2023年12月31日
大晦日。暖かい暮れ。
夜、ネット配信でRIZINを観る。堀口快勝は嬉しい。朝倉海や上田や平本の快勝も嬉しい。いい大会だった。
RIZINの後に紅白を観た。YOASOBIすごい。これぞ紅白。
大晦日。暖かい暮れ。
夜、ネット配信でRIZINを観る。堀口快勝は嬉しい。朝倉海や上田や平本の快勝も嬉しい。いい大会だった。
RIZINの後に紅白を観た。YOASOBIすごい。これぞ紅白。
京王八王子駅ビル、K-8が来年3月末で閉館すると発表された。正直、ここのところ閉館を予感させるものはあった。
ここにはくまざわ書店やダイソーやサイゼリアやマクドナルドなど、近所にもあるチェーン店が多かったのが魅力を減じていた感はある。しかしタワーレコードが無くなるのは寂しい。と言いながら、私もここでしばらく買い物をしていない。私に寂しがる資格はない。
夜、レコード大賞を観た。大賞はMrs. GREEN APPLEの「ケセラセラ」。順当。というか、YOASOBIの「アイドル」を大賞候補から外したのは、「ケセラセラ」を大賞にするためだろう。それだけ力のある楽曲。タワーレコードでCDを買おうかな。
imaseもよかった。若い才能を観るのは楽しい。
電気配線用の平行ビニールコードの黒色をAmazonで注文した。それが、メーカー欠品により、入荷日出荷日ともに不明との連絡が来た。年末だしな。注文はキャンセルした。
家電量販店の実店舗に行った。しかし目指す黒色平行ビニールコードが店頭にない。白やグレーや赤黒2色の平行コードはあるのに。
もう1軒、ホームセンターに行った。ここでも事情は同じ。
どういうことだ。黒色の平行ビニールコードが手に入らない。何かの理由で誰かに買い占められたのか。
まあ、品切は一時的なことだろうし急ぎでもないので年明けを待つことにする。
ご門徒宛と寺院宛年賀状をやっと発送。友人宛は明日発送する。
夜、アーユスの仕事納め&事務所での忘年会。
私はエチオピアのカレーをテイクアウトで持参した。もちろん喜ばれることを期待して。忘年会開始時にはカレーは当然冷めている。それでも美味しいだろうと思って出したが反応はよくない。おかしいなと自分も食した。びっくりするくらい美味しくない。味が違う。店でとは全然別物。スパイスが眠っている。温めたらよかったのだろうが、面倒なのでそのまま出したのが敗因。後から考えればとても勿体なかった。カレーに熱は不可欠なのだ。
Netflixでアメリカのスタンダップコメディ「トレバー・ノアのお願いだから」を観た。
「どこまで話したっけ?」は全編差別ネタだったのでそういう人かと思っていた。「お願いだから」にも人種・国柄ネタはあるが、メインはコロナ。そして政治。会場がトロントということもある。ノアは会場によってネタを変える。当然だが。
話はきわめてまとも。スタンダップコメディアンの役どころは、世の常識を担保することかと思う。
夜、井上尚弥の試合をテレビでライブ観戦。井上の試合は私がライブで観られる極少ないスポーツ番組。私は緊張が苦手。ハラハラするのが嫌い。WBCの時も、私は最終回が始まったときにスイッチを切ってしまった。
井上は、まあてこずったものの快勝。しかしダウンさせたパンチを見逃した。と思ったが、リプレイで見たらガードの上からのパンチ。あれで倒れたとは思わなかった。それは井上自身も意外だったみたい。
午前、八王子で新たに真宗大谷派寺院を開く予定の方がご挨拶にみえた。
いろいろとご苦労をされている。応援したい。と言ってもフレーフレーと声掛けしかできないが。
延立寺法話会。ご講師は松戸市高林寺ご住職・菅原智之師。名調子。
街を歩く。「クリスマスイブの風景」はいまだに「路上でのホールケーキ販売」が思い浮かぶが、現実には全くなくなった。
洋菓子店の前にはどこも行列ができているが、ほとんどは予約品の受取り。フードロス批判、特に売れ残りの恵方巻き廃棄への批判から、季節食品は予約販売が主となったと記憶する。いいことではある。
Netflixでアメリカのスタンダップコメディ「トレバー・ノアのどこまで話したっけ?」を観た。
格式のありそうな大劇場に立つノア1人。演出はほとんどなし。舞台上で歩くノアをスポットが追うだけ。使うのはマイク1本。そしてたまにマイクスタンド1本。客は満席。
ノアは南アフリカ出身。彼のネタが人種や国柄ネタが多く観客がそれを支持しているのは彼の出身が大きいはず。
今日の観客はアメリカ人の白人が主。ノアのネタは白人をイジリ倒す。それに金を払い、大笑いするのは、何かを浄化させたい気持ちがあるのだろうか。
1時間ほどのしゃべりの中、私がかなり気に入ったネタ、「白人が好きなもの」第2位は白人、では1位は?
