年の終わりに感謝
夜、RIZINをテレビで観る。
何といっても堀口恭司vs朝倉海。前戰以降に成長している海と前戰後に大ケガで試合から遠ざかっていた堀口では、堀口不利と見るのが自然。
しかししかし、正確なカーフキックで海にダメージを与え、右フックで倒す。堀口完勝。なんだろうこの爽快感は。私は決して海を嫌いではないのに。
2020年という年の終わりにいいものを観た。感謝。
夜、RIZINをテレビで観る。
何といっても堀口恭司vs朝倉海。前戰以降に成長している海と前戰後に大ケガで試合から遠ざかっていた堀口では、堀口不利と見るのが自然。
しかししかし、正確なカーフキックで海にダメージを与え、右フックで倒す。堀口完勝。なんだろうこの爽快感は。私は決して海を嫌いではないのに。
2020年という年の終わりにいいものを観た。感謝。
お歳暮にいただいたかんぱち一尾を長男が捌いてくれた。
長男は一人暮らしで料理もそこそこするらしい。加えて、刃物が好き。うちの包丁を研いでもくれる。
魚一尾をいただいた時は近所の居酒屋のご主人に裁きを頼んでいた。
それを長男がしてくれるのは有り難い。
たまたま長男がうちにいたところへ急に頼んだので、うちにあった包丁を使わせた。
今後も頼むことがありそうなので、専用の包丁とまな板を用意してもいいかなと少しだけ思う。
Amazon primeで『ジェニーの記憶』を観る。監督自身の苦い過去を作品化したもの。エンドロール前に監督自身の事件当時の写真が使われている。
ヤフオクで安く落札したと思った品の設定送料が思いの外高く、全然得ではなかった。
損というか想定外出費は数百円のこと。しかしそれに意外なほどダメージを受けている。なんだろう。
ヤフオク歴は長いのにまだまだ失敗する。入札前には送料だけでなく、出品者のコメントを必ず確認することを教訓とする。でもすぐ忘れてしまうんだよな。
夜、八王子市仏教会の役員会議。zoomにて。
続いて忘年会。やはりzoomにて。
ここのところの新型コロナ感染者報道を受けては、さすがの私も多人数の飲み会を主宰する気になれない。
忘年会で一年を振り返る。
仏教会としては何もなかった一年ということはなく、人集めができなかったイベントも法要のネット配信につながった。
勉強会と飲み会はできなかったものの、空虚な一年ではなかったのはたしか。
八王子駅北口の元東急スクエア、現八王子オクトールの地下に入っているカルディが来月撤退するという。
うちで飲むワインはほとんどここで買っていたのでちょっと残念。まあ、カルディは八王子駅直結のオーパに入っているのでそちらに行くことになるだろう。これまでよりちょっと歩く距離が増えるだけ。
なじみの店が閉まる時には、自分を責める気持ちになることが多い。俺があまり通わなかったのがいけなかったのか、俺には閉店を悲しむ資格があるのかと。
その気持ちが今回はない。私は十分通った。撤退は私の責任ではない。というより、店の責任でもないだそろう。いつ行っても繁盛していたし。撤退は業績不振からではなく別の理由があるのだろう。
撤退までの一か月、まだ何回かお世話になる。
久しぶりに神保町を歩いた。かつて自分の庭とまでは言わないが毎週のように歩いていた。
古書店巡りが私の趣味だった。
しかし古書を探すのがもっぱらネットになってからは、神保町は車で通るだけ。行く店も、三省堂とエチオピアだけ。それ以外の店に入ることもなくなった。
岩波ブックセンターに入った。改装後初めて。外見から、コーヒーも飲める本屋になったと思っていたが違う。本も買えるカフェだ。並んでいる本もセレクトショップ的。そこそこ客は入っている。この改装及び路線は成功だったのだろう。
一年ぶりくらいに天下一品に入った。
学生時代に京都で衝撃の出会い。やみつきになった。
天下一品が東京進出するまでは,天下一品を食べるのが京都に行く理由のひとつになっていた。
