« March 2022 | Main | May 2022 »

アウターをインナーに

私は下着のシャツは40年間B.V.D.一択だった。着やすさ、肌触り、首回りの締まり具合。どれも私の感覚にフィット。たまに他社のシャツを試したこともあったがすぐにB.V.D.に帰っていた。
それがこの半年ほどはB.V.D.を着ていない。代わりに着るようになったのは、これまでアウター用にしていたTシャツ。下着用より厚手なので冬は暖かかったのがきっかけだが、スーツを着なくなったのも原因のひとつ。会議がすべてリモートになって、改まった服を着る機会がなくなった。ワイシャツにTシャツの柄が透けていても全然問題ない。
となると、今まで死蔵化していたTシャツの出番が生まれる。なんとなく嬉しい。衣装ケースの中では、私の残り一生分のTシャツが出番を待っている。

| | Comments (0)

彼、才人だったのだな

午後、知人の個展へ。
会場に入ると知人が迎えてくれ、作品のひとつひとつのコンセプトを丁寧に説明してくれた。それが滅法面白い。この作品群、ご本人の説明がなくてもそれなりに楽しめただろうが、説明をされると感心3倍。
言葉で紹介するのが難しいが、ひとつだけ。木で「詰」の字の形に組まれた作品。 分解して組み合わせると隙間のない完全な立方体に。題して「詰まった詰」。コンセプトと見た目が一致。美しい。

個展の場所は上野原。連休初日で道は渋滞するかと思ったが車は流れていた。行きは中央道を使ったが、帰りはずっと下道。ガソリンが切れる不安とともに走った。しかし20号沿いにはガソリンスタンドがほとんどない。近隣住民はどこで給油しているのだろう。

| | Comments (0)

延々と響き続けた

上田知華さんが昨年9月に亡くなっていたとのこと。
昨秋に、TBSラジオ『伊集院光とらじおと』内の「昼間のAMラジオから流れるとあーっという曲」コーナーで迦陵頻の曲が採用された時にはもう亡くなっていたのか。

法事の読経中、袂に入れていたiPhoneに着信。マナーモードにしていたので着信音は鳴らないが、バイブが響く。参列者の席は私から少し離れていたのでたぶんバイブの響きは届いていないと思う。が、気になる。
放っとけば切れるだろうと放置した。が、バイブレータが止まらない。そんなに重要な電話なのだろうか。気になるが読経途中で袂からiPhoneを取り出すことはしたくない。延々と響き続けること約2分。バイブはやっと止まった。この2分の長かったこと。
読経終了後、履歴に残っている着信先に電話をかけた。先方が言うには、間違い電話。誤作動をして、こちらに誤って送信していたことにずっと気づかなかったと。はあ。まあ、大事でなくてよかった。これからiPhoneは法事中は袂から出しておこう。

| | Comments (0)

懐かしい痛み

蒸し暑い。

両腿と脛周りに痛み。久しく感じていなかった感覚。懐かしい痛みだわ。
筋肉痛。原因は昨日の全力疾走。
バス亭に向かっていたら前方にパスの姿。走れば間に合う。乗り遅れると20分待ちか、バスターミナルまで15分歩くか。走ろう。
停留所までの距離は80mくらい。荷物を背負った私は20秒以上かかった。20秒間を全力で走ったのは何年ぶりか。
私の姿を確認したであろうバスは徐行し、私とバスは一緒に停留所に着いた。

20秒走っただけで翌日に筋肉痛になるとは。翌日に痛くなったのをまだ若いと喜ぶべきか。

| | Comments (0)

還し方って

午後、外務省へ。日本国内に残されたままの、韓国人の遺骨を韓国へ返還する事業を進めるよう申し入れ行動。
ちょうど韓国の次期大統領スタッフが来日したために、予定していた担当者とは会えなかった。代わりに対応した職員は「返還自体には日韓両国とも異存はない。ただ、還し方に合意ができていない」ために20年間進んでいない。

| | Comments (0)

実体験は沁みる

午後、延立寺法話会。
ご講師は横浜なごみ庵の浦上哲也師。
浦上師はお母様を昨年に亡くしている。新型コロナ禍での看病及び式執行ということで、別の経験や感慨もおありだったそう。実体験に基づいた法話は伝わり方が違う。

夜、某会議。
会議後に飲食。席の間が近い。アクリルボードもない。それでコロナ以前に戻ったとまではいかない。なにより、出席者がどこかぎこちない。飲み方にもリハビリが必要。

| | Comments (0)

