受け流し方式
看板に設置したソーラーライト、ちょっと前から看板に対してゆがんでしまっていた。実用上は問題ないが、見た目はちょっと悪かった。それが今は直っている。
ゆがんだのは風のため。直ったのも風のため。
私はライトを看板にしっかり固定させず、乗せただけにした。その方が風を受けても受け流せて影響が少ないとの考えから。それが正しかったことが今のところ証明されている。
看板に設置したソーラーライト、ちょっと前から看板に対してゆがんでしまっていた。実用上は問題ないが、見た目はちょっと悪かった。それが今は直っている。
ゆがんだのは風のため。直ったのも風のため。
私はライトを看板にしっかり固定させず、乗せただけにした。その方が風を受けても受け流せて影響が少ないとの考えから。それが正しかったことが今のところ証明されている。
夕方、水天宮のロイヤルパークホテルへ。
築地本願寺の親鸞聖人御誕生850年及び立教開宗800年慶讃法要円成祝い。
立食と思い込んでいたが着席だった。
久々の多人数での宴席。久しぶりの面々に会えたのも嬉しかった。
工学院大学の前の道、以前は魚屋やコンビニだった土地がしばらく空いていたが、このたび豚骨ラーメン屋が開店し、けっこう繁盛している。広い駐車場が有利なのと、このあたりには豚骨ラーメン屋はなかったのがよかったのか。私はまあ、行かなくていい。
壁の棚のCDを箱に移している。実に楽しい。
壁のCDの並べ方は文脈があった。大まかにジャズ、ロック、ボップス、クラシック、洋楽、邦楽に分け、同一アーティストの作品はもちろん一同にして、誰と誰を並べるか。さらに良く聴く盤は手の届きやすいところ、聴かなくなった盤は上部へ。
それを箱に移すと、別の文脈が必要になる。棚に比べて箱は、区切りがはっきりしている。同じ箱の中に誰と誰を入れるか。音楽的、歴史的などを考えながら、同時に、それらを限られたスペースにきっちり収めることも考える。音楽的にはベストの組み合わせもスペースの関係で別の文脈に置き換える。パズル的。けっこう頭がいる。それが楽しい。
CDを箱に移したら思わぬ利点があった。これまでは規格外の大きさのCDや、ノベルティや初回限定付属品などは棚に収まらないので別に保存していたが、それらを一緒に整理できるようになった。とても気持ち良い。
段ボール箱には欠点もある。まず強度に難があること。6つ縦に積んだら、まっすぐに積み上がらない。ちょっと横に傾いている。下の箱がつぶれてしまうため。当然一番下の引出は引き出せない。下の箱には聴かなくなった盤を収めることで対応する。
先日は本堂の本を並べ替えて楽しかった。
私の趣味は読書より音楽鑑賞より、分類だったんだ。
都内のお寺の永代経法要に出仕。ここのお寺とは互いの永代経法要で出仕をしあっているが、先方は今後の出仕不要とのこと。理由は、これまで4月に勤めていた永代経法要を3月の彼岸会と併修することにしたからと。彼岸会はどの寺も当然忙しいので、他寺からの出仕を求めないことにしたそう。永代経法要を彼岸会と併修するケースはけっこうある。寺の行事も変わっていく。
朝、目覚めは悪くない。寒気もないが体温を一応測ったら36.5度。熱は半日で引いた。今は少し痰がからむが、コロナでもインフルエンザでもなかった模様。
書斎の壁の一面を埋めていたCDを箱に移している。壁クロスが15年ぶりくらいに日の目を見た。けっこう清々しい。
書斎には私の私物のCD、LP、オーディオセットがかなりの場所をとっている。遠からぬ先、住職がここを使うためには私物を移動しなければならない。
CDはめどがついた。オーディオセットのうち、やたらと重いフロアスピーカーはアミダステーションで使うつもり。
LPがなかなか移動先を思いつけない。文化的価値はそこそこあるので、ここに置かしてもらおうか。
一昨日の夜、咽に痛みを感じた。あれ?もらっちまったかな?とちょっと不安。
昨日の朝、咽の痛みが少し強くなった。のみならず声が出にくい。折悪しく本日は法事が入っている。咳はなく咽の不調だけなので、声の出やすい音程を探りながら予定通り勤めた。
夜になって咽の痛みは引いた。しかし代わりに寒気。熱が出てきた。早めに布団に入る。
本日、咽の痛みはまったくなくなった。しかし熱は上がった。38度超え。夜には鼻詰まりも。
今回のように咽痛、発熱、鼻づまりといった症状がいっぺんにではなく順番に現れるのは、インフルエンザでもコロナでもなく,風邪。願望まじりの判断だが。
Microsoft Wordが今朝から開かない。たぶん私が何かやらかしてしまったのだろう。Word文書が開けないのは仕事に支障をきたす。Microsoftと年間契約をしようとしてすんでのところで思いとどまった。互換アプリがあるんじゃね?
