読者がいた
昼、東村山のお寺の彼岸会&花まつり法要に法話出講。
時計を見間違えて予定時間を超過。私には非常にめずらしいミス。
本願寺新報の私のコラムを読んでくださっているという方が聴聞にみえた。反応を聞くことはほとんどないのでとても有難い。ほんと、誰も読んでいないんじゃないかと思うこともままあって。まあ、連載を続けさせてもらっているのは最低限のOKの証なのかとは思っている。
昼、東村山のお寺の彼岸会&花まつり法要に法話出講。
時計を見間違えて予定時間を超過。私には非常にめずらしいミス。
本願寺新報の私のコラムを読んでくださっているという方が聴聞にみえた。反応を聞くことはほとんどないのでとても有難い。ほんと、誰も読んでいないんじゃないかと思うこともままあって。まあ、連載を続けさせてもらっているのは最低限のOKの証なのかとは思っている。
昨日は思い出深い方の訃報が続いた。
ショーケン。私が最も愛した俳優であり歌手。『傷だらけの天使』も『前略おふくろ様』もDVDを全巻揃えている。LPレコードも5枚まだ手元にある。
北尾光司。高田延彦との一戦での見事な負けっぷりは脳裏に焼き付いている。
白石冬美。伝説の深夜放送、TBSラジオ『金曜パックインミュージック』通称ナチチャコパックは中学生の私を少しだけ大人にしてくれた。
合掌。
本日、TBSのラジオ番組『荒川強啓デイキャッチ』最終回。
小西克哉、青木理、北丸雄二、山田五郎、そして宮台真司の面々による時事解説はとても楽しかった。TBSの良心を代表していた。残念。
これからはより一層『荻上チキ・Session-22』が責任重大。応援していく。
午前、自死遺族分かち合いの会にスタッフとして参加。40人の参加者があった。他の会で薦められてという方も少なくない。
壊れたチューナーを修理専門店に持ち込んだ。
が、モノがチューナーと見て、難しいですよと言う。幾らまで出せますかと聞かれ15000円くらいならと答えると、無理ですと即答。チューナーの修理は30000円はかかりますと。
それだけかける気はしない。見送る。今までよく働いてくれました。お疲れさまでした。
ジャンクとして処分することに。
アーユス事務局開き。
発足以来25年使ってきた建物から近所の一軒家に。これまでの建物が耐震的に不安が深まってきていた折り、大家さんから住み替えの提案をいただいて。
新事務所も大家さんは同じ。誠に有難い。
内装をし直してピカピカ。少しだけ広くなって使い勝手もよくなった。
何より、引っ越しのために事務所のモノを整理処分できたのは大きかった。たまに引っ越しするのは整理のためにはいい。うちの寺では絶対にしたくないけど。
テレビ番組を録画したDVDを整理した。
ジャンル別にしていたが、収拾がつかなくなった。何がどこにあるか分からない。
そこで番組別に並べ直した。私が録画しているのはほとんどがドキュメンタリー。それをまずNHKスペシャル、ETV特集、NNNドキュメンタリーなど、番組別に分け、その中でジャンル分けをする。かなりすっきりした。気持ちよし。
これは本も同じだった。以前ジャンル別に並べていたが、本を見つけられないことしばしば。「ジャンル」というのは曖昧で、その時々の判断でブレがあるもの。で、明確さを優先する。新書は新書だけでまとめ、さらに出版社別にする。シリーズものは一緒にする。そして著者別に。それでもたまにダブり買いはしてしまうけど。
昼、八王子の児童擁護施設の施設長から話を聞く。
今の入所児童はほとんどが母親からの虐待を受けている。母親の孤立が不幸を呼ぶ。
市内のリサイクルショップにスキャナーと古いオーディオ機器を持ち込んだ。スキャナーは今需要が少なくなったのでいい値は付けられないとのことだったが、提示された金額はまあ満足。寝かしていればただの場所ふさぎだったので。
少しずつ処分が続く。まだまだ続く。
書庫の飽和状態を緩和させるために。
コンプリートを目指さないことにした。
以前は愛読していたが最近はあまり魅力を感じなくなっていた著者の本、現在も愛読している著者だが内容がイマイチの本、それらは買わないようにする。
