« 八王子と二本松と | Main | 28年選手の替わりが40年選手 »

現実が止める

寒い。東京マラソンは選手もボランティアも大変だったな。

なぜ私は飽和状態になるまで本を買ってしまうのか。

子ども時代、通っていた小学校とほぼ同じ距離に区立の図書館があり、よく利用していた。その頃は買うのは図書館にないマンガ雑誌(ぼくらマガジン)がほとんどだった。
しかし中学生になって八王子に来てからは、近所に図書館がなかった。で、本を買うようになる。

また、以前は本は、発行から少し経つと入手が面倒だった。店頭にない本は注文となるが取次や出版社に在庫があっても入手するのに2週間はかかる。絶版になると困難は高まり古本屋では価格が跳ね上がる。特に専門書は。
だから気になった本や古本屋で出会った本は取りあえず買っておくという習慣が身に付いた。一期一会。この状況はほんの15年くらい前まで、私が40歳の頃まで続いていた。その歳まで身に染みついた感覚はなかなか拭えるものではない。

さらに、昔私が宗派において研修会企画担当だったことも大きい。招いた講師の著書は出来るだけ買って打ち合わせに臨んだ。自分の本の購入者には悪い気はしないものだから。その癖で、講師に呼ぶ可能性のある人や顔を合わせる可能性のある人の著書はつい買ってしまうようになった。

前記のうち、図書館環境については現在も変わりはない。しかし、本の入手については劇的に変わった。マニアックな本でない限りネット経由で入手は難しくないし、入手はできなくてもデジタルデータで公開されている本も少なくない。また、講演会や研修会の担当から外れて、著者に会ったり、まして交渉をする可能性は今はほとんどなくなった。

それより何より、本を置く場所がなくなり、経済的にも余裕がなくなってきた。現実的な理由により、増えるスピードは鈍るはず。

|

« 八王子と二本松と | Main | 28年選手の替わりが40年選手 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 現実が止める:

« 八王子と二本松と | Main | 28年選手の替わりが40年選手 »