報恩講
延立寺報恩講。
曇。寒い、という声がそこかしこ。法要と法話の間の時間に、客間から上衣を持ってきてひざ掛けにする方も。すみません、本日は暖房の用意はできませんでした。というか、今まで報恩講の時に暖房を出した例はありません。でも今日がこんなに寒く感じるのはなぜ。本堂は満堂なのに。
法話の前には30年にわたってお斎用に大根を提供して下さる馬渕さんに感謝状を贈呈。ちらりと「もう今年限りかなあ」ともらしていたこともあって。しかし感謝状を喜んでくださり、まだまだ大根作りを続けます、と宣言。またお世話になります。
法話の御講師は自殺対策に取り組む僧侶の会の代表、藤澤克己師。お話もその活動を中心にしていただく。お話の途中で涙が止まらない方が複数。
お斎の後は「愛でる〜語りと音のぱふぉーまんす」。
北原久仁香さんの語り、小池純一郎さんの津軽三味線、山田雅生さんの箏。演目は「浪兵衛」「花さき山」「ベロ出しチョンマ」。その間に山田さんの演奏。特に最後の「ベロ出しチョンマ」は演じるにあたって話の元となった義民佐倉宗吾の里、成田まで取材に行く熱の入れよう。
今日もまた泣いちゃいました。
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