それがここのところは食べるのは年一回くらい。理由は、味が好みではなくなった。塩味が強くなった。
これは断じて私の好みの変化ではない。天下一品の側の変化だ。
それでも、昔の記憶に誘われて年一回くらい食べては毎回がっかりしていた。
それが本日は、塩味が気にならない。私の記憶の中の味に近い。
嬉しくて辛子味噌を入れ過ぎ、結局塩辛くなってしまったが。
そう遠くないうちにまた再来するかも。
都心を車で走る。
本郷の仏教書専門店に寄り、注文していた本を受け取る。
店主から「お寺にお送りしようかとも思ったんですが、かえってご迷惑になるかもと思いまして」と言われる。私が本を買いすぎて家族に怒られることを心配してくださった。有り難い。そう思われるということは、私はけっこういい客なのだな。
段より混んでいる印象。あ、街に華やかさがあまり感じられないので忘れていたが、今晩はクリスマスイブじゃないか。その影響は少なからずあるだろう。
当初予定していた渋谷経由を変更して帰宅。
午後、西八王子の読書室・ミラクルの店番。
今月から対流型石油ストーブが導入された。火が見えるのがとても落ち着く。上部にやかんがよく似合う。お湯が沸いている静かな音も優しく届く。
晴天。静か。お客さんなし。
井上雄彦の『リアル』の第15巻が発売された。
第14巻が発売されたのは2014年12月。それまでは年一回発刊されていた。
それが途切れて6年。もう未完のまま終わった作品と思っていた。
それが発売。
買った。が、当然のことながら、ここまでの物語をあらかた忘れている。
前の巻から読み直そうかとも思ったが、それをすると一番始めから読み直さなければならない。
で、15巻から読む。それで十分泣ける。
余裕のあるときに最初から読み返そう。
非接触型の体温計を買った。正確には体温計ではなく、表面の温度計。
額に近づけてスイッチを入れると1秒で温度が表示される。
体温の場合は額がいいのだろうか。
あちこち試してみると、耳の後ろは高め。額が36.5°の時でも耳の後ろは36.7か36.8くらい。
信頼感は薄いが一応の目安にはなるのだろう。
昨日届いた私へのアンケートを貰って、嫌な過去を思い出した。
20代の頃、私は芝居が好きで小劇場通いをしていた。
その中で、たまたま入ったある劇団の芝居に魅入られた。
私はその劇団の公演に通うようになるが、どうしても最初の驚きを超えるものではない。
そのため、観劇後のアンケートにいつも辛辣な言葉を書いた。
やがてその劇団からは公演案内が届かなくなった。
私こそがこの劇団の良さを知っているが、それが今は出ていないとの思いで、愛情から厳しい言葉を寄せていた。しかしそれは相手にとってみれば迷惑な勘違い野郎でしかない。本当に申し訳なかった。
育てるつもりなら厳しい言葉を書いた時はそれ以上の分量の褒め言葉をよろしく。
日曜日まで勤めていた築地本願寺常例法座の通信簿が届いた。
当日おいでいただいた方のアンケートに加えて、ネットで聴聞された方の感想と反応がまとまっている。ネットの方は、各回、平均で何分視聴されたかも。
有り難いことにそれほど厳しい指摘はなく、概ね好意的な声。いや、もしかしたら厳しい意見は事務局の忖度で載せなかったということはありうる。
こんな通信簿はこれまでなかった。布教使のレベルアップの材料にはなると思う。
知人に餅つき用の石臼を貸した。
私の車に乗せて知人の住まいまで行った。しかし全く想定外だったのが、先方の建物が、細い階段の下。
石臼は重い上に持ちにくい。
なんとか板を探してきてその上に載せるといくらか力が入る。
階段が細いため、2人以上で持つことはできない。知人と私、2人で階段を1段ずつ下ろしていく。なんとか建物内へ。
これ、階段を上げる時はどうしよう。背負子があるが、あれは重量に耐えられるだろうか。
千葉のお寺の法話会へ出講。
このお寺で法話をするのはたぶん16年ぶり。熱心にお聴きいただいて有り難い。
