2019大晦日
RIZIN、マネル・ケイプってなんかいい人じゃない。
試合勝利直後にリングを降りてまっすぐ向かった先が堀口って。
那須川天心は圧勝。もっと強い相手を連れてきてくれ。
テレビを2画面にして観ていた紅白歌合戦もいい構成だったと思う。今年一年を総括する上等の音楽番組だった。
けっこういい年の暮れ。
RIZIN、マネル・ケイプってなんかいい人じゃない。
試合勝利直後にリングを降りてまっすぐ向かった先が堀口って。
那須川天心は圧勝。もっと強い相手を連れてきてくれ。
テレビを2画面にして観ていた紅白歌合戦もいい構成だったと思う。今年一年を総括する上等の音楽番組だった。
けっこういい年の暮れ。
夕方、近くのスーパーに買物に行く。
駐車場が混乱している。たぶんふだん運転していない人が集合しているのか、譲り合いができなくて渋滞したり、後ろも前も見ないで空車スペースに入れようとしたり。温厚な私でもちょっとイラッときたこと数度。耐えられず、買物をしないでそのまま駐車場を出てしまった。
駐車場を出ても少しイラッとしていたが、むりやり笑顔を作る。するとなぜか相手の事情を考えようとする隙間ができる。
夜、テレビでレコード大賞を観る。
レコード大賞の候補作を見ると、これはもう、「パプリカ」一択でしょう。
と思った通り、「パプリカ」が受賞。
レコード大賞は金で買われていた年もあったようだけど。賞に権威があるのではなく、誰に授与したか、誰が貰ってくれたかで賞の値打ちは上下する。今年は納得。
特別賞の「まちがいさがし」もよかった。いやもう、米津玄師が今の邦楽を牽引しているな。
友人宛年賀状をやっと発送。
ダーツプロの長男が設計したダーツ矢が製品になった。使ってみるとまだ微調整が必要とのことだが、ほぼ思い通りのものとなったという。市販されるらしい。これがショップの売れ筋商品となってくれれば嬉しい。
夜、忘年会。4日連続。今年最後。
席上、ちょっとショックな話を聞いた。おもわず、えっ?と声が出た。次は私だという警告だとはっきり分かった。背筋が伸びた。深酔いせずに記憶を残したまま帰宅。
ご門徒宛年賀状をやっと発送。
左肩の調子が悪い。
しばらく前から、腕を回すとコキコキ音がするようになっていた。
それが、動かすと痛みを伴うようになってきた。なんだろうこれは。今まで体験したことがない状態。
ちょっと慎重にしておこう。
夜、真宗僧侶たちと、このたび大役を退かれた先輩の慰労会。
話はあまり明るくはない。しかし、過渡期なのだとは思う。
私が退けばもう少し明るくなるか。
来年の目標をひとつ思いついた。書庫の整理。
書庫で使っていた自作本棚のひとつが変形してしまったのを分解したのが9月。その書棚に入れていた本は床に積んだまま、書庫は放置している。
新しい本棚用の材料はずいぶん前に購入済み。しかし組立にいたらない。今年中にはなんとかしたい。
その後、本の整理をしたい。キャパはとっくに超えている。飽和状態を超えて、カオス状態になっている。
何がどこにあるかが分かるように、本たちが呼吸をできるようにするのが来年の目標。
夜、アーユス忘年会。アーユスにとっては激動としかいえない一年。お疲れさまでした。
ボクシング世界チャンピオンの寺地拳四朗が誰かに似ていると思っていたが、本日、車を運転している途中に路上の看板を見てやっと判明。
西八王子駅前のきぬた歯科の院長だ。
16号バイパス、大和田町に立つ看板にいるのは拳四朗ではない。
あ、もう一人思い出した。小学校の同級生の亀井くん。卒業以来一回も会っていないがどうお過ごしだろうか。
先輩僧侶の葬式へ。
故人は若年性アルツハイマーになって6~7年になる。妻や子どもの顔も判らなくなっていたという。
