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残念だから記憶に残るか

ちむどんどん最終回。
最後までなんだかスゴイ番組だった。ストーリーのご都合主義とか主人公とその兄のあまりの破天荒さももちろん。
だが私は、ストーリーのアンバランスが不思議だった。特に戦争と基地に関して。
基地について触れたのは主人公の父・賢三の葬式の時だけだった。説明も意味もなしに。それはそれで、日常に基地があるという表現になってはいたが。
戦争についても触れてはいた。それぞれはけっこう深い。のに、印象としては残らない。さらりと言葉だけ、あるいは短時間で消化した形になってしまっていた。津嘉山正種と草刈正雄に代表される、名役者の無駄遣いがもったいない。もっともっともーっと、いい作品になる可能性はあったんだ。残念。
とはいえ、仮に、ちゃんと良さげなドラマが作られていたとして、それはそれで、沖縄の現実を見過ごしているとかの批判をしている私がいたような気がする。

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たぶん最後

本日、私の誕生日。62歳になりました。

誕生日記念を口実に、またスピーカーを買ってしまった。家族からは呆れられたが見逃してもらって有難い。さすがにこれが最後になると思う。宝くじが当たれば別だが。

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なかったかのよう

アーユスのスタッフミーティングの後、食事を事務所近くの沖縄料理屋でとった。
ここはドラマ『ちむどんどん』のポスターを一切貼らなかった。

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久々のリアルイベント

安倍元首相国葬。
反対意見に配慮してか、当初に危惧されたような弔意の強制はあまり見られなかった気がする。その分、自民党イベントを税金を使ってやった印象が強くなった。

夜、アミダステーションにてイベント。
趣旨としては国葬反対だが、中身は反対アピールは全然なく、久しぶりに仲間で集まろうというのが第一の目的。
いやー、楽しかった。リアルで集まるのは大切。

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2022年秋

彼岸最終日。秋晴れ。

キンモクセイが香っている。

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シャベルが消えた

秋晴れ。

朝、愛犬クーと境内を散歩していたら、持っていた糞処理用シャベルがない。
確かにさっきまで持っていた。いったいどこに置き忘れてきたのか。
今来た道沿いをゆっくり戻る。ない。
どこに置いたにしろ境内なのでいつかは見つかるだろう。
しかし物忘れというのはこういうことか。実感としてはなくしたより「消えた」の方がしっくりくる。

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同年同志

夜中は本降りの雨の中に雷が響いたが、朝には小雨。台風の影響は八王子はほとんどなかった。

私と同年のご門徒さんがお参りいただいた。最近は運動不足でとおっしゃる。私も同意。だから私はSIXPADを使っている。と言ったら、実は私も、とおっしゃる。SIXPADを使っている人と初めて会った。SIXPAD、テレビCMでは後期高齢者をターゲットとしているような気がするが、けっこう60代前半の人にも訴求力はあるのではないか。

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寺の行事へはまだ

延立寺彼岸会法要。雨はあがった。
私の法話は信罪福心=世界公正仮説を中心に、寺報に書いた話材を加えて。
親鸞聖人は「自力」の内容を「仏への疑心」と捉えた。それはさらに具体的には「信罪福心」として現れる。それは、カルトへのカウンターとして現在もっと説かれるべきと思う。

世間では人が動き出しているが、延立寺の行事への参加はまだ戻っていない。

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お隣さんだった

ご門徒宅へお彼岸参り。
そのお宅へは2年ぶり。
久しぶりに伺うと家の様子が変わっている。正面がシャッター。閉まっている。ドアフォンも見当たらない。
裏に回った。裏口には、見知らぬ表札。え?引っ越したのか?
と思ったら、その隣の建物に見覚えある扉。表札は目指していた名字。
伺うお宅をお隣と間違えていた。そのお宅もお隣も、正面入り口を改築していたので間違えてしまった。