先方のお寺からは東京駅からのバスを薦められたが車で伺った。例年だと後に懇親会があるそうだが、今年はないとも聞いて。
私は運転が好き。考え事ができるのも。これが電車だと眠ってしまうが車は適度な緊張感がたぶんプラスに働くのだと思う。
ラパンはエコ運転の採点をしてくれる。このところけっこう高得点が出るようになった。得点を上げる最大のポイントは、急発進急加速をしないこと。それが自然に出来るようになったのは年の功もあるような。
延立寺通信ポピンズ発送。
壮年会の皆さまにご協力いただいて2時間少々で完了。
しかしすべて封筒の封緘が終了した時点で記事の誤りを発見。新年会の日にちが違う。10日なのに12日と記載。印刷前に見直したのに。
(日)と曜日は合っているし、出席しそうな人は検討がつくので、口頭で訂正すればいい。が、事後のミス発見ってどおっと疲れる。
体を横にするとめまいがするようになった。朝、寝ていた体を起こした時も。昨日までの法話の緊張からかとも思ったが、検索してみたところでは「良性発作性頭位めまい症」がもっとも当てはまる。「良性」と頭についているので、少し様子見をしよう。
胃にもかすかに違和感がある。痛みとかではなく、食べたものがいつもより消化に時間がかかっているような。
1月になったら人間ドックに入ろうか。この医療機関が忙しい時に検査で病院に行くというのもちょっと気が引けるが。
築地常例法座、最終日。
土日はけっこうな数の聴聞者があった。用意した椅子は全部埋まった。有り難い。
しかし正直疲れた。疲れの原因は何と言ってもYouTube配信。誰が聴いているか分からない状態は気を使う。もちろん、オープンな状況で言ってはいけないことはクローズな状況でも言ってはいけないし、誰に聴かれてもかまわない内容を話しているのだが。
救いは、生配信のみで後からの視聴はできないこと。その希望が多数あることも承知しているが。
築地常例法座3日目。
今日切り口に使った作品は『街の灯』と『素晴らしき哉、人生!』。
夕食、昨日入った店に応援のつもりで行くと、今日は満席だという。おお、それは大変けっこう。昨日がたまたま不入りだったのか。
近くの居酒屋に方向転換。初めて入った店だったがまあ正解。ここも空いている。
築地常例法座2日目。
一応テーマとしては親鸞聖人の和讃解説を柱にする。
切り口として使った作品は『エール』。
夕食は近くのイタリアンレストランでとった。
入店したのは20時半頃だが、店内では客用テーブルを使って伝票整理の最中。もう客は来ないと判断したらしい。事実、私の後には客はなかったが、金曜の夜にこんな状態ではたまらんだろう。
夜、築地本願寺常例法座第一日目。
築地本願寺常例法座で法話をするのは2年ぶり。今回は初めてYouTubeでの生配信がある。
今日から日曜午後まで、各50分もしくは70分の法話を8回する。
今シリーズは映画作品を切り口に、極私ネタをからめる話が多くなる。
今日は『アナ雪』。主題歌の「レットイットゴー」がしばしば誤解されている、という話から、エルサと私を重ねて。
友人の娘さんの通夜に伺う。
21歳でのご逝去。
舞台での活動をしていた時のビデオを式場で流している。
その周りに何枚ものパネル。そして故人が書き残していたノートを手に取ることができる。
友人は僧侶の知人が多く、いろいろな宗派の読経が勤まった。
「彼女はもともと仏さまの国の存在で、21年間こちらの世界を覗きに来ていたような気がする。私は21年間お預かりしていただけ」というのは母である友人の弁。
強がりとかそう思いたいとかではなく、本当にそう思っているように私には見えた。
午後、築地本願寺成道会。
毎年、延立寺からは婦人会の方を中心に築地まで聴聞に行っている。
しかし今年は延立寺本堂にてリモート聴聞。
音声がはっきり届く。実際の本堂では、音声が響いて聞きづらいことが多いが、リモートではクリアに。来年もリモート聴聞の方がいいのではという声があがった。