検索してみて、Macに付随してるPageがまさに互換アプリだったことを知る。なんと。灯台下暗し。ずーっと前からOfficeなしでよかったんじゃないか。絵に描いたような情弱。笑うしかない。
というところでWordが復活した。やれやれ。
午後、延立寺法話会。
ご講師は浦上哲也師。延立寺法話会には2年ぶり。
この間に浦上師は法話の本を出版された。『てきとう和尚が説く この世の歩き方』。売上は悪くはない。しかし増刷はかかっていない。そんな本が海外から翻訳希望があり、このたびベトナム語版が出版された。日本でベストセラーになったわけでもない本が海外で翻訳されるのはちょっとめずらしい。しかしこの本をベトナム人に読んで欲しいと発想した当地の人の慧眼に感服する。
ラジオで「その旨」を「そのうま」と読むのだと勘違いしていたとのメールが読まれた。それを聞いて初めて、「旨(むね)」と「旨(うま)い」が同じ字ということに気づいた。なぜ今まで気づかなかったのだろう。何の抵抗も引っ掛かりもなく読み分けていた。不思議。
私が思うに、Macの歴史の中で、2015年に発売されたMacBookは現時点でMac史の頂点のひとつにあると思う。
軽く薄くて美しくしかも高性能。そしてApple製品として初めてUSB-Cを採用した。これは、かつてフロッピーやCD-ROMを廃した決断に匹敵する。
USB-C搭載MacBookは2015年から2019年、わずか4年間の発売だった。が、以降5年たっても史上最軽量の座を譲っていない。これ以下の最軽量Macが発売されるまで、その存在は輝き続ける。私の手元にあるのは2017年型。非力のためにZOOM会議などには使えないが、原稿書きや音楽プレーヤーとしては充分現役。
ヤフーオークションで仏教書を落札した。落札価格540円。え?この本の適正価格は8000円くらいと思う。久々の破格落札。こういうこともある。
同日、私は別の仏教書にも入札していた。私の相場感では6000円が適正と考えて入札した。それが高値で更新された。競った。見逃せば次はまずないので。結果私が競り勝ったが、落札価格12000円。私の相場感の倍。金額では6000円増。しかし内容的にはその価値は十二分にある。しかもついさっき7000円以上得したばかりなのでトータルではプラス。いい買い物をした。
先日聞いて、ちょっと驚いた話。
龍谷大学の仏教学科と真宗学科への志願者が年々減っている。学部は維持が危機的。大学院に至っては維持されているのが不思議なレベル。僧侶養成専門学校の中央仏教学院も定員割れが続く。仏教を専門に学ぶ寺院後継者が激減している。
原因は、若者に仏教や学問への意欲がないからではなく、寺院に余裕がないから。
龍大の仏教学科や中央仏教学院は寺院の後継者が学ぶ場だった。しかし今は多くの寺に経済的な体力がない。ので、兼職が前提。ならば、就職に有利な大学学部を選ぶことになる。それで仏教学部が選択肢から外れる。志願者が減ることで、レベルも下がる。それもまた志願者が減る原因。負のスパイラルに入ってしまった。もちろん少子化も無視できない。
どうすればいいのか。現実的にはスリム化は避けられないだろう。
棚の奥からカニ缶発見。大切にしまい込んだ末に存在を忘れられてしまっていた。
賞味期限は2011年8月30日。なかなかに年代物。
外見はわずかに錆がある程度。膨らみはまったくない。
開けた。見た目も匂いもまったく問題なし。
レトルトのカレーに入れて食した。カレーに入れたのでカニの風味はほぼ感じられなかったのはカニ缶には失礼だったが、完食したので許してほしい。
昼、延立寺へ35名の団体さんお参り。仏教伝道協会の各講座を受講されている方々。
折よく好天。境内の花も山桜は葉桜になったが、ソメイヨシノも持ってくれたし八重桜やツツジが咲き出した。良い時期におみえいただいた。