南无阿弥陀仏。
式場の寺は町田の南の端。火葬場は同じ町田市内だが北の端。途中ちょっと渋滞したこともあり、移動に1時間かかった。
以前はもっと近い神奈川県の火葬場を使えたのだが今は断られるという。県民優先とのことで。
充電式電気シェーバーを買った。
電気シェーバーを買ったのは59歳にして初めて。
コード付きと電池式は以前誰かから貰ったものを使っていたことがある。高校時代だろうか。
それ以降はカミソリ一筋。なぜそうしてきたか、特に理由はない。
今回電気シェーバーを買ったのも、特にきっかけも理由もない。なんとなくポチッと。ブラウンの3000円台のやつ。
使ってみたら、実に快適。洗面所に行かなくても、パソコンの前でヒゲが剃れる。ちょっとした気分転換にもなる。今までなぜ使わなかったのか謎。人生はそういうものである。
夜、村田諒太の試合をテレビで観る。完勝。ミドル級の試合でこんな安定した試合をする日本人選手が登場するとは。
井上尚也の存在もあり、今の日本ボクシングの充実には「空前」という以外の表現は思いつかない。
寺地拳四朗も強い。圧倒的と言っていい。可愛い顔をして振る舞いも軽いので強そうに見えないために人気が上がらないのか。減量苦がないそうだし、まだまだ勝ちそうな予感。テレビのバラエティ番組にもっと呼ばれてもよさそうだが。
拳四朗って誰かに似ている。誰だっけ。
夜、多摩地区本願寺派寺院連絡会の役員会。
帰宅してからM-1の結果を知る。
ミルクボーイ優勝。名前もしらない。
録画していた放送を観た。決勝に残った3組は納得。どれにも笑わせてもらった。
ぺこぱは実に現在的。かまいたちは私的には優勝。
でもミルクボーイでも文句はない。コーンフレークだけであれだけ話を持たせられる展開は見事。
他にはスエヒロガリずに笑った。幸福なM-1。
曇天の下、もちつき。風はないのが幸い。
その後、延立寺法話会。法話は私が務めた。
仏教的に見た今年一年。
私はけっこう本を読む方だと思うが、そのほとんどがノンフィクションか評論などで、小説はまず読まない。エッセイもここのところ手にしていなかったが、何の拍子にか手にした岸本佐和子著『ひみつのしつもん』に嵌った。なんだこれは。文章のうまさ、展開の読めなさ、すごい書き手がいたもんだ。岸本佐和子とプレイディみかこを知ったのが今年の私的読書スペシャル。
夜、東京仏教学院講義。
当初は別のDVDを流してディスカッションするつもりだったが、先日に会った東仏の卒業生ふたりがふたりとも私の講義で一番印象に残っているというDVDに急遽変更。
上映時間が授業時間内に収まらないので、頭20分はカット。それでも伝えるべきところは伝わったと思う。
夜、超宗派の僧侶たちがつどい、意見交換会。
たまたま、今年の1月1日に私が立てた目標を見直した。
客間を全椅子化したいと書いている。
たいした目標と考えていたような節があるが、秋の報恩講前にあっさり実現。従来の座敷テーブルを生かそうとしたので難しく考えてしまったが、テーブル入れ替えで解決。目標にするほどではなかったな。
来年の目標は何にしよう。「目標」にふさわしいものは。
掛け布団を新品に換えた。ら、暖かさが段違いなので驚いている。
これまでの布団は20年くらい使っていただろうか。新しいのに比べて三分の一くらいの厚さになっていた。始めはこんなに厚かったのだろうか。
古いのも夏掛けとしてはまだ使える。しかしそれ以前に、これをクリーニングしてみたい。いくらか厚さが復活するだろうか。
寺報ポピンズ発送。
今回も発送日に間に合った。締切に背中を押されて。
夜、東京仏教学院講義。
扱う題材は水俣病。