ただ、ホワイトボードの字が見難かった。これは改善の余地あり。
夜、東京仏教学院講義。
新型コロナ感染拡大の折り、対面出席者3名、リモート出席者6名。プロジェクターに投影した動画をパソコンのカメラ越しにリモート出席者に見てもらって感想を言ってもらう。何回やってもやりにくい。
話を届けるだけならリモートでいいが、リモートでディスカッションは難しい。
ここにきてやっとというか、私の直接の友人が新型コロナに感染したと聞いた。現在は陰性になっているとのことだが、陰性になるまでの話を聞くとけっこう大ごとだった。
何より、同居している家族に医療関係者がいたこと。その勤め先での接触者全員に検査が必要。
当人は感染判明後もほぼ症状なし。感染しても症状が出ないまま陰性になってしまう人がかなり多いことを伺わせる。
それなら、症状なしはもちろん、症状があっても軽症なら検査をしないでおこうと考える者があって当然。
陽性だった場合の周囲への影響が大きいため。もちろん、放置して感染を拡大させてしまったらそっちの方が悪質なのだが。
午後、調布のお寺に法話出講。晴天で気持ちよし。
昨年もこのお寺では12月にお招きいただいた。そして法話会後の懇親会までもご一緒させていただいた。
しかし今年は懇親会はなし。
来年もお声掛けいただいてたので、来年は今年の分も飲むために、今から体調を整えることにする。
物置に積んでいた古いDVDレコーダーとデスクトップMac、パソコン周辺機器をハードオフに持ち込んだ。Macは使わなくなってもコレクション気分で物置に保管していた。それがなぜかここに来て、俺が持っていなくてもいいかなと思い出した。こんまり的に言えばときめきがなくなった。ハードオフは店内に「ジャンク品もお売りください」と掲示してあるので、壊れた品も気後れすることなく持ち込めるのが有り難い。
今日学んだこと。DVDレコーダーで大切なのはリモコン。リモコンが付属していれば古い機種でも値段が付く。しかし比較的新しいBlu-rayレコーダーでもリモコンがないと値段が付かない。
ヤフオクで仏像を落札した。
アミダステーションの1階に安置している仏壇。ご門徒宅から引き取ったものだが、その寸法に対してご本尊のサイズがちんまりしているのがどうもアンパランスで気になっていた。
このたび落札した阿弥陀如来木像は、状態はいいとは言えないが姿はとてもいい。サイズもいい。安置させるとあつらえたような収まりぐあい。
いいものを落札した。というより、よくここにお出でくださった。
私は愛車にキャンディーを乗せている。少し前まではミルク味が好みだった。
今はなぜかミルク味には全然手が伸びない。代わって欲するのは、カルピス系の酸味があるやつ。
何を食べたいかは体調の反映。今私の身体はなぜ酸味を欲しているのだろう。
今週月曜日から連続テレビ小説『おちょやん』が始まった。
主人公の少女時代役・毎田暖乃の達者さがものすごい。舌を巻く。
しかし一方で、今回も大阪局制作の悪パターンが繰り返されたのが不満。
大阪局のパターンとは、物語に分かりやすい悪人が出て主人公に試練を与えること。今回は父親と新しい母。物語が進むにつれて悪人は実はいい人だったという流れになるのだが、はっきり鬱陶しい。
大阪局制作は善人と悪人の闘いを描きたがる。対して東京局制作は善人と善人の軋轢を描く。当然後者の方が響く。
午後、築地本願寺にて自死者追悼法要「いのちの日、いのちの時間」。
例年だと自死遺族の方々が200人以上お参りされるが、今年は参列者なし。僧侶のみで法要を行い、その模様と法話をネット配信した。
郵送で追悼を申し込まれた数が150程。配信をご覧になっていたのが70数名。
ネット配信だからお参りできた方もいらっしゃるとは思う。
法話の音声をマイクから直接ではなく会場に流した音声を拾ったために、空調などのノイズも一緒に拾ってしまったので聴きづらかったという反省はある。しかし勤めてよかったとは思う。