育ててもらった

曇天。昨日より7~8度は気温が低い。
夜、八王子市仏教会青年部総会。私は仏教会理事長として招待された。
八王子市仏教会青年部の年齢上限は45歳。それでも人数が減少傾向。それはどの宗派も同傾向らしい。
私はこの青年部に育てられた実感があるので、関わる人が少ないのはもったいないと思う。現在も、この人数でサコシュや日めくり法語集を作り、そのクオリティの高さを見たとき、誇るべき団体と強く思う。

| | Comments (0)

影響は今になって

中学時代の仲間と飲む。
ずーっと1年1回だった回。それが今回は半年ぶり。全員が61歳を過ぎていくらか時間が出来たこともある。
わずか半年の間に、けっこうな話題があった。新型コロナの陽性になって職場を1週間閉めさせた者。経営していた会社を手放した者。コロナの影響が直接及んできたのがこの半年間。

| | Comments (0)

急遽ファンの集いに

夜、バスケットボール八王子ビートレインズのファンミーティングへ。
本来は公式戦が予定されていて、それに観戦するつもりだった。
ところが相手チーム選手が新型コロナ陽性になり、前日になって試合が流れた。
急遽企画されたファンミーティング。内容は紅白戦。選手もリラックスして楽しそうにプレーしており、充分楽しめた。たった一日でよく用意したもの。
延立寺はビートレインズのサポートパートナーを長く続けている。理由は同チームが八王子の子どもたちへの指導をしてくれているため。ささやかな応援ではあるが、強くなってほしい。

| | Comments (0)

雑談だけ

以前から取引のある会社の担当者が替わったからとご挨拶に来寺。
新担当者はけっこうユニーク。雑談は楽しい。仕事を任せる気にはあまりならなかったが。時間がある時ならまた話を聞いてもいい。

夜、アーユス仏教国際協力ネットワーク主催でウクライナの現在についてのセミナー。
アーユスではチェルノブイリ支援を続けてきた団体と以前からつながってきた。その団体を通して現地の市民を支えている。

| | Comments (0)

八王子の書店

朝から冷たい雨。予報より気温が上がらない。それが私の気分にもかなり影響している。

赤坂に本屋が1軒もなくなったそう。町から本屋がどんどん消えていく。
そんな状況にあって、八王子はくまざわ書店ががんばってくれていることがありがたい。北口店、南口店、京王八王子店、西八王子店、みなみ野店、狭間店、高尾店。隣の市だが昭島にも。
特に北口店と南口店は、棚のセンスに好感。チェーン店であってもそれぞれに個性があるのでコンビニのようなつまらなさはない。

| | Comments (0)

2年ぶりの開催準備

築地本願寺にて毎月開いていた、リアル対面での自死遺族の分かち合い。以前は毎月開催しており、日本で一番の参加者を得ていたが、新型コロナ禍により、中止を余儀なくされていた。濃厚接触を目的とした会のため。それを今月から規模を小さくして2年ぶりに再開する。本日はその会場下見。
2年の間に築地本願寺は様変わりした。教務所も。来る機会が少なくなったために勝手に距離を感じていることもあるだろう。
築地本願寺への駐車が一般車は原則お断りとなったらしい。原因は、ここに駐車して銀座への買い物に出る者が、賢い術としてSNSに書き込んでいたからだと。なんだかなあ。得をしようとする者がいたせいでその者だけでなく多くの人が不利益を被ることになる一例。

| | Comments (0)

平身低頭

本日、私が委員長の、ということは私が招集者の会議が、私の予定表からも頭からもすっぽり消えていた。
みんな揃っているんですが、という電話をもらうまで気づかなかった。別件の用事を入れており出席は不可。
ただただ申し訳ない。ご出席の皆さまに無駄時間を使わせることとなってしまった。なぜこういう事態になったかは自分でも不明。

| | Comments (0)

平等は世間に不利益

Amazon videoで『ワンダフルライフ』を観た。傑作。
だが、同作品に寄せられているAmazonのレビューを見ると、けっこう的外れなものが多い。食べログもだが、能力も資格も経験も問わず、誰でもが同一に並列にレビューを書けるというのは本当にさまざまな資源の無駄。個人ブログでなら質は不問。しかし多くの人の目に触れる場での文章は、それなりの人たちの目と評価のフィルターを通しての方が読者にとっても筆者にとっても絶対にいい。それがどんどん逆方向に世間では進んでいる。
確かな蓄積に基づいた見識と素人の単なる思いつきが同列に置かれる状況って、誰が得をするというのか。

| | Comments (0)