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ゆるさの凄み

昨日お参りを予定して見送った方が今日お越しになったのか、あるいは明日からの雨模様予報を受けてか、朝からお参りの方が続く。

夜、TBSラジオ番組「たまむすび」10周年イベント。会場は武道館。私はチケットの抽選に外れたのでネット配信にて観覧。
バタバタした進行は学園祭的。そのすべてに、愛が溢れている。なんと言ってもピエール瀧の動画には泣き笑いした。
希有な番組。それを作り上げた赤江珠緒の凄さよ。当日、当人も振り返っていたが、番組開始当初は前番組の「キラキラ」と比較して甘さを嫌われたこともあった。「キラキラ」のメインパーソナリティの小島慶子は時事問題に積極的に発言をし、それを支持するリスナーがいた。好評にもかかわらず小島が降板したのは、局からぬるい番組作りを求められたからと伝えられていた。後番組の「たまむすび」はまさにぬるい作りだったのが、それまでのリスナーの失望を呼んだのだった。しかし次第にそのぬるさの凄みをリスナーは知らされることとなる。そして番組10周年。心から寿ぐ。

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所有の楽しさも

彼岸の入り。
しかし台風の影響を考えてか、お参りの方はほとんどなし。静かな寺。

今の若者がCDを買わないということは知っていた。モノを手元に置くことの煩わしさとともに、CDは音が良くないというのが定説になってしまって。若者の少なからずがCD再生機を持っていないと。
今やそれだけでなくダウンロードさえしないと聞いてちょっと驚いた。データさえも手元に保存させる欲求がない。音楽はサブスクで聴くのが基本だという。
曲を所有しなくていいというのは健全だと一方で思う。しかし一方で、所有する喜びを丸々知らずにいるのもなんだかなあという気もしている。

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なぜ夢だと思わない

台風の影響で、午前中は雨が降ったり止んだり。

夕べは変な夢を見た。それをなぜかかなりの部分を覚えている。普通は変な夢は整合性がないがゆえに記憶しづらく、すぐに忘れてしまう。しかし今日は整合性がないストーリーにも関わらず、けっこう覚えている。何が私にこの夢を見させたのだろう。思い当たる不安も気がかりもないのだが。
ごくたまにだが、夢の中にいながら今自分が夢の中にいることが分かることがある。本当にたまに。夕べはそれがあって当然の夢だったが夢の中の自分は次々起こる事態にただ呆れていただけ。

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記録する習慣がない

午後、浄土真宗本願寺派主催の千鳥ケ淵全戦没者追悼法要。
私は部分的にだがzoomにて参拝。

今年は延立寺が八王子に移転して50周年。
まだ田町の寺を覚えてくださっている方もいる。しかしその写真は数枚しか残っていない。移転・取り壊しの前にその姿を残しておこうという発想を私だけでなく寺の誰も思わなかったというのが不思議。
しかし振り返ってみると、私は自分の記録を全然残していない。
京都で学生として過ごした4年間、私が撮った写真はただの1枚もない。捨ててしまったのではなく、撮らなかった。私が過ごしたアパートの写真など、今思えば撮っておけばよかったと思う。私が写っている写真は1枚ある。部活の集合写真。

記録しない癖は未だに直らない。

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未来はある

午後、「福島百年未来塾「震災から11年 私たちの未来 創造中」」にzoom参加。
福島で有機栽培の農業で多くの顧客を得て、作物を作れば作るだけ売れていた農家が、原発事故により一転、顧客の4割を失った。その後の奮闘の11年。また、当地で悩みながら子育てをしてきた母親たちのグループの振り返りも。

「へいわフォーラム2022」が築地本願寺で開催された。「福島百年未来塾」と時間が重なったので、メインの野村路子さんの講演は聴けなかったが、その後に登壇した片山萌花さんに心底感心した。片山さんは高校2年生。丸木美術館の原爆画にショックを受け、それを若い世代に見せようと「学生が伝える原爆の図展」を企画・実施した。行動力もすごいが、本日の壇上でのしゃべりも実にしっかりしている。未来はあると確信した思い。

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私のストレス回避法

ゆうべ、八王子市仏教会の常務理事会議。とても中身が濃い会議になった。中身がある会議は楽しい。

私のストレス解消法はと問われた。私の場合は何より、寝ること。解消ではなく回避だが。
寝られるということは大したストレスを体験していないのだろう、ストレスがあったら不眠になるはず、と笑われたが、そうでもないと思っている。
私は心配や不安や恐怖で寝られなかったという記憶がほとんどない。そういう場面では逆にすぐ眠くなる。これは、私の逃避&防衛反応と思う。寝ることでその場を先送りしたいという。
私は緊張する場面では必ず欠伸が出る。これは無意識に呼吸が浅くなっていることも原因だが、同時に、その場を眠って先送りしたいという意識の現れでもある気がしている。

