涙が溢れた
電車の中で。
向かいの座席に、両親の間に座った5歳くらいの男の子。満面の笑み。お父さんとお母さんに挟まれて座っていること、お父さんお母さんといっしょにお出かけしていることが嬉しくてたまらない様子。
それを見ていて涙が溢れてきて困った。
男の子の両親は息子のそんな様子にはかまわずに、二人ともそれぞれスマホを漫然と見ている。息子がそんなに喜んでいることにたぶん気づいていない。私もそうだった。いや、もっと悪い。私は子どもにそんな瞬間を作ってあげていない。そのことの後悔もあっての涙か。
電車の中で。
向かいの座席に、両親の間に座った5歳くらいの男の子。満面の笑み。お父さんとお母さんに挟まれて座っていること、お父さんお母さんといっしょにお出かけしていることが嬉しくてたまらない様子。
それを見ていて涙が溢れてきて困った。
男の子の両親は息子のそんな様子にはかまわずに、二人ともそれぞれスマホを漫然と見ている。息子がそんなに喜んでいることにたぶん気づいていない。私もそうだった。いや、もっと悪い。私は子どもにそんな瞬間を作ってあげていない。そのことの後悔もあっての涙か。
5年前に某プロジェクトを担当したチームの同窓会があった。集まるのはチームを解散して以来だから5年ぶり。
それぞれが忙しくしているので、全員の都合を聞いていたら日程はまず決まらない。今日集まることを決めたのは1週間前。それで5名中4名が集まった。
まったく内容のない会話で2時間。それで実に楽しい。5年前もこんな感じだった。
気の置けないというのはこのことか。
私はここ数年、いわゆる二日酔いをしていない。いわゆるとは、吐き気、頭痛、眩暈、食欲不振など。記憶をなくすほど飲んでも前記の症状は出ない。
が、代わりに、強い筋肉痛を感じるようになった。それ以上に、精神的にダメージを負うようになった。深酒の翌朝は強烈な鬱状態になる。本などに説明されている鬱そのまま。
その回避法を知った。酒を飲んでいる時、同時に水を飲むこと。前から聞いてはいたが、実際に実践してみると確かにかなりの効果がある。酒の器の横に水コップを置いていた次の日は、筋肉痛も鬱もない。これはいい。
だが、これが出来るのはビール以外。
水はできれば酒と同量飲むのがいいようだが、ビールと同量の水を飲むことなど不可能。到底出来ない。
アミダステーションにて、ドキュメンタリー映画『祝福の海』上映会。自然の塩作りをする青年、助産師さん、自然農を営む人々、原発建設に反対する人々を追っている中で東日本大震災が発生。中盤以降は原発事故に翻弄される人々を追う。
ちょっと散漫な感はしないでもない。が、観る価値はある作品。
今日は広報がうまくなかったせいで入場者が極少だったのが残念。近いうちに再上映をするつもり。
午後、延立寺法話会。
ご講師は調布の細川真彦師。いつもご機嫌な人。
この夏、大腸に出来た8cmものポリープ除去手術を受けた。良性だったそうでなにより。
病気は法話の第一の話材になる。何事も無駄にならない。布教使というのは有難い仕事だな。
私はどこでも眠ることができる。書斎の椅子、ソファー、車や電車の座席など。
しかしそれらではどんなに熟睡しても夢を見ることがない。
いや、見ているんだろうが目覚めた時に記憶は一切ない。
布団の中での夢はけっこう覚えているが。何が違うんだろう。
午後、延立寺壮年会のハイキングに合流。
これら、法事が分散してくれるのは、寺としてはありがたい変化。日程的にも、座敷の振り分けなどにも。
しかし法事の全体数は減っている。10年前は33回忌くらいまではどなたも勤めていたが。今はそんなことはない。ううむ。ううむ。
私は人と自分を比べることはほとんどない。人は人、自分は自分という考えを身に付けている方だと思う。
それでもたまに、比べて落ち込むことがある。
友がみな、我よりえらく見える日に、イヌと戯れ邪険にされる。
「わあ、今日の松本さん、オールデニムだ。大胆ですね」と言われた。
15日から中央道の集中工事が始まっている。はず。なのに、渋滞がまったくない。
不思議だなと思っていたら、今回の工事は夕方18時から翌朝6時までの夜間工事だった。いやーありがたい。
今日は都心からの帰宅が夜になったが、中央道の工事区間は下道に降りたところ、一般道は渋滞なし。これもめずらしい。高速が渋滞の時は下道も渋滞するものだが。
本日、楽しみにしていた企画があった。日蓮宗の本門寺で念仏者から見たお題目について語るというシンポジウム。