花まつりに芸者衆

午後、八王子市仏教会花まつり。
いやはや、法要会場の都合により、直前でプログラムの変更を余儀なくされた。
しかしメインのおねりは実行。法螺貝、雅楽に僧侶が続き、その後を八王子芸者衆。花まつりに芸者衆が絡むのは全国でも八王子だけに違いない。
おねりは昨年から。来年はさらなるバージョンアップを考えている。

| | Comments (0)

朝に流すもの

午前中のラジオ、午前8時半まではTBSラジオの生島ヒロシと森本毅郎の番組を聴いているが、その後に聴く番組がない。3月まで聴いていた『伊集院光とらじおと』が終了し、その時間に流れている番組をいろいろ聴いてきたがどれもしっくりこない。
で、NHKテレビの『あさイチ』。
現在のところ、朝8時台から10時までの時間帯で、テレビとラジオの番組の中からひとつ選ぶなら『あさイチ』。もっとも誠実さを感じる。
しかしまあ、何か聴くなら生放送である必要はない。インターネットラジオRadikoで前日の『荻上チキのsession』を聴くのもいい。

| | Comments (0)

流行がある

詐欺メールにも流行がある。
今一番多いのはメルカリ、そしてau PAY。両者を騙り、支払ができなかったので情報を確認せよとの詐欺メールが毎日何通も届く。つまり、この二者の利用者が現在はとても多いということ。詐欺が時流を教えてくれる。

| | Comments (0)

石はなくていい

初夏の気温。境内の竹やぶから筍が出だした。ほぼ例年なみか。

書庫の整理で処分するものは、①自分にとって価値のないもの。②価値はあってもここにある必要のないもの。
昨日処分した宗教情報紙は②にあたるか。で、本命の①では、宗教書が多い。宗教書は他ジャンルの本に比べて、玉石の差が大きい。石の本など相手にしなければいいのだが、参考や話題ネタとして目を通さなければと入手してしまう。けっこう売れていたりすると、なおさら。それも職業上の責任かと考えている節もあった。
もういい。そんな責任を勝手に感じていた自分がバカだった。

| | Comments (0)

紙資料を処分

書庫が完全に飽和状態になったので、不要なものの処分を少しずつ進めている。

本日は、書庫の一角を占めていた宗教情報紙のバックナンバーをまとめて処分した。20年分。
宗教状況を如実に表している資料として置いていたが、考えてみれば資料として実際に使用したことはこの10年間1度もない。パラパラとめくると今でも有益な記事がいくつも目にとまるが、目をつぶって切り抜きを残すこともなく処分。
紙の新聞の最大の欠点は検索しにくさだと思う。大手新聞のように、購読者へは過去記事データペース利用権もセットにしてくれればありがたいのだが。

| | Comments (0)

平坦な道で躓いた

今日、平らな道を歩いていて何度か躓いた。さすがにコケることはなかったが、びっくり。そんなに膝を上げていないということなのか。歩き方を忘れてしまったのか。

書斎内を整理。不要な書類を処分し、LPレコードと本の位置を変えた。
これが正解だと思える収まりの良さ。なんで今までこうしていなかったのか不思議。しかしまだEPレコードの場所が決まらない。

| | Comments (0)

ついお香を多めに

昨夜、村田の試合を観た。
ものすごくよかった。これこそボクシングだと思った。この一戦で村田の名は歴史に刻まれた。
試合後にゴロフキンが村田を讚えたのも、単なるポーズではないだろう。

このところ、本堂でのお香の消費量が増えていた。香りが薄い気がして。以前は1回の法要で線香を3本くらいだったのが、現在は5本くらい薫ずる。この頃の線香はどれも香りが薄いな、その方が需要があるのかなと考えてもいた。
それは私の勘違いだった。いや、薄い香りがウケているのは事実だが、私が薄いと感じていたのはマスクのせいだった。
お参りの方も皆さんマスクをされているので香害にはなっていないと思うが。

| | Comments (0)