棚にしばらく眠っていたTHEイナズマ戦隊の曲を久々に聴いた。びっくりするくらいいい。涙が出てきた。
THEイナズマ戦隊をよく聴いていたのは15年くらい前か。ライブにも行っていた。
聴かなくなった理由は全然分からない。なぜかiPhoneからも外していた。
私の音楽視聴歴を振り返って、ぶっちぎりのバカバンド。もちろん最大級の褒め言葉。
今も現役で活動していた。嬉しい。東京では2月に渋谷La.mamsで予定されている。行くつもり。
夜、八王子市仏教会常務理事会の作業会と会議。
会議の議題は規約改定。これは私の代の成果の一つにしてもらってもいいか。
会議後、知り合いの店へ。ここは珍しいビールを飲ませてくれる。客同士の会話も楽しい。今日の話題は『ゴジラ-1.0』。
「今年観た映画で一番良かったのは?」と問われたが、今年何を観たか、その場では思い出せない。
Macにある控えで、今年観た映画を確認した。
1番は『サンクチュアリ』、2番に『怪物』としておく。
「今年発表された作品」という縛りがなくて「今年観た映画で」であれば、今年に観た作品の1番は『大豆田とわ子と三人の元夫』にする。映画ではなくてテレビドラマだが。
本であれば、即答。『おやじはニーチェ』(新潮社)。名著。
イッセー尾形の東京公演が今月頭にあったことを今日知った。自分のスケジュール表を見ると、公演日はいずれも用事が入っており、事前に知っていても行けなかった。が、しかし、情報が入らなくなった。
この時代、情報は黙っていても向こうから入ってくるようについ思ってしまう。それははっきり錯覚。今の時代の方が、本当に欲しい情報は意識して自分から取りにいかないと手に入らない。
夜、20代から60代、幅広い年齢の朋友と飲む。
僧侶、葬儀関係業者、仏教愛好者。皆それぞれの形と場所とやり方で仏教を生き、仏教を広めている。
5〜60代の者はリアルな集いがメインの活動場所。2〜30代はみなネット上で活躍している。
中でも20代のイケメン曹洞宗僧侶、TikTokを毎日上げている。1本1分。その番組を見てみた。なるほど。一見軽いがこれを毎日続けているのには敬服しかない。
そんないろいろな仏教関連話を楽しく聞いていたら、飲み過ぎた。途中からまったく記憶がない。あー、もったいない。
住職を引いてから決めたこと。本の義務的な購入はもうやめる。愛せない本は処分していく。
私の本棚には空気が澱んでいる一角がある。
あまり興味がないが「僧侶として読んでおいた方がいいんじゃないか」と思って義務的に買ってしまった本たち。
まず「死後の世界」がテーマの本。浄土系仏教者としては、他宗派他宗教の死後観も知っておいた方がいいかとけっこう集めたが、正直言ってつまらない本がほとんど。
また、「仏教界への批判本/寺院の実態暴露本」ももう処分する。他寺の実態や世間の見方も知っておくのは僧侶の義務と買ってきたが、振り返って自分に何の役にも立っていない。
夜、八王子市仏教会常務理事会。
会議に先立って発送作業。会員寺院へねはん会のチラシとポスターを届ける。封をして重さを量ると270g。送料は390円。・・・え?レターパックライトの方が安い。そして早い。確実。何か、価格設定がおかしくないか。
今回は封をしてしまったのでこのまま発送するが、次回はレターパックライトを用意しよう。
午後、講義をリモート聴講。
テーマは「ロシアの仏教」。
私はなぜかロシアの仏教事情を全然知らなかった。
ロシア連邦には仏教徒が多数を占める国が3つある。ブリヤート共和国、トゥヴァ共和国、カルムイク共和国。いずれもチベット仏教が渡ったもの。カルムイクはヨーロッパ唯一の仏教国。
いずれもソビエト時代に弾圧されていたがソ連崩壊のあとに復活したという。
午後、東京同宗連会議。