水俣病は現代の歪みのすべてを内包していると思う。私たちが水俣病から何も学ばなかったゆえ現在の無様な政治を生んだと真面目に思っている。
今年の生徒はみんな若いので水俣病を知らないため、基礎知識用の映像の後に「記者たちの水俣病」を見る。テーマは差別、そしてメディアの責任とメディアリテラシー。
今回もまた時間配分がよくない。申し訳ない。
くまざわ書店八王子南口店はいい。とてもいい。
小規模店。
が、置いてある本のセンスは現在八王子で一番。私の用はほぼここで済んでしまうのみならず、発見もある。この規模の書店としては希有。
狭くてもやれることはあるという見本。寺としても参考になるというか勇気をもらえる。
南口店にあえて希望を言うとすれば、マンガの品揃えが凡庸なのを少しだけメリハリを付けていただければ言うことはない。
買物をしようとしたが、常用のカードが引き落としを拒否される。
あれ?またやっちまったか。
銀行口座残金を確認すると、引かれるべき額が引かれていない。というか、残金が足りていない。
私はカード引き落としに使っている口座には余分に積んでいない。それが災いし、過去1回、引き落としがされずに一週間気づかなかったことがあった。今回は4日で気づいたものの土日にかかってしまっているので、復帰は週明けになる。
もっと余裕を持つべきと反省。私の反省は生かされることが少ないが。
夜、八王子平和月間の打ち上げ。
今回私は2企画参加した。
初めて黒字に。
私の企画だけでなく、概ね集客はうまくいった模様。
しかしその内容は圧倒的に高年齢者が多い。
特に20代30代の男性の姿が見られない。
八王子平和月間の企画ではなく、同時期に開催した『私たちは買われた展』は1300円という入場料にもかかわらず、10代20代の男女が行列を作った。うーん、彼らが社会問題に関心がないわけではない。政治がテーマなのがダメなのか。なんなのだろう。
やっとドキュメンタリー映画『i-新聞記者ドキュメント-』を観た。
望月記者の強さに感服。ちゃんと仕事をしていることに感服。
ラストは森監督にしてはめずらしく、直接的なメッセージ。今はこのくらい分かりやすくしないと伝わらないのだろう。
午後、同じ建物の中で二本目の映画を観る。
「ポイズン・サークル」
希望を見た。しかし全体からはこの試みがあまりに少ないことには希望が見えない。
夜、寺ネットサンガの例会。
坊コン。担当は曹洞宗僧侶の前田宥全師。
動画を交えて曹洞宗の基礎をお話しくださった。
しかし、私が曹洞宗のことをあまりに知らないことに唖然。
これは真言宗の時にも感じたこと。私の仏教知識はあまりに狭い。
質疑応答で私は「道元禅師には、『曹洞宗』という新たな宗派を立てようとした意思や自覚はあったのか。あったとすればその内容はどのようなものか」と質問した。答は「道元禅師自身には立教開宗の意思はなく、教団をつくったのは弟子たち」。それを受けてまた質問しようとしたが司会者から「マニアックな質問は控えるように」と釘をさされた。立教開宗の意向を問うのはマニアックなのか。私の感覚も世間から離れてしまったのだな。
先日、納期2ヶ月のはずが4ヶ月経って催促の後にやっと届いた品。
不良品でしたー。
初期不良ということで料金着払いにて返送。
久しく忘れていた「モノを買う喜び」を感じさせてくれるモノだろうと期待していたのに。
なんかなあ、怒る気力もない。皮肉を言う気力もない。
ここのところ、特に寝ている時に咳が出る。
原因は唾液の誤嚥。唾液が気管に入ることがしばしば。
その原因はどうも、咽周りの筋力低下によるらしい。
ううむ。私は運動はほとんどしない。運動不足は誤嚥を呼ぶのか。
意識しないで筋力を保つ生活習慣はないものか。
