« AI遺影 | Main | 駐車するのは北鎌倉は避けよう »

社会画

鎌倉へ車で向かった。
好天で道もスムーズ。しかし高速を下りたところからずっと渋滞。まあ許せる範囲。
目的は鏑木清方記念美術館。特別展「清方と二人の弟子」を観に。二人の弟子のうちのひとり、西田青坡は坊守の母方の祖父。存命の時の記憶もあるという。その遺骨は今延立寺にあるので、今回の企画を機に学芸員の方がお参りにみえた。
本日はその学芸員さんがガイドをしてくださった。
鏑木清方はその時代の風俗をそのまま記録する「社会画」を提唱していた。今の目からは何でもなく見える生活をそのまま絵にすることが、写真より時代を伝えるとの考えは、炯眼。絵にしか残っていない風俗がある。
西田青坡の作品では「子守」「明治の遊び」が興味深い。後者の中で子どもが遊んでいる粘土遊びのような一式はほとんど記録が残っていないとか。

|

« AI遺影 | Main | 駐車するのは北鎌倉は避けよう »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« AI遺影 | Main | 駐車するのは北鎌倉は避けよう »