会議会場へ行く途中、見慣れない街風景の出現に驚いた。麻布台ヒルズ。
「麻布台」という地名から、もっと麻布十番寄りのような想像をしていた。ここならば「芝公園ヒルズ」の方がしっくりくる。
新しい森タワーは高さ325m。東京タワーとほぼ同じだが、東京タワーの方がずっと高く思えるのはなぜ。
会議後、忘年会に流れた。
このあたりの店はどこも値段が高いのに加え、忘年会シーズンで席がとれない。貴重な安価の店で、開始を17時からとした。19時までには退店する条件で。
心許せる愛すべき面々。出会えたことに感謝する。
午後、延立寺通信発送。
継職を機に紙面内容を大幅にリニューアルするつもりだったが力及ばず、レイアウトも内容もほぼ以前のものを踏襲した。
寺報だけでなく、他もあまり変わっていない。
いつの間にか変わっていたね、というペースでいきます。
午後、東京法務局八王子支局へ。
代表役員の変更届。
決まりでは変更をしてから2週間以内に手続をすることになっている。違反すると罰金が10万円とも。
宗派で変更が認められたのは11月2日。1カ月と10日過ぎてしまった。
ちょっとだけ心配していたが、特に問題なく数分で受理してくれた。
夜、延立寺継職法要に雅楽で華をそえてくれた方々の慰労会。実に楽しい時間を過ごした。いい朋に恵まれたもの。
代表役員変更を法務局に届けるため、新住職の印鑑証明をコンビニで取ろうとした。が、できない。どうもそもそも印鑑登録をしていなかったらしい。新住職とともに市役所へ行き、印鑑登録。その場で印鑑証明を取った。
午後、寺にてリモート会議に出席。
中学校時代の同級生と飲み会。このメンバーとは卒業以来ずーっと途切れず年に1、2回飲んでいる。前回は早めの忘年会として10月に集まったが、私が都合により不参加だったため、今シーズン2回目の忘年会を開いてくれた。
話題は親の介護。そういう歳。
『オットーという男』をAmazon primeで観た。
トム・ハンクス主演作品にはずれなし。というか、どんな作品も上質にしてしまうのがトム・ハンクス。『オットーという男』ももしトム・ハンクスが出ていなかったら凡庸な作品だったろう。
午後、築地本願寺の成道会布教大会。
延立寺でリモート聴聞。
夜、大学の同期と飲む。
私は大学時代からの付き合いがほとんどない。
本日飲んだのはその数少ない一人。部活の同期。
私は大学の4年間を日本拳法部で過ごした。
私は卒業してから足を洗ったが、今日飲んだ奴は60歳を過ぎてから競技に復活して道場に通い、自分の息子より年下の道場生たちと殴りあいをしている。いやもう、考えられない。
今日同席したのはもう一人。私とは初対面。いや、過去に顔は合わせているのだが、言葉を交わしたのは初めて。他大学の拳法部の同期。
話題は当然現役時代の笑い話。なんだか不思議な一夜。
某老舗本屋に寄った。
本をレジに出し、会員アプリを提示して図書カードを出したが、ポイントを使うか否かを確認しない間に精算されてしまった。
「あ、ポイント使って」とつい言ったら、
「あ、使うんでしたか」と店員。
それに「もちろん」と応えてしまった。もう精算は済んでいるのに。
上司らしき人が出てきて、「図書カードには戻せませんので、ポイント分を現金でお返しします」と。
で、130円を戻してもらったのだが、クレーマーと思われたか。
すみませんねー、と低姿勢でレジを後にした。この時に買った本が『60歳からのリアル 2000万円もっていないオレたちはどう生きるか』私、小銭にも困っているクレーマー高年齢男と同情されていたかもしれない。
「FNS歌謡祭」をところどころテレビで観た。