昼、知人の寺の法人化祝いへ。
令和に入って最初の法人化。住職の働きを見れば認められないわけがないと思えるが、それでもかなりのご苦労をされたとのこと。会場ホールを埋めた聴衆の姿に、益々のご発展を心から確信する。
調布のお寺の定例法話会へ出講。
今年最後の法話会ということで、法話会後に忘年会代わりの懇親会があった。そこへも同席させていただいた。
席上で、先ほどの私の話について、こういうことでしょうかと確かめがあった。私の伝えたかったところをちゃんと受け止めてくださった。誠に有難い。嬉しくて少し飲みすぎた。嬉しくなくても飲みすぎるが。
こちらのお寺のご発展も心から確信する。
午後、藤の会。
ブックカフェ。真宗僧侶のコラム集を読んでいる。
ちょっと癖がある文章。だからツッコミやすい。テキストとして悪くない。
今、私の全身が痒い。ところどころに発疹ができている。
原因はたぶん、ストレス。
ストレスなど無縁だと思われている私だが、そんなことはないのですよ。私にも人並みにはストレスはあるのですよ。
注文していた商品がやっと届いた。
予約を入れたのは昨年10月。内々の募集に応じたもの。
納期がいつか分からないという話だったので催促しないまま連絡を待っていた。
すると、その会社から広報があった。「製造が順調になったので一般販売を開始します」。
え?私の予約は?確かめてみると、予約扱いになっていなかった。
改めて注文を入れた。8月1日。納期は2ヶ月見てくれとのこと。
納品はもうそろそろかと考えた9月末、増税前に支払いを先にさせてくれないかと連絡を入れた。
先払いを了承されたので入金。その後に入金確認とともに納期が近づいたら連絡するとメールが入った。
その後2ヶ月何もなし。
今月に入って、その後どうなりましたかとメールを入れると、「お待たせいたしました。やっとお届けの準備ができました」とメールの返信。
その品が昨日届いた。
明らかに忘れてただろ。それを「お待たせしました」ですませるのか。
腹がたったが、それにクレームを入れても何の生産性もない。私が何か得をするわけでもない。今まで待たされてそんなに不利益を被ったわけではないし。
午前、鎌倉の建長寺へ。
アーユス理事長の交代のご挨拶に。
対応をしてくださったのは、本山建長寺の財務部長。肩書から受けるイメージよりかなり若々しい。ご自身でお茶を入れてくださった。
建長寺派寺院はあきる野に多いとのことで、あきる野インター周辺に詳しい財務部長。非常にオープンマインドな印象。本願寺派はこうはいかないだろう。
今後も変わらぬご支援をいただくようお願いした。
夜、同志の通夜へ。
まだ54歳。現役バリバリの会社経営者。この数ヶ月の病気進行が早かった。
午前、インフルエンザの予防注射をした。前にインフルエンザに罹患したのは2015年元日。あれから5年経ったのか。あの思いはしたくない。
昼、赤羽のお寺に行く。
しばらく前から気になっていた僧侶の法話を聴聞。うん、噂に違わぬ熱いお話し。
ご法話を受けての座談会でも、鋭い感想が出された。この講師にしてこの聴者。
久々に聴聞を楽しく感じた。
もう12月・・・。
午後、築地本願寺にて、自死者合同追悼法要「いのちの日いのちの時間」。
本日の参加者205名。遠方からはるばる参列された方もある。
法要後の茶話会では、他の遺族の会ではスタッフから傷つけられることもあったが、この会ではそんなことは全然ない、とお礼のことばもいただいた。
自死・自殺に向き合う僧侶の会は、追悼法要と自死遺族分かち合いと手紙相談を三本柱としている。その質の高さは、正直、誇っている。そのうち、追悼法要と分かち合いの会場を提供している築地本願寺ももっと誇りとしてほしい。