本堂で私が法話。その後に客間と境内で昼食をとられた。そこそこお楽しみいただけたような。安堵。
SDGs落語を生で聴いた。立川がじら師による。
ネットで検索すると、SDGs落語をかけている落語家さんはけっこういる。
ご本人が言っているように、それほど笑える噺ではない。これはがじら師の技量とは関係ない。ちょっとだけ気の毒なような。
それでも、語り口は心地良い。良い時間を過ごした。
先日のお通夜のお斎で、隣に座った元警察官の方、あの、やまゆり園事件で被害者のご遺体の確認をご遺族にしてもらう係を務めていた。死亡者19人。大変な仕事。
翌日の葬式のお斎で、隣に座った方は2019年の東池袋暴走死傷事故に遭遇している。事故現場のビルの上階にいて、外で大きな音がしたので窓から下をのぞくと、暴走して止まっている車の脇で人が倒れていたのを目撃したと。
重大事件に立ち会った人々が同席しての葬式。
今朝、TOKYO FMの番組『みのらじ』は細野晴臣特集。実に気持ち良く目覚めることができた。
『みのらじ』は今年1月からの放送開始。そのためにTOKYO FMでの放送が終了したのが『ラジオ版学問ノススメ』。この番組が私は本当に好きだったので、新番組『みのらじ』に冷ややかだったことは否めない。しかしまもなく私の評価がひっくり返った。いまや全てのラジオ番組の中で私の好きな5本のうちに入る。
パーソナリティーみのの語りは教養たっぷり。教養とは、歴史の蓄積への敬意に他ならない。それが溢れているのがみのの新刊『にほんのうた』。いやしかし、みのはまだ33歳。とんでもない才能。
朝、NHK『あさイチ』の「特選!エンタ」のゲストが、女王蜂。10年ぶり2回目の出演とか。前回を私は観ていない。不覚にも本日まで女王蜂の存在自体を知らなかった。アニメ作品のオープニングテーマやエンディングテーマなどを多く提供している模様。ニューヨーク公演の様子も紹介されていた。
ものすごい存在感。「鉄壁」は名曲。知ってよかった。
私は「特選!エンタ」で知ったミュージシャンは少なくない。近いところで思いつくのはT字路。角野隼斗。シットキングス。新しい学校のリーダーズ。私にとって信頼できる貴重な情報源。
地元の郵便局前を通りかかったら、郵便局の駐車場に変な具合にタクシーが止まっている。後部客席に座っている客らしき男が運転手に対して何かゴネている。何だろうと横目で見ていたら、次第に興奮してきた男が車を降りて運転席に向かい、恫喝的に叫び出した。「客をなめてんのか!」と。あーあ、警察呼びますよー、と声を掛けたが全然気にする様子がない。110番にかけた。郵便局前で客が運転手に暴言を吐いていますと。男はやっとこちらに向き、「なんだ?正義漢ぶってんのか?」と。足下が危うい。酔っぱらいか。男は急に覚めたよう。郵便局員が出てきたので、警察が来る前にその場を離れた。警察を呼ぶまでもなかったような感じだが、でもさっきの様子は危険だったよなあ。
天気予報では東京は警報的大雨。しかし雨が強かったのは30分間くらい。このところ予報は大げさ傾向がある。まあ、注意は大げさなくらいでいい。
久しぶりに会議にリアル出席。だが私以外は全員リモート。ディスプレイ越しの会議。ここに来た意味はほぼない。
先週から始まった『虎に翼』が面白い。伊藤沙莉はちょっと表情が豊かすぎる気もしないではない。でもそれはそれで面白い。私が今のところ感心しているのは、街の風景。普通のテレビドラマでは、通行人は風景でしかない。ストーリーの邪魔にもなるので、通行人が印象に残ることはない。しかしこのドラマ、街を歩く人たちがそれぞれの人生を歩んでいることを示す演出をしている。いやもしかしたら何かの伏線かもしれないが、回収されなくて全然OK。
