では10年以上前から使われ、授業実践例もネットにいくつもあがっている。なんかなあ。

授業では「人の気持ちを考えて(迷惑にならないよう)行動しよう」ということを教えようとしているが、この教材ではだめ。想像力を求めているようで、全然想像していない。「自分が迷惑に感じていることをなぜ相手がするのかを想像する」という方向なら展開は広くなる。

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『台北カフェ・ストーリー』

午前、アミダステーションにて映画会『台北カフェ・ストーリー』。
毎月第4金曜日はアミダシネマ。
『台北カフェ・ストーリー』はある姉妹の話。念願のカフェを開店したところ、なかなか客足が伸びない。その上、店内には、友人が持ち込んだ怪しげな品物があふれている。それらの物々交換を始めたところ、カフェにはさまざまな物語を持った人たちが立ち寄るようになった。
人は誰にも金では買えない物語がある。

コーヒーを用意すべきだった。コーヒーの香りとともに観られたら一層よかったかも。

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僧侶の会2017総会

午前、築地本願寺にて自死遺族分かち合いの会。
今日も40名以上の参加数。
自死者が減ってきたという報道に反比例するかのように、この会への参加者が増えている。どういうことか。

午後、同じく築地本願寺には自死・自殺に向き合う僧侶の会年次総会。
シャンシャンのはずだったが、思わぬ問題提起もでて、有意義な総会になった。
その後の懇親会でも濃い議論。いい会だと思う。

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映画を教えている人

アーユスミーティング後、熊岡路矢氏と弟子と食事をしながら話を聞く。
熊岡氏はかつては日本国際ボランティアセンター(JVC)の代表として長くNGO界全体を牽引してきたが、現在は日本映画学校の教員となっている。
本日は映画学校の教え子とともにアーユス事務所へ。
映画学校の授業の話などを楽しくお聞かせいただいた。

熊岡氏は映画のプロではないために常識人だが、映画界しかしらない教員にはまだ職人気質の人が多い。また、作家意識も強い。
したがって、生徒への指導のことばもきつくなる。話を聞いているとアカハラそのものという場面もあるが、生徒も決して負けていない。

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『メッセージ』

昭島の映画館にて映画『メッセージ』を観る。

地球上の12ヶ所に、地球外から飛行物が現れる。彼らのメッセージの解読を試みる女性言語学者の苦闘が、彼女の私生活の記憶を交えながら描かれる。地球外生物の意向の解読を断念して彼らを攻撃しようとした中国首脳を翻意させようとする言語学者。

円環が重要なモチーフになっている。
ただ一つだけ引っかかるところがあるのだが、それはまあいい。
宗教的傑作。

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お気に入り新製品

コンビニで「濃いめのカルピス」を見つけた。新製品。
私はカルピスが大好き。さっそく購入。
私は従来のカルピスウォーターは飲まない。私には薄すぎる。
希釈用のカルピスだと、私はカルピスと水の割合を1対2にする。
そんな私にも「濃いめのカルピス」は悪くない。この夏はこれが友だちになるだろう。

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換気が問題

夕方、アミダステーション利用者会議。
ふだんアミダステーションを使っている方々にお集まりいただき、使い方の確認と、使い勝手についてご意見をいただく。
換気窓の閉め方が難しいとの声。あの窓は開けるのは簡単だが、閉めるためには金具をフックに引っかけて力技で引っ張る必要がある。
ここは節約する場所じゃなかったなと反省。
換気については、寺にある扇風機を導入することで一応様子見をしていただく。

私が普段使っている墨汁、墨じゃなかった。インクだった。
一見違いが分からない。しかし掲示物に使うと、耐光性に歴然と差。
墨汁に乗り換える。

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蛇口で前歯

午後、地元小学校の学校運営協議会に委員として出席。
本日は、先生方との懇談会。
私の入った班では低学年を担当されている先生が多かったが、今年の1年生は例年と比べて幼い印象があるという。年代的な傾向はどこから生まれるのだろう。
また、他校から異動された先生が、前任校では蛇口に前歯をぶつけてケガをする子がけっこういたのに、この学校ではそれがないのが不思議と言う。「蛇口で前歯をケガしますよねえ」と他の先生に同意を求めているが誰もが初めて聞いたと。学校によってケガの傾向が違うのですね。

夜、久々に空手の稽古に行く。
一昨年に重症の五十肩になり、去年には網膜剥離をやってしまって、稽古をするのは実に2年ぶり。その間飲み会には参加していたのでメンバーとはご無沙汰感はないが。

