涙が溢れた
電車の中で。
向かいの座席に、両親の間に座った5歳くらいの男の子。満面の笑み。お父さんとお母さんに挟まれて座っていること、お父さんお母さんといっしょにお出かけしていることが嬉しくてたまらない様子。
それを見ていて涙が溢れてきて困った。
男の子の両親は息子のそんな様子にはかまわずに、二人ともそれぞれスマホを漫然と見ている。息子がそんなに喜んでいることにたぶん気づいていない。私もそうだった。いや、もっと悪い。私は子どもにそんな瞬間を作ってあげていない。そのことの後悔もあっての涙か。
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