私はこの番組が好きだった。いや決して過去形ではないのだが、コロナ以前は新高輪ホテルの飛天の間で両端に2つのステージを作って交互にライブをし、ステージの間には出番を待ったり終えているミュージシャンたちが観客として席に着いていた。皆が楽しんでいる演出が実に良かった。あれ、復活しないかな。今は普通の音楽番組になってしまった。
東京都仏教連合会主催の成道会。準備で朝から有楽町マリオンへ。
数寄屋橋のチャンスセンター前を歩いたら、長い行列が出来ている。暮れにはいつものことだが、今日はまだ月初。しかも午前9時。早すぎないか。と思ったら今日は一粒万倍日。その影響があるのか。
しかし一粒万倍日って何だ。いったいどこから探してきたんだ。それがなぜそこそこ定着しているんだ。まあいいよ。ここに並んでいるすべての人に幸あれ。
寺ネット・サンガ例会。法話を私が勤めた。
テーマは「仏教行く年来る年」。今年亡くなった有名人を思い出しながら、仏教を語った。
仏教、あるいは念仏・南无阿弥陀仏とは。
私が現実・事実・真実を受け止め担うことへ導く「媒介」が仏教であり念仏だというのが今の私の理解。
「媒介」は「道具」とか「手段」を超えている。たとえるなら私たちが生きるのに不可欠の「肉体」と同等。と言うのも言葉足らずだな。
本日午前、八王子市内の広い範囲が自転車ロードレース会場。延立寺の前の道もまさにコースとなって、レース中はもちろんその前から通行止めになる。
早朝、通行止めになる前に車をコース外に移動しておいた。
その中で、市内で葬式。式場はコースに接してはいないがすぐ近く。接していないので車で行けると向かったが、コースのあたりはけっこう広く交通規制をかけており、式場まで車でたどりつけない。
後から考えれば、規制している先で葬式があると言えば通してもらえたとは思う。しかしその時の私には折衝する余裕がなかった。
途中にあったご門徒宅に車を置かせてもらって、歩いて式場に向かう選択をした。まあ正解。
交通規制は前から告知はしてあったが、正直ちょっと舐めていた。
葬式の後、多摩のお寺の法話会へ出講。
お寺の世話人さんたちとの忘年会にお誘いいただき、ご馳走になった。
今シーズンの忘年会第1回目。
午後、延立寺にてブックカフェ。
参加者はお一人。まったりとした時間。
夕方、アーユス専門委員の集い。
専門委員の今野さんから、イスラエル・パレスチナ状況についてレクチャーをいただいたのち、先日に開いた宗教者による祈りの時間で起こったトラブルについての報告と検討。
山田太一氏が亡くなった。89歳。巨星墜つ。
山田太一氏には私は多大な影響を受けた。直接会っていない人の中では別格に強烈に。
作品としては『男たちの旅路』の「車輪の一歩」の「迷惑をかけろ」というメッセージ。
それ以上に、『月刊寺門興隆』の2003年7月号に掲載された、住職への直言エッセイが私には刺さった。
山田氏はそのエッセイの中で、今まで聴いたほとんどの法話が自分には何も響かなかった、とし、唯一印象に残っている法話は、認知症の住職が自らの老いを晒してくれた法話だとした。
私はこのエッセイに心底共感した。その上で、山田氏の心に響く法話をいつかしたいというのが目標になった。
山田氏とは1回もお目にかかることはなく、山田氏に響く法話を今出来ているという自信はない。が、氏に育てられたという自覚は深い。
もう12月・・・。
午後、築地本願寺にて自死者追悼法要。
コロナ前は200人以上のご遺族の参列を得ていた。
コロナ中はリモートのみでのお勤めだったり、参列者を絞ってお勤めをしてきたが、今回は制限なし。申込は150近くになった。
とても静かな時間。法要の大切さを再認識させられる時間。
法要後に式場を出ると、築地本願寺境内ではプロジェクションマッピングの準備をしていた。
明日ここで女性グループのライブがあるらしい。