夜、布団に入ってから、先日にもらったメールの返信をしていないことを思い出し、Macの前に戻った。メーラーを開くと、すでに返信していた。ちゃんとした内容と文章で。返信した時間に私は酔っていた。
もちろん、無意識のうちにそれらをしたわけではない。酒により記憶回路が麻痺していただけ。
飲んで記憶をなくすことがまだたまにある。覚えていない時間に自分が無茶なことや変な発言をしていたなどの大過はこれまでなかった。が、何か約束をしていなかったかの不安は残る。飲んだ時は約束もメールの返信もしないようにしたいのだが、深酒を慎むしか予防法はないか。
ソーラーライトを道路沿いの延立寺看板に設置した。夜、延立寺の文字が照らされている。満足。
設置に使ったのは、うちで遊んでいた鉄材。使い道をまるで想定できず、次の不燃物回収の日に出すつもりだった。それが、ライト設置に大活躍。このために用意したかのよう。大満足。
あるものを生かして済ます70点満足体質が発揮。
しかしこの成功体験がくせもので、不要物をいつか使うかもと捨てられなくなる。将来自分がゴミ屋敷住人になる可能性はとても高い。
私は万事70点主義。
いや、主義ではない。狙っているわけではないので。70点で満足体質。
外食する時も、味や雰囲気は最上でなくていい。そこそこで満足。60点では不満。そこそこは求めたい。
今日、本堂に棚をつくった。材料は物置にあった端材。新たに買ったものはひとつもない。遊んでいたものを生かせた喜びは大きい。
仕上げはしない。見た目はあまり良くない。でも実用には充分。実は私、仕上げる前に飽きてしまう。及第ぎりぎりの60点ではやはり不満だが、80点はいらない。まして100点など。
愛車ヴィッツを車検に出した。ら、工場から問い合わせがあった。車検証が車にないと。前回の車検も同じ工場に頼んでいるし、車検シールも貼っている。車検を通したのは間違いない。
車から車検証を出した記憶は一切ない。車検証を必要とした機会は全く心当たりがない。
再発行を依頼した。手数料は5千円。その上で今回の車検を通した。なぜ紛失したのか。可能性をひとつも思いつかない。
八王子市仏教会の花まつり。
天気は小雨。おねりをどうするか、迷ったがこの程度の雨ならと傘を差して決行。
判断は正解。
法螺貝を先頭に八王子消防記念会による木遣りが続き、僧侶の後には八王子芸者衆。全国で花まつりは数多いが木遣りと芸者衆が加わるのは八王子が随一だろう。
お練りの終着点・桑都テラスでは法要に加えて八王子芸者による奉納舞。そして林家木久蔵師匠による落語。これだけ内容が濃い花まつりは他にない。
アミダステーションにてインタビューを受けた。
テーマは浄土真宗。対象は、これから葬儀業界に関わる方。
葬儀業に入り仏教の作法に触れる中では「浄土真宗は別」とされることが多いが、その理由まではあまり教えられずに「そういうことになっている」とすませられがちだそう。でも、理由が分かった方が覚えやすいもの。ということで、浄土真宗の考え方について話した。
私は聞かれたことに応えるのは嫌いじゃない。原稿にしても、テーマを与えられた方が書きやすい。相手が何を知りたいのかの感度が鈍くなってしまったので。
インタビュー後、近くの店に流れる。良い店発見。
新年度。本日から、銀行の個人口座の紙通帳をやめた。けっこう寂しい気持ちはある。それに、私が急な事故にあったときなど、通帳はなくても口座はあることを何かに残しておかなければ。しかし振込手数料が月数回無料になるなどのサービスに転んでしまった。
昨日の法話では私の高校時代の恩師の話をした。法話後、聴聞された方が控室にお見えになり「先ほどご紹介された先生と私は仕事をご一緒していました」と。お話を伺うとまさに。なんとなんと。ご縁ってすごい。「人は死して終りではない」という先の私の話がすぐに証明されてしまった。