言わないと分からない
オーディオアンプの修理を依頼した店、音のエジソンからメールが入った。
「アンプではなく陶器が届きました」
え?あっ!同時に郵便局に持ち込んだ2つの品の送付ラベルを貼り違えたんだ。
貼ったのは郵便局職員さん。
持ち込んだのは大型重量箱と小型軽量箱。
2枚の送付ラベルには内容物としてそれぞれ「オーディオアンプ」「陶器」と書き、箱と一緒に職員さんに渡した。確かに私は、中身の指示をしなかった。大小の箱があり、「オーディオアンプ」と「陶器」なら、どちらがそうか言わなくても分かるだろうと思いこんでいた。
今から考えると、職員さんが間違えていることを伺わせる質問が2つあった。「アンプにはリチウムイオン電池か磁気を発するものは入っていますか?」たぶん、小型軽量デジタルアンプと思われたか。「陶器というのはガラスですか?」いえ、焼物です、と答えたが、焼物にしては重いなと思ったのだろう。
オーディオアンプは大きくて重いのが常識だったのだが、それは今は通用しないか。
間違えて届けた2店にそれぞれ連絡し、それぞれの店へ転送してもらうように頼んだ。
こちらの常識は相手の常識ではない。宅配荷物へのラベルは自分で貼ろう。
誤配を郵便局に伝えたら、私が荷を出している時の様子を防犯ビデオで確認したそう。それぞれの箱の上にラベルを載せて出していたと。つまり間違えさせたのは私。でも、返金処理をしてくれた。
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