« 住職交代 | Main | 今年4回目の入院 »

キーの一つは反ユダヤ主義

夜、アーユスのセミナー、『一歩引いて考えるパレスチナ・イスラエル問題』にリモートで参加。
連日のガザへの攻撃に対して何も有効な手だてをとれないことに忸怩としながら、この問題の根っこを改めて確認した。
印象的だったことが2つ。
ひとつは、現在のイスラエルの若者層が右傾化傾向にあり、政府への支持が高いということ。その原因は聞き落としたが、暗澹たる思い。
もうひとつは、この問題の底には欧米諸国の「反ユダヤ主義」の影響があるという指摘。反ユダヤ主義はどの国も否定や禁止をしている。ということは逆に言えば、否定や禁止を定めなければならないくらいにそれらの信奉者が今も一定数いるということ。「欧米はユダヤをパレスチナに押し付けた」と見れば、欧米がこの問題を本気で解決しようとしない理由も分かる。欧米がイスラエルに強く発言しないのはホロコーストへの後ろめたさと同情からかとぼんやり思っていたが、どうも違うらしい。

|

« 住職交代 | Main | 今年4回目の入院 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 住職交代 | Main | 今年4回目の入院 »