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ブラウザ乗り換え

八王子トレインズの営業?担当、佐々木氏来寺。
延立寺はプロバスケットチーム、トレインズを応援している。単に試合をするのみならず、オフシーズンには八王子の学校などで地域貢献活動もしている点に共感して。肝心の試合は昨季は3部の3位。2部に上がってほしい。

午後、急に強い雨。八王子市内は広い範囲で大きな雹が大量に降ったらしいが、犬目地区はたぶん降らなかった。犬目はやはり気象状況が違うのか。

パソコンの常用ブラウザを変えた。
今まではFirefoxを使ってきた。それがなんとも重い。Safariにしょうかとも思ったが、試しに使ってみたchromeが結構快適。これに乗り換える。

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古巣のお祝い

夕方、東京教区芝組の坊守寺族会100周年記念法要に出席。

延立寺はもと三田にあり、芝組に所属していた。1972年に延立寺が八王子に移転してからもしばらく所属は芝組のままだった。私の結婚を期に芝組を抜けて多摩組に移ったのが25年前。

移ってからも折々に芝組出身として声をかけてくださる。本日も一緒にお祝いさせていただいた。
芝組坊守寺族会は毎月一回、ご講師をお招きして勉強会をしている。そんな坊守寺族会は他に一つも聞いたことがない。現在のご講師は山崎龍明師。そのチョイスもいい。

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アーユス2017総会

午後、アーユス仏教国際協力ネットワーク総会。
私が事務局長をやっていた時代は、事業報告はほとんど資料を読み上げるだけで聞いている方も退屈だったのが正直なところ。いつも1時間以内にシャンシャンと終わっていた。
事務局長が変わってからは報告にも工夫を加え、出席した会員たちに、より会に理解と関心を深めてもらうような総会になった。その分時間がかかり、本日は約2時間。でも退屈はしなかったのではと思う。

私は通夜のために記念講演も懇親会も出られず残念。

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旬のテーマ

夕方、「同和問題に取り組む宗教教団東京地区連帯会議(東京同宗連)」総会。
記念講演は中村吉基師。いい声で分かりやすくLGBTの現在について語っていただいた。
中村師は新宿コミニュティ教会の牧師。新宿コミニュティ教会は特定の教会を持たず、ふだんの礼拝はホテルの会議室を借りて勤めている。
中村師は日本キリスト教団に所属。ゲイを公表しているが、教団内ではまだあまり理解は広まっていないとのこと。

今日は昼から浅草で「就職差別撤廃東京集会」があったが、そちらのテーマもLGBT。もちろん打ち合わせで同じくしたわけではない。LGBTは今、人権問題の旬になっている。

東京同宗連総会懇親会後は中村師ともう一軒。非常に楽しい酒。

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JIPPO2017総会後に

午後、京都へ。
浄土真宗本願寺派が支援している国際協力NGO、JIPPOの総会に出席。
総会は静かに終了したが、その後の会員懇談会では貴重な意見がいくつも出た。

JIPPOはNPO法人でありながら、理事長は本願寺派総長があて職。事務局長が社会部部長のあて職。その両者の関心は常に本願寺に向いていて、JIPPOを軽視し時には足を引っ張ってきたと会員が指摘。見ている人はちゃんと見ている。
それを許して来たのは定款がそうなっているからで、その歪みを速やかに是正すべきと意見があった。誠にその通り。こういう話し合いをもっと早くすべきだった。

その後の懇親会も盛り上がった。JIPPOって会員はいい人が加わっている。

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えがお総会

午後、アミダステーションにて「フードバンク八王子えがお」の定期総会。

現在八王子では「フードバンク」が3団体、活動をしている。そのうちえがおは、フードドライブを得意としている。フードドライブで提供された食物は、八王子市の自立支援課などを通して困窮者へ届けられる。
自立支援課では平均毎日1人には対応しているとのこと。

記念講演は「八王子つばめ塾」理事長の小宮位之氏。
いつもながら熱い。その熱さで、全国に無料塾を広めている。革命家と言っていいかも。

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お宝発掘

棚の奥で放置されていた箱の中から、ドリフターズのサインを発掘。

これはドリフターズの全盛期、確か私が小学校4年の時と記憶するので1970年、事務所宛に私が送ったハンカチにサインをして送り返してくださったもの。

事務所の住所は当時の学習雑誌、「小学4年生」に載っていた。
返信封筒とともにサインをしてほしいモノを送ると、サインをして送り返しますよ、という記事が載っていたのだ。

今ではとても考えられないが、当時でもとんでもないサービスだったんじゃないか。ドリフターズって毎週視聴率30パーセント近くを取っていたスーパースターだったのだから。

