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今もまだ取り残し

夜、「アーユス・ボーズ・コレクション」。リモートにより開催。
アーユスに関わりのあるお坊さんを紹介してきたこの企画、久々に開いた第4回の今回に登壇されたのは、このシリーズ初の女性、しかも僧籍もない。しかし仏教とアーユスに深く関わってきた瀬野美佐さん。曹洞宗宗務所にお勤め。

テーマは「多くの人を取り残している仏教界へ」。瀬野さんの目から見た仏教界や教団内の僧侶たちのもようが率直に語られた。辛辣にも感じたが、それは僧侶への期待と仏教への信頼があってこそ。
 印象的だった発言を少しだけご紹介。
「私が思ったのは、男性のお坊さんってけっきょくは女性をちゃんと見てないんじゃないか、ということ」「おふくろとか、女房とか、子どもたちの母親とか、そういうフィルターをとおしてしか女性が見られない。リアルに今そこにいる『他人としての女性』の『対等な人格』ってものを見ることが出来てないんじゃないか」「女性が何かを実現するにしても、それは自分が許してやらせてあげてる感があるわけです。寺族さんが外で何か発言したり、本を刊行したりすると、それは『ご住職に理解があるんだね』なんてことを周りも言う。所有物だから、女は、男の」

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