藤本有紀は凄い

朝ドラ『カムカムエブリバディ』最終回。
3世代にわたっての100年の物語。だから展開が早いというか雑というか、藤本有紀の脚本としては正直、力が入っていない印象を受けた。最初のうちは。
その認識がはっきり変わったのは、中盤、オダギリジョーが登場してから。
このドラマは人生だ。
自分の人生を振り返っても、思い出せるのはコマでしかない。そのコマには妙に細かいところまでが記録されている。それらの累積が人生。
『カムカムエブリバディ』は切るところはバッサリ切って、微妙なところはじっくり時間を取る。これは脚本の技でもあり演出の確かさでもある。
それの代表が、最終週の、安子の独白をラジオで聴いている時のるいとジョーのシーン。なんと濃密なことか。
もうひとつ、最終週での一子の「私にもわからんわ、そのお茶に意味があんのかどうか」「意味があんのかないんか、わからんことをやる。誰かのことを思てやる。それだけでええんとちゃう?」というセリフが尊い。意味などないのだ。意味などいらないのだ。それでも人生は続いていく。ジョーの、るいの、ひなたの笑顔があればもう、いい。

| | Comments (0)

移動歓迎

今朝からTOKYO FMで朝5時から『武部聡志のSESSIONS』が始まった。始まったというか、これまで6年間、他の時間帯で放送されていたのが金曜朝に移動してきた。この変更を歓迎する。
私が武部の名を知ったのは斉藤由貴のアルバムから。初期の斉藤のアルバムは音楽作品として高いレベルを誇っていた。それを担っていたのが当時まだ無名だった武部。
その後、FNS歌謡祭の音楽監督としてその名を不動のものにした。
そんな武部のラジオ番組、初日からとても心地良い。金曜朝にふさわしい。

| | Comments (0)

貫首のセンス

ゆうべ、高尾山薬王院の新貫首晋山記念祝賀会にお招きいただいた。
新宿の京王プラザホテルの大宴会場に500人。久しぶりの大宴会。
新貫首は51歳。若い。大抜擢。
9.11の時も現地に飛んで追悼法要で法螺を吹いたり、東北震災後もたびたび現地に入って活動をしたりと、社会意識も高い方。
その現れとして、本日の引き出物のひとつが「被災硯」。宮城県石巻市雄勝町は日本一の硯の産地。震災で大きな被害を受けたが、その中でも奇跡的にほぼ無傷な状態で回収された硯がある。それを今回引き出物として使おうと考えたセンスに感服した。ありがたく常用愛用させていただく。

| | Comments (0)

財布無事

朝、銀行と京王電鉄に電話で遺失物問い合わせたが私の財布は届いていない。
交番へ行った。遺失物の内容を書類に書くように求められた。財布の中に納まっていたのは20点以上。それらを一覧にしたプリントを持参したので、添付で済ませてはいけないかと聞いたところ、担当の警察官は電話で上の方にお伺いをたてている。その時間約10分。警察はやはりザ・役所である。

夕方になって、昨日の会議場から、財布が見つかったと連絡が入った。
見つかった場所は女性用トイレ。女性が盗んで捨てていったわけではない。そこを使ったのは私。今日連絡をもらうまで、そこが女性用とは気づかなかった。私が間違えて女性用トイレを使ったために、発見が遅れたのだった。昨日の出席者は全員男性。男性用トイレに忘れていたのならもっと早く見つかったはず。昨日はミスが多かったが、女性用を使ったのが最大のミス。まあ、痴漢を疑われなかっただけよしとしよう。

| | Comments (0)

財布無い

京王八王子駅からバスに乗ろうとして気づいた。財布がない。
財布を確かに確認したのは、行きのバスで京王八王子駅バス亭で降車した時。その後、行き先の会議場で取り出したような記憶がある。会議場に電話をしたが、財布の忘れ物はなかった。
私が動いたのは会議場の帰りに銀行のATM、そして京王線。失くした場所がこれだけ絞られているのだから誰かが届けてくれた可能性は少なくないと思うが、しかし気持ちはどーんと沈む。
本日会議場へバス電車で向かったのは、その後に飲み会を予想していたから。そう予想していたのは私だけだった。会議後に出席者たちは早々に車で帰っていった。ひとり電車で帰る私に重ねて起きたミステーク。
財布の中には現金、免許証、保険証、各種カードや金券。一番痛いのは免許証。幸い今週中の予定は車なしでも対応できそうだが。
銀行と京王線は電話の受付時間を過ぎているので明日問い合わせることにする。警察にはその後にしよう。

| | Comments (0)