しかし私のやむを得ない事情により都合がつかず、代わりの真宗僧侶に行ってもらうことになった。あー、くやしい。代わりの者がちゃんと務めたという報告を聞いてなおさら。俺はもっと面白くできたはず。
次がもしあればぜひ。
その後、くまざわ書店で本を購入。すると、今月29日からくまざわ大感謝祭とかで、ポイント10倍になると。知っていたら今日買わなかったぞ。
夜、東京仏教学院講義。
本日の講義、後半は場所を居酒屋に移して懇親会。
今年度の学生、全然語りかけてくれない。
あー、失敗。私に話かけることをちゃんと課題にしなければいけなかった。これまではそんなことをしなくても話しかけてくれたので。次年度の参考にします。
ひとりで飲んでいたところ、気を使って話しかけてくれた学生さんに、ちょっと語ってしまった。
ご迷惑だったかも。まあ、おじさんというのはこういうものです。
MacBook Pro「Core storage ユーザー情報が壊れている」状況の直し方が分からず、初期化して、OSを再インストールした。
すると、ヘッドフォンジャックが復活。物理的故障じゃなかったのか。
さらにセキュリティソフトのMackeeperが正常に作動するようになった。
暖かい。明日の報恩講の準備も気持ちよく進む。
午後、アーユスの専門委員の方々にお集まりいただき、現今の社会状況への意見交換、及びアーユスへの提言の集い。
基調講演として『激動する朝鮮半島と日本の市民社会NGOが果たすべき役割とは』
コリアNGOセンター代表理事の郭辰雄氏。氏の持つ問題意識にはほぼそのまま同意する。
アミダステーションにて、来週開催する「731部隊展」の準備。
会場の配置を考えた。
場内をパーティションにより三分割する。パーティションに使うのは、もらってきた住宅用引戸と、ここに常設している置き畳。
手持ちのモノを使い回し。費用節減にはなるが、正直言って見た目はオシャレではない。貧しい。
先日の石川スタディーツアーでオシャレの大切さを学んだつもりだったが、まだ実践できていない。
午前、今週末の延立寺報恩講に向けて、おみがき。婦人会の方にお手伝いをいただき、一皮むけました。
午後は内陣荘厳。水引と内敷をかけ、段盛を出す。明日明後日は時間が取れそうにないので、私にはめずらしく早めの準備。
今回は参詣の方が少ないために、書斎を控室に使わなくてもよい。片づける必要がないのは助かるが、住職としては忸怩たる思い。
石川二日目。午前、能登で自然農法を実践しているグループの農場に伺い、そこで採れた作物での昼食をいただく。美味。
地元のホームセンターでは、ヤギのレンタルがある。草を食べてもらうため。
午後は、輪島カブーレへ。昨日行ったシェア金沢と同じ経営母体による、運動体。
障害者や高齢者や子どもの居場所となるとともに、雇用も生み出している。ここも極めてオシャレ。キーワードはオシャレだな。
やはりアミダステーションをもっと快適な、寄りたくなる空間にするには、オシャレを取り入れる必要はあるとは思う。しかしセンスもお金もない私のやることなので、まあ、少しずつね。
実に刺激と収穫の多い石川一泊。
早朝に八王子を出て、午前のうちに金沢に到着。
本日の目的は「シェア金沢」訪問。ここは一つの町。障害のある者もない者も、子どもも高齢者も一ヶ所で活動することで相互にプラスを生み出している場所。コンセプトは「ごちゃまぜ」。
ここを運営しているのは日蓮宗の僧侶。いやもうすごすぎて、直接参考にできるところは正直あまりない。
しかしオシャレであることの魅力は感じた。オシャレであることにより人が集う。それは私の活動に決定的に欠けているところ。
夕方、元薬局を改装したフリースペース「月並空間」を見学。ここのオーナーはアーユスの元事務局員。地元でも注目されつつある。
Macの新OSがリリースされてしばらく経つ。今のところ不具合の報告は見当たらない。ではアップグレードしようとしたが、できない。「Core storage ユーザー情報が壊れているのでこのディスクは選択できません」と表示が出る。
ディスクユーティリティで修復を試みるがダメ。ちょっと検索してみても、修復方法が見つからない。さてどうしよう。Appleストアに持ち込むか。
まあこのままでも不都合はないので、とりあえず様子見。
昨日知って驚いたこと。
都心のガソリンスタンドの少なからずが灯油を扱っていない。
灯油の用途はほぼすべてがストーブやファンヒーターなどの暖房用。しかし集合住宅の多くではそれらが使用不可。
圏央道で行った。一応交通情報では順調であることを確認して出たが、途中で事故渋滞が始まる。しかも2件。