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重さに耐えられない

しまった。社会のダークサイドを舞台にしたマンガを続けて読んでしまった。気分が鬱々。
作品は『地元最高!』と『ヒソカニアタレ』。前者は絵柄がほのぼの系なのに誘われて一冊読んでしまったが中身は救いがない。
後者は第一巻の途中で重さに耐えられず離脱した。たぶん先にはいくらかのカタルシスが用意されているだろうから完結したら再チャレンジしたい。
いやー、精神弱くなっちまった。

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宝の持ち生かし

知人が「某本が必要なので図書館に行きたいが時間がない」と言う。それなら延立寺にあるよと、その場で出してきて貸した。その知人、「この本は読んだんですか」と聞くので「いや、持ってるだけ」「宝の持ち腐れじゃないですか」
それは言葉の使い方が間違っている。持っているのにどこに仕舞ったか分からずに埋もれさせたら持ち腐れ。
必要な時にすぐに出せたらそれは腐っていない。というかそれが本の正当な使い方。生かしている。本は読むだけが役割ではない。

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熱い準備会議

昼、会議。
会議の内容は、来月に築地本願寺で開催予定の「北海道・笹の墓標展示館・全国巡回展」の実行委員会。私は実行委員長を務める。
笹の墓標展示館とは、第二次世界大戦中に北海道のダム建設中に犠牲となった朝鮮人などの強制労働者を追悼する施設。2020年に倒壊した同施設の再建とともに、史実に学び今後の平和を創ることを願うもの。
実行委員の思いの熱さが尋常ではない。これが少しでも一般に広がることを願う。

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セレクトでセンスを示す

夜、知人が重要なお役に就いたことへのお祝い会。
出席者から知人へ記念品を用意したが、知人からも出席者へ御礼の品が用意されていた。
モノは携帯充電器。とてもスタイリッシュ。うれしい。そのセンスに感心した。さすが、上に立つ方はモノ選びも違う。

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歯磨きで体調を知る

9.11。あれから21年か。21年なんてあっという間だと。毎年思う。だから私が83歳になるのもあっという間だな。それは希望。

体調は歯磨きで分かる。
身体というのは実によく出来ている。
体調が悪い時はなるべく体内に異物を入れないように防御する。歯ブラシであっても。
今朝、歯ブラシを口に入れただけでウッとなった。同時に、だらだらと唾液が溢れてきた。吐き気も唾液も、防衛反応。
自分の感覚では体調はまあ普通なのだが、身体が勝手に反応してくれる。

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4日で戻った

中秋の名月。

MacのデフォルトWebブラウザを、Firefoxに戻した。SafariとAmazonの相性が悪いのに加え、FacebookやTwitterの表示がSafariは見にくい。慣れという以上の使いやすさがFirefoxにあると思う。Firefoxの欠点は重いことと確定申告に対応していないことくらいか。

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アンケート結果が届いた

先日の築地本願寺での「仏さまのおはなし・常例布教」のアンケート結果が届いた。
数年前から築地本願寺ではすべての行事の折りにアンケートを求めている。回収率は2〜3割で、つまらないと思った人はアンケートに答える手間をかける気もしないだろうから結果的にいい反応がほとんどなのだが。
今回、一人だけ強い拒否感を寄せた方がいた。それは朝鮮人虐殺について。あなたは一次資料にあたったのか、朝鮮人だけ特別に追悼するのは偏っているのではないか、と。
けっして多くない聴聞者の中にもそういう方がいるのだな。
 一方で今後私に語ってほしい話題として、数人の方が「戦争」「今の政治」と挙げてくださっている。両方の反応があるのはむしろ成功か。

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嬉しい会議

朝、寺報ポピンズ完成。

午前、八王子市の火葬場責任者と葬儀業者と八王子市仏教会役員の三者による意見交換会。このたび火葬場責任者が交替したので、あらためて。
先方からの提案に対し、僧侶と葬儀業者からかなり大幅な現状変更意見が出た。それを前向きに聞いてもらえた印象。
話をちゃんと聴いてもらえるというのは嬉しいものだな。言いっ放し聞きっ放しの会議を多く体験しているが、本日の会議は気持ち良い。出席してよかったと思えた会議。実際に生かされるかは分からないが、提案採用を期待している。