そのために、信頼している著者の本でも、買う前に書店で中身にざっと目を通す。それだけで今日も一冊買わずに済んだ。
そうか、ネット書店が飽和を促進しているのだな。
夜、春の花の香りが漂ってきた。
香りは一瞬にして過去の記憶を蘇らせる。あー切ない。特にこれといったエピソードがあるわけでは全然ないのだが、切なかった気持ち、不安だった気持ちが瞬時に湧いてきた。
その花の名前は知らない。
午前、4月にアミダステーションにて開く落語会の下見。
高座の確認。7日日曜に、花まつり協賛企画として開く。アミダさまが登場する噺をしていただけるとのこと。
夕方、「葬送のあり方を考える会~八王子」会合。
各宗派の葬儀について研修している。今日は日蓮宗。
後の懇親会でちょっと論争してしまった。「松本さんに否定されちゃったけど」と相手。しまった。
今朝の朝日新聞朝刊の記事中に伯母と従姉妹の名前が。その脇には巨大な写真に二人の姿がある。自宅の窓際で陽を浴びる母娘。
そこは福島県大熊町。第一原発から4.7km。一時帰宅をしているが、避難指示が解除される見込みはない。
「ここで死にたい」という伯母を写した写真が静謐。実に美しい。巨大に載せる価値は十分ある。
目覚まし時計代わりに使っているオーディオセットから音が鳴らない。
調べてみると、チューナーが不調。アンテナからの信号を受け付けていない。
このチューナーはマランツ製。マランツのウェブサイトで修理について見てみると、部品を保持しているのは販売終了から8年。以後は修理を受付けられないことがあるとのこと。8年以後でも修理の可能性はあるということか。
しかしこのチューナーを購入したのは28年前。さすがに無理のような。
八王子の修理専門店に持っていこうか。
で、代替として出してきたのが40年以上前に購入したDENONのチューナー。FM専用機。AM放送を聞くためにマランツに替えてお蔵入りしていた。立派に役を果たしている。
寒い。東京マラソンは選手もボランティアも大変だったな。
なぜ私は飽和状態になるまで本を買ってしまうのか。
子ども時代、通っていた小学校とほぼ同じ距離に区立の図書館があり、よく利用していた。その頃は買うのは図書館にないマンガ雑誌(ぼくらマガジン)がほとんどだった。
しかし中学生になって八王子に来てからは、近所に図書館がなかった。で、本を買うようになる。
また、以前は本は、発行から少し経つと入手が面倒だった。店頭にない本は注文となるが取次や出版社に在庫があっても入手するのに2週間はかかる。絶版になると困難は高まり古本屋では価格が跳ね上がる。特に専門書は。
だから気になった本や古本屋で出会った本は取りあえず買っておくという習慣が身に付いた。一期一会。この状況はほんの15年くらい前まで、私が40歳の頃まで続いていた。その歳まで身に染みついた感覚はなかなか拭えるものではない。
さらに、昔私が宗派において研修会企画担当だったことも大きい。招いた講師の著書は出来るだけ買って打ち合わせに臨んだ。自分の本の購入者には悪い気はしないものだから。その癖で、講師に呼ぶ可能性のある人や顔を合わせる可能性のある人の著書はつい買ってしまうようになった。
前記のうち、図書館環境については現在も変わりはない。しかし、本の入手については劇的に変わった。マニアックな本でない限りネット経由で入手は難しくないし、入手はできなくてもデジタルデータで公開されている本も少なくない。また、講演会や研修会の担当から外れて、著者に会ったり、まして交渉をする可能性は今はほとんどなくなった。
それより何より、本を置く場所がなくなり、経済的にも余裕がなくなってきた。現実的な理由により、増えるスピードは鈍るはず。
午後、アミダステーションにて、「震災から8年~福島から考える今とこれから」。
もう3月・・・。
誰から薦められたか覚えていないマンガ『制服ぬすまれた』を読んだ。あまり期待していなかったが、いい作品なのにびっくりした。
ここのところ私はマンガも含めてフィクションを読めなくなっている。手を伸ばすのはノンフィクションや学術書ばかり。理由は分からない。
『制服ぬすまれた』は短編集ということで手にとれた。結果正解。
もっとフィクションに触れよう。