個人口座ならやめておけ

冷たい雨。

詐欺にあった。
ネットで注文した品が届かないので店に問い合わせをしたが、メールがエラーで返ってくる。ならばとサイトに記されている店の電話番号にかけてみると、つながったのは全然違う先。相手は、同様の電話がかかってくるので困っているという。店と連絡がつかなくなってしまった。
やりとりのメール記録とウェブサイトのプリントをもって警察に行った。
調べてもらうと、私が振込んだ口座は、他からも同様の訴えがあったようで、すでに閉じられていた。
被害届を出すには、相手の住所に内容証明を出して、架空の住所であることを確かめる必要がある。その他の手続きを聞いているうち、担当の警察官があることに気づいた。相手メールの発信は中国から。「相手が外国にいるとなると、残念ながら、捜査はまずお手上げなんです」
被害届を出すことは取りやめた。被害額33000円は授業料としては高いが、ネタ代と考えればまあいい。
今回の教訓として、名前が知られていないオンラインショップには用心する。分かりやすい見分けかたとして、振込先が店名と違う、特に個人口座にしている店は怪しいと思っていい。

| | Comments (0)

効果抜群

「ありがとう」という言葉を脳は好むらしい。自分が言われた場合はもちろん、人に対して言った場合でも、言われた時と同様な幸楽感が生まれるとのこと。
なら、言わない手はない。
しかし何もないのに「ありがとうありがとう」とつぶやくことはできない。それはうわ言だ。
でも、モノに対してなら、それほど違和感なく「ありがとう」が言える。
特にこのごろ、私はモノをよく失くす。失くすというより、見失う。そのモノがひょっこり見つかった時、「なぜこんなところに置きっぱなしで忘れてしまったのか」と自分を責めがちだった。それを、「ありがとう、ここでずっと待っていてくれて」とモノに感謝するようにした。これはそれほど無理なくできる。日常の中で「ありがとう」を耳にする機会はとても増える。
そして有効なもうひとつの習慣がある。人に何かをしてもらった時、つい「すみません」と言いそうなところを「ありがとうございます」と返す。
これらの習慣はとても効く。お薦めしたい。「ありがとう」を習慣化してから、私は気持ちがわけもなく凹むことが少なくなった実感がある。これ、昔は「南无阿弥陀仏」が同じ役割を果たしていたのではないか。

| | Comments (0)

名番組が一日だけ復活

境内にウグイス、初鳴き。

昨日夕方、日本のラジオ史に残る名番組『梶原しげるの本気でDONDON』が一日だけ復活した。文化放送の開局70周年記念企画。
『本気でDONDON』は1990年頃、硬軟の時事トピックを深堀りして秀逸だった。テーマの選び方が目配りが広くまた的確。リポーターの取材報告に加えて、専門家の見解やリスナーからの意見も生電話で受け付ける。それをてきぱきと捌いていく梶原しげるの手腕がほれぼれするくらい実に見事だった。
『ニュースステーション』で久米宏の降板が決まった時、後任に私が最も望んだのが梶原しげるだった。それが適わなかったのは今思っても残念。

| | Comments (0)

判断力ダメダメの一日

もう4月・・・。

判断力がダメダメな一日。
楽しみにいそいそとランチを食べに行った店、営業時間を5分過ぎてすでにクローズ。
ならと入ったマクドナルド。注文品を階上の席で待っていたが15分経っても届かない。カウンターに確認に行った。その店では、提供まで時間がかかる時は席まで品を持ってきてくれるが、待たずに提供される時はカウンター前で待つシステムだった。私の品はすでに冷えて廃棄され、また新たに作られた。恐縮。
アミダステーションに物を取りに行ったが、部屋の中に明かりがついてまだ使用中の模様。使用予定時間を過ぎているが活動が延びているのかな、と少し時間をおいてまた見ても まだ明かり。どうしたのかとドアを開けると無人。ただの消し忘れだった。
その後、某窓口に手続きに行くと、たった5分前に受付時間を終えてしまったと。アミダステーションの明かりをすぐに確かめれば間に合ったのに。
自分の判断が次々と裏目に出る日。

夜、首相官邸前でミャンマーへのODAを停止するアピール活動。判断を間違えて春装で立ったが気温は冬。凍えて手に痺れ。
帰路、電車の中の暖房にほっとしていたのもつかの間、冷風が吹き込む。え?暖房が冷房に切り替わったかと思ったがさにあらず、誰かが換気のために窓を開けたのだ。吹き込む冷気。冷え切った体には厳しい。
八王子近くになって客が少なくなってから窓を閉めた。換気のためならもっと早く閉めてもよかった。またも判断ミス。

なんだかなあの一日。じっと手を見る。

| | Comments (0)

« March 2022 | Main | May 2022 »