午後、寺報ポピンズ発送作業。お手伝いをいただいて、2時間弱で終了。

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締切のおかげ

先日にみぞおちの痛みがあったこともあって、人間ドックの予約をした。一番早いのが、1月19日。え?そんなに混んでるの?コロナの影響で人数を限っているのかな。

明日は寺報ポピンズ発送予定。いつもなら発送日の午前中にモノを仕上げるのだが、明日の午前には会議が入っている。本日中に形にしなければならない。
で、今日中に仕上げにはいたらなかったものの、なんとか目処はついた。
締切は偉大である。

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SafariとAmazonの相性が悪い

Firefoxがなんとなく重く感じられたので、デフォルトのブラウザをSafariに乗り換えた。概ね快適だが、問題がひとつ。Safari でAmazonに入ると表品表示が変になる。商品をクリックすると次の画面ではなぜか該当の商品なしの結果が出る。
何か設定をしてしまっているのだろうがそれを探す手間が面倒。
Amazonで買い物をする時にはFirefoxを立ち上げる。なんだかなあ。

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かつては教区が盛り立てていた

午後、多摩地区の本願寺派寺院の連携会議。
会議では築地本願寺から教務所長が出向され、築地本願寺の耐震工事などへの協力依頼がされた。
協力するのはやぶさかではない。が、今の築地本願寺が東京教区全体で支えたい存在かというとちょっと違ってきたという印象は私も持っている。
かつては、築地本願寺、当時の築地別院は、教区内寺院に愛されていた。教区で支え盛り立てているという意識が、前の世代の住職たちにはあった。
それが今は希薄になっている。それは築地本願寺の責任とは私は思わない。時代の流れ。
まあ、盛り立てていたとは言っても気持ちだけで、経営は赤字が積まれていったのも事実。

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ラジオ放送感覚で

築地本願寺法座(仏さまの教え)、最終日。
昨日一昨日とリモートで聴聞されていた方が、ぜひ御礼を言いたいと、本日会場までおみえくださった。こちらこそ有難い。

夜、アーユスの企画で、Twitterでの音声配信「スペース」を使ってのおしゃべり。ラジオ放送感覚。
テーマは「関東大震災百回忌の今年、朝鮮人虐殺事件を振り返る」。震災直後、デマによって朝鮮人が虐殺された。その数は千から六千と言われている。虐殺があったことを認めない人はさすがに例外だが、虐殺は暴動への正当防衛だったとの主張が少しずつ見られるようになっている。小池都知事もその列にいる。
この話題、日曜の夜9時には重かったという反応をいただいた。まあそれは分からないでもない。

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強烈胸焼け

朝、強烈な胸焼けで目が覚める。みぞおちへの強い違和感。1時間もしないで収まったが、何だったんだろう。検査に行こうかとちょっと真面目に思った。たぶん、常例法座のストレスからのような気はしている。

午前の築地本願寺常例法座(仏さまの教え)、会場に入ると満席。おおっと少したじろいでしまった。小さい会場なので満席でも多人数ではないが。法話というものをちょっと聞いてみようか、という風の方もいる。以前の聞法ホールではそういうことはなかった。カフェの隣という場所はとてもいい。

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かつてとの違い

築地本願寺常例法座(仏さまの教え)、 午前、午後、夜の3座勤める。

昔の常例法座と違うのは、常連さんがいないこと。

現在のホールの前、聞法ホールで布教が行われていたときは、進行をご門徒さんが行っていた。毎回聞いてくださる方が何人もいた。だから、同じ話はしにくかった。

今は常連さんがいない。いや、リモートの常連さんはいらっしゃるだろうが、目の前にはいない。だから、同じ話を使える。もちろん一席丸々同じ話はできないが、今回は導入の10分は毎回同じ話をしている。

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関東大震災百回忌

本日から築地本願寺で法話。日曜まで。

現在はリモートがメインになっている。今日の夜は会場にお見えになった方は1人。以前ならマンツーマンで話し手も聴き手もプレッシャーを感じただろうが、カメラがあるとそれはない。端にすわっていらしたので、中央のカメラの脇に移動していただいた。

今日は夕方に築地本願寺本堂にて関東大震災百回忌法要も営まれ、法要前の法話も承った。話の中で小池都知事批判をしたのは言うまでもない。

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