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地方と都市部の差がなく希薄

夕方、「直葬問題と寺院の危機」をテーマの研修会を受講。
年代・時代ごとの人々の意識調査結果がとても興味深い。この30年間で人間関係が劇的に変わっている。親戚を含めて人間関係が希薄になっている。それは地方の方が変化が大きく、結果として全国で地域を超えて共通して希薄化している。
人間関係がどんどん縮小している。しかし人は最期の時の人間関係だけで生きているのではない。

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丸枠追加ではなく

地元小学校は今年創立140周年。
記念行事がいろいろ予定されているが、そのひとつ、グラウンドでの全校生徒の航空写真撮りがあった。
副校長先生によれば、グラウンドの状態が荒れたままで、これが写真に写ってしまうのはまずいと思っていたら、修正で綺麗にすると。さらに、グラウンドの柵の外で様子を見ていた保護者も全部修正で消してしまうとのこと。
へー、便利な世の中だな、と思ったが、それなら子どもの姿も合成でいいんじゃないか、とまでは思わないが、少なくとも当日欠席した子どもの姿を加えることくらいしてもいいんじゃないか。

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分散します

関東梅雨入り。

6月に入って、いろいろな会の会費請求が続々届く。
6月は総会が集中し、その終了後に会費請求が発送されるため。
去年も思ったが、どうか分散してくれ。いや、こちらで分散して入金すればいいのだが、目の前に請求書が束になると、正直息がつまる。

相手によってはお届けが遅くなります。なにとぞ事情をご賢察の上、ご了承ください。

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うなだれては帰らなかったと思う

若手僧侶研修会2日目。午前午後と私が担当。
「うなだれて帰るような研修会にはしない」とのスタッフの願いに応えるべく、昨日の上田師の煽り講義も受けながら、話す内容を選んだ。
当初は話すつもりがなかった実践運動前史から。
受講生にとっては以前の講義でも同内容のものがあったそうで、復習的になってしまった面もあるだろうが、私独自の視点も伝えられたつもり。

午後はメディアリテラシーについて。

本当に受講生の反応がいい。講義中にそれぞれが抱いている課題を話してもらったが、非常に前向き。北海道の浄土真宗の未来は明るいと思う。

空港まで送っていただき、終便で帰京。

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スタッフが実にいい

午前から浄土真宗本願寺派札幌別院にて、若手僧侶対象の同朋運動研修会。
私の主担当は明日で、今日は上田紀行師の講義を受講生と一緒に聴かせていただく。

受講生の反応がいい。
それを引き出しているのは、研修スタッフ。いやー熱い。
従来の研修がややもすると「やらされている感」「もう分かったよ感」が拭えなかった反省から、その時代を知らない層をターゲットに、上から目線ではない研修を組み立てている。
偏った情報しか持っていない親世代の僧侶からネガティブ情報が伝えられることもあるそうだが、それを克服できる思想性と熱がスタッフにある。感服。

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札幌は寒かった

夕方、羽田から北海道行き。研修会出講のため。

札幌に降りる。寒い。気温10度くらいか。
現地の天気情報を一切見ないで来てしまった。
半袖シャツに夏物スーツ。寒い。

が、研修会担当者に連れられてご接待いただくうちに寒さは消えていく。
それ以前に記憶も消えているのだが。

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『アオギリにたくして』

午後、アミダステーションにて映画『アオギリにたくして』上映会。
実在した広島原爆被爆女性をモデルにした劇映画。
映画の前に15分ほどの法話をさせていただいた。地獄と極楽の話。地獄はどこかに「ある」ものではなく、「つくる」もの。

『アオギリにたくして』は被爆者の戦後を描いたものだが、被爆者が同じ広島県民から差別を受けていたことをテーマにしている。弱い者たちが夕暮れ、さらに弱い者を叩く。それの克服は普遍的な課題。

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京都でも本屋

京都行き。
八王子駅に着き、改札に入ろうとした時に忘れ物に気づいた。JRの会員カード。これがなければ、予約したチケットを受け取ることができない。
考えるまでもなくタクシーで寺に戻った。はー。

京都では会議。あまり貢献できなかったがお許しください。

帰りはお決まり定番コースを回ったが、途中で京都ジュンク堂に寄ってしまう。
新刊書店にわざわざ寄らなくてもとも思ったが、寄ってみれば大正解。知らなかった本との出会いがあった。地方出版でななく東京の出版社の本。なのに京都で出会うとは。だから本屋寄りはやめられない。

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『光』

もう6月・・・。

昭島の映画館で映画『光』を観た。
カメラマンが視力を失うこと、視覚障害のこと、映画の音声ガイドのこと、人が老いていくということ。想像するということ。言葉を使うということ。
それらが重なりあい、劇中映画が入れ子構造になって物語が進